WinViewインフォメーション


ニュースリリース
●アドビ システムズ(1999.3.2)  <抜粋>

Adobe PhotoshopR およびAdobeR PhotoDeluxeR
のIntelR PentiumR IIIへの対応を発表


 アドビシステムズ株式会社 (本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ジェシー ヤング)は、本日、同社の主力デジタルイメージングソフトウェア製品Adobe Photoshop (アドビ フォトショップ)5.0日本語版、Adobe PhotoDeluxe(アドビ フォトデラックス)forファミリー3.0日本語版、Adobe PhotoDeluxe forビジネス日本語版が、インテル社の次世代プロセッサ、Intel Pentium IIIプロセッサに対応することを発表しました。インターネットやグラフィックスを主体とする強力なアプリケーションに必要とされる、高速パフォーマンスを実現するため、業界をリードする同社のデジタルイメージングソフトウェア製品は、今回発表される、インテル社のIntel Pentium IIIプロセッサの登場により、より一層パワフルなものになります。
 アドビシステムズ社は今回いちはやく、Adobe Photoshop 5.0日本語版Adobe PhotoDeluxe forファミリー3.0日本語版、Adobe PhotoDeluxe forビジネス日本語版において、Intel Pentium IIIプロセッサのもつ力を最大限に活用できるよう、最適化を行いました。

Adobe Photoshop 5.0日本語版のIntel Pentium IIIへの最適化について
アドビシステムズ社は、インテル社が開発した、Intel Pentium IIIプロセッサの利点をフルに活用するため、Adobe Photoshop 5.0日本語版用プラグインを開発しました。このプラグインは、Intel Pentium IIIプロセッサ上で、アプリケーション全体の性能を向上させ、特に以下に挙げるような機能、操作を高速化します。同プラグインは、有償にて希望ユーザに提供される予定です。提供時期は3月下旬を予定しています。
− ペイントや合成中の描画モードの反応速度向上
ペイントや合成中の描画モードの反応速度が向上することにより、サイズの大きい画像 へのブラシの適用をより軽快に行なうことができます。
− カラーモード変換の高速化
カラーモード変換時の速度が向上します。
− フィルタ処理の高速化
変形用のフィルタなどの処理速度がより高速になるため、サイズの大きい画像を編集する際に作業効率が向上します。
− 照明効果の高速化
照明効果のプラグインが強化され、3Dの照明効果のレンダリングがより高速になります。

Adobe Photoshopは、従来マルチプロセッサに対応しているため、Intel Pentium IIIのマルチプロセッサシステム上でさらに高速なイメージング処理が実現します。
Adobe PhotoDeluxe forファミリー3.0日本語版およびAdobe PhotoDeluxe forビジネス日本語版の対応について
アドビ システムズ社のコンシューマ向けデジタルイメージングソフト、Adobe PhotoDeluxe forファミリー3.0日本語版およびAdobe PhotoDeluxe forビジネス日本語版は、Intel Pentium IIIプロセッサに最適化され、また以下のような新機能が追加されることにより、Intel Pentium IIIの処理能力を最大限に活かすことが可能になる予定です。
Adobe PhotoDeluxeに今回新たに組み込まれるプラグインコンポーネントは、Intel Pentium IIIプロセッサ上で、アプリケーション全体の性能を向上させ、特に以下に挙げるような機能、操作を高速化します。
− Adobe PhotoDeluxe両製品の、”つまむ”、”球面”、”回転”、”風”といった特殊効果 フィルターの処理速度が向上します。
− 今回Adobe PhotoDeluxeに新しく照明効果プラグインが追加されました。特に初心者にもわかりやすいようにビジュアルガイドに沿っていけば、複数の照明スタイルから、スポットライトやフラッシュライトなどを選択して画像に適用し、イメージ上での照明効果の明るさ、サイズ、カラーを変更することができます。

◆お問い合わせ先
アドビシステムズ 株式会社
Tel.03-5423-1860

●インプライズ(1999.2.18)  <抜粋>

アプリケーションパッケージの組み込みエンジンとして最適な信頼性とパフォーマンスに優れた管理者不要のWindows版リレーショナル・データベース管理システム InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT

 インプライズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大木 博)では、アプリケーションパッケージの組み込みデータベースエンジンとして信頼性とパフォーマンスに優れた管理者不要のリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)「InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT」(標準小売価格49,800円、1サーバー、1クライアント/4セッション)の出荷を、平成11年2月19日より開始することを発表しました。製品の販売は、弊社ビジネスパートナー「Inprise Value Added Partner(VAP)」より行います。
 「InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT」は、営業所や支店など専任のデータベース管理者がいないオフィス環境で利用する業務のデータベースサーバーとして最適な、初期データべースサイズ設定の不要、クエリオプティマイザ、オンラインバックアップ機能など優れたセルフチューニング機能を提供し、旧バージョン「InterBase 5.0 for Windows 95 and Windows NT」と比較して、メモリ効率、パフォーマンス、信頼性、安定性が向上しました。また、システム環境や開発環境に合わせて柔軟に接続形態を選択できるように、InterBaseの最新機能がすべて利用できパフォーマンスに優れた新しいODBCドライバと、最大30倍のパフォーマンス向上を実現したJDBCドライバを搭載しました。さらに、Windowsクライアントとデータベースの共通化など、InterBase 5 for Linuxとの高い互換性を持ち、Windows環境とLinux環境でデータベースの共存を容易に行うことができます。

