10月14日、「NRI ITフォーキャスト・セミナー1999 Fall」開催される 10月14日、国際フォーラムにて野村総合研究所主催による「NRI ITフォーキャスト・セミナー1999 Fall」が開催されました。 まず、常務取締役情報技術本部長 藤沼彰久氏から、「今回のセミナーは3回目である。この激動の時代にキーとなるITを見つけて行動することが大切である。米国ではBtoB、CtoBビジネスが盛んであり、インターネット関連株がいかにシェアをとっていくことが大切である。『よい赤字』、『悪い黒字』といわれるが、『よい赤字』は株式市場からよい評価を得ている。本日のセミナーによって日本のECがこれから2000年、2001年に向けてどうなるかを見ていただき、その助けになればと思う」とのご挨拶がありました。 セミナーは同社情報技術本部情報技術調査室のアナリストにより「ECの日本的展開に向けて」、「モバイルコマース:新たなEC空間の誕生」、「次世代のEC展開を支える情報技術」、「EC時代のマーケティング・メディア」、「ECを支えるシステム」、「インターネットエコノミーと企業戦略」と6つのセッションに渡って行われました。講演はECについて、ビジネスモデル戦術論、インフラと環境、技術要素、マーケティング、システム構成、ビジネスモデル戦略論とアンケートデータを基にECとその日本的課題の関係に焦点をあて、日本企業が阻害要因をのりこえて、どう事業のEC化を進めていくかについてNRIならではの明快なる見解と情報の提供がありました。 今回のセミナーには約500名の参加者があり、Windowsコンソーシアム会員には、会員特別価格が提供され9月のWindowsキットでご案内しております。「ITフォーキャスト・セミナー」は、年2回の開催で、来年度のテーマに期待されます。 |