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<プレス・コンファレンス>

● ロータス(1999.8.4)

「ロータス Sametime R1.5」

 ロータスが現在開発中の「ロータス Sametime R1.5」の新機能・特長についてデモを交えたプレスブリーフィングが藤村厚夫マーケティング本部長、飯田恵美子マーケティング本部製品統括部課長により行われました。


「ロータス Sametime」は、インターネットやネットワークを通じて、複数のユーザーがリアルタイムに対話や共同作業を行うためのリアルタイムコラボレーションソフトであり、Sametime R1.0は、98年12月に発表され、99年1月より出荷され、現在約50企業において試行的に使われている。バージョンアップ版のSametime R1.5の正式発表は近日中(9月上旬と思われる)、価格は未定とのことである。ちなみに、Sametime R1.0はサーバーソフト89万円〜、コネクトクライアント2900円〜である。
ノーツ/ドミノの中核をなす製品がバージョンアップしたことになり、将来的にはSametimeはノーツ/ドミノに統合される予定であるが、それまではアプリケーションとして提供されるとのことです。

ロータスSametime R1.5の特長は、@ノーツ/ドミノを利用したコラボレーションインフラに「リアルタイム」、「コミュニティ」な機能を付加すること、A新しいリアルタイムコラボレーション製品群の提供、B今までになかった協業スタイルを実現、Cオープンで匿名の高いチャットを、ビジネスに耐えうるセキュアなサービスへ押し上げる、があげられる。また、新機能のコンセプトは、@サーバー機能の充実(ドミノサーバーへのインストール、サーバー管理機能の充実)、A使い勝手の向上(会議のURL発行により、ユーザーの容易な参加を促す。さまざまな局面でさまざまなユーザーと対話できる)、BAPI提供によるノーツアプリケーション拡張(リアルタイムなアプリケーションを構築し、進化したコラボレーションの提供)である。
Sametime R1.5を活かした代用的な使い方として、「Sametime+メール」では、送信者に埋め込み必要に応じてチャットを開始。「Sametime+ディスカッション」では、データベース、文書単位でオンラインユーザーを表示。会議を登録しなくてもその場でアプリケーション共有が開始できる。「ノーツ+在席確認」では、ユーザーの在席状況を一目で確認。会話の暗号化が可能。Sametimeコネクトからアプリケーション共有開始。AOLインスタントメッセンジャーのユーザーとの会話をサポート。メッセージにURLを送信可能。その他に「オンライン会議」、「社内ヘルプデスク」、「設計図面共有」、「社内電話番号帳&行動予定」などがある。



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