 「InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT」は、データベース管理者(DBA)を必要としない”No DBA"のRDBMSとして、会計業務、販売管理、生産管理などの業務システムや、特定業種向けシステムのアプリケーション、特定業務向け専用ハードウェアの組み込みデータベースエンジンとして、すでに多数の実績があります。例えば、ソニー・テクトロニクス株式会社(本社−東京都品川区)のネットワーク・ビデオ・ファイル・サーバー「プロファイル」、株式会社リオス コーポレーション(本社−岡山県岡山市)のスポーツクラブ向けの施設総合情報システム「RIOS-ATOMS」などで採用されています。

 「InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT」を、アプリケーションパッケージの組み込みデータベースエンジンとして採用しやすくするために、InterBaseを自社パッケージに組み込むのに必要な技術情報をご提供する「InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT Distributed Kit」と、再配布ライセンス「InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT ライセンスパック」の2種類のオプション製品を用意しました。また、InterBaseをスタンドアロン環境にて使用する場合を目的とした「Local InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT」も用意しました。「Local InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT」は、ライセンス情報によってスタンドアローン環境での使用のみに制限されており、ライセンス情報以外はすべて通常版と同機能が利用できます。

 「InterBase 5.5 for Windows 95 and Windows NT」は、アプリケーションパッケージの組み込みデータベースエンジンとして優れた信頼性とパフォーマンス、スタンドアローン環境からワークグループレベルまでのシームレスなスケラビリティ、アプリケーションパッケージユーザーの手を煩わせない管理者不要のセルフチューニング機能などを提供し、搭載するパッケージアプリケーションの価値をさらに高める製品としてご提供いたします。

◆ お問い合わせ先
インプライズ株式会社 マーケティング部
Tel.03-5350-9365 Fax.03-5350-9387


●大塚商会(1999.3.9)  <抜粋>

企業内のウィルス対策に関する管理、監視、運用等々を包括的に支援する『ウィルス監視サービス』を開始

 OA機器販売とサービス&サポートの株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、社長:大塚 実)は、企業の情報システム部門向けセキュリティサービス「α-Secure」のメニューとして、コンピュータウィルスの監視、運用を包括的に支援するアウトソーシングサービス『ウィルス監視サービス』を追加し、5月1日から企業ユーザーを対象にサービスを開始します。


 現在、企業が抱えているウィルスに関する運用管理上の問題点は大きく2つに大別されます。
 第一の問題は“ウィルス対策ソフトが統一されていない”ことです。ほとんどのパソコンは出荷時にメーカーによりウィルス対策ソフトを組み入れていますが、その種類は様々です。このため、複数のメーカーのパソコンを利用している企業では、様々なウィルス対策ソフトが使われることになります。さらに、その導入時期によるバージョンの違いもあり、情報システム部門でも管理しきれないのが実状です。
 第二に“ウィルス対策に対する社内運用基準(規定)が不明確で徹底されていない”ことです。ウィルス対策ソフトを導入していても、ユーザが故意にアンインストールしていたり、定期的なクライアントの検査を怠っているケースが該当します。その結果、ウィルスの侵入や感染に気付かずに社内へ二次感染させてしまい、ユーザと情報システム部門担当者によるウィルスの駆除や破壊されたPCの再インストール、データ再入力など、莫大な時間と間接的費用をかける結果になっています。
 ウィルスに感染した結果、取引先からの信用を失ってしまった最悪なケースもあり、ウィルスの監視と運用管理はまさに企業にとって早急に解決すべき問題になっています。

 当社では、これら問題点を解決するために企業の情報システム部門向けのセキュリティサービス「α-Secure」のメニューとして『ウィルス監視サービス』を追加、5月1日からサービスを開始いたします。
 『ウィルス監視サービス』は、企業の全クライアントのウィルス対策ソフトを統一し、常に最新のバージョンやパターンファイルを利用していただける環境を提供します。一元管理された環境は、当社内の「ウィルス監視センター」で常時(24時間365日)リモート監視いたします。ウィルスに感染した場合、侵入経路、感染したクライアントの特定、発病したウィルスの種類とその対処方法等を管理者へ即座に連絡します。また監視状況の分析結果を月次の報告書として提出いたします。
 また、データ復旧のための「データα保障サービス」への加入も標準で含んでおります。万が一、ウィルスが原因でサーバのハードディスクが認識できなくなった場合でも、データ復旧を無償で行いますので、企業の損失を最小限に止めることが可能です。
(免責事項等は「データα保障サービス」の規約に則ります)
 ウィルス監視に必要となる監視用機材、エージェントの設定、導入/運用指導など、全てサービスに組み込まれているため、企業において独自に監視体制を構築するよりも低コストでの運用が可能となります。

 『ウィルス監視サービス』は、トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区代々木 代表取締役:スティーブ・チャン)が提供するウィルス対策ソフト「Trend VCS」とウィルス対策サービス「eDOCTOR」をベースに、安田火災海上保険株式会社(本社:東京都新宿区 社長:有吉孝一)と共同開発した『データα保障サービス』(98年10月からサービス開始)を付加したサービスです。

◎サービス名:『ウィルス監視サービス』
◎サービス開始日:1999年5月1日
◎『ウィルス監視サービス』概要

1.管理
@ ライセンス管理:更新日3ヶ月前に管理者に連絡をし、該当するウィルス対策ソフト(クライアント、サーバ)の更新日付、バージョンの統一を実施
Aバージョン更新:企業内のウィルス対策ソフトのアップグレード、パターンファイルの更新を、メーカーからの供給後、直ちに提供

2.監視
@サーバ設置:企業内ネットワーク体系、管理体系をヒアリングの上、最適な場所にウィルス監視サーバを設置
A監視体制:24時間365日、当社監視センターより企業内監視サーバーとでリモートによるウィルス監視を実施。感染を発見した場合、直ちに管理者へ電話、E-mail、ポケットベル等で報告
B報告:ウィルス侵入経路、発生件数、ユーザ別発見数、ウィルス種別、対策履歴等を記載した月次の報告書の提出

3.運用
@導入指導:管理者を対象としたウィルス監視サーバの環境設定、導入指導、運用指導
A問い合わせ:電話、E-mail、FAX等による問い合わせ対応
B情報提供:ウィルスに関する最新情報を随時(月1回以上)提供
C保障:サーバに対して、データ復旧の保障サービス「データα保障サービス」を標準で付加(ディスクが認識できなくなった場合、データ復旧を無償で実施します。14時までにご連絡頂けば3日以内に復旧し、別媒体でお戻し致します。免責事項等は「データα保障サービス」の規約に則ります。)
D相談:当社専門スタッフによるウィルス用セキュリティポリシー構築方法、ウィルス対策、不正アクセス対策等、各種セキュティ対策に関する相談窓口の設置

◎サービス料金:初期費用 80万円、月額 10万円から(料金体系は、管理台数(サーバ、クライアントの合計値)により異なります)
◎販売目標:初年度50社 次年後200社

 『ウィルス監視サービス』を利用することで、企業のウィルス対策に要する時間と工数が大幅に低減でき、TCO削減にも大きな効果が期待できます。当社では『ウィルス監視サービス』を中堅企業から大手企業を対象に初年度50社を目標に販売を行っていきます。

 ※当サービスには、お客様にインターネット環境が設置してあることが条件です。
 ※当サービスは、トレンドマイクロ株式会社製ウィルス対策ソフト(ウィルスバスターは除く)のみ適用いたします。

◆お問い合わせ先
株式会社大塚商会 Nビジネス開発本部セキュリティグループ
Tel.03-5280-5741 Fax.03-5280-5619


●マイクロソフト(1999.2.22)  <抜粋>

第3世代ハンドヘルドPC用Windows CEの最新バージョン
「Microsoft(R) Windows(R) CE Handheld PC Professional Edition, version 3.0」日本語版を発表
〜 メーカー7社がH/PC Proソフトウェアへの支持を表明 〜


 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 成毛 真)は、第3世代のハンドヘルドPCに対応したMicrosoft(R) Windows(R) CEオペレーティングシステムソフトウェア(以下、H/PC Proソフトウェア)である「Microsoft(R) Windows(R) CE Handheld PC Professional Edition version 3.0」日本語版(Windows CE H/PC Pro 3.0)を本日発表いたしました。

 ハンドヘルドPCは、モバイル用途向けに設計された情報機器であり、WindowsベースのデスクトップおよびノートブックPCと連携することによってPC活用の幅を広げ、必要な情報へのアクセスが簡単かつ容易に行えるようになります。ハンドヘルドPCに搭載されているオペレーティングシステムであるH/PC Proソフトウェアは、32ビット、マルチタスク、マルチスレッド対応のWindows CEオペレーティングシステムで、オープンかつ拡張性に優れた設計がなされていますので、限られたメモリ容量で高い性能が要求されるハンドヘルドPCには、最も適したプラットフォームです。また、製品の設計仕様に合わせてマイクロプロッサを選択することができ、かつ、ハンドヘルドPCに必要とされる長時間バッテリー駆動を可能にする、高度なパワーマネジメント機能もサポートしています。

 H/PC Proソフトウェア(コードネーム:Jupiter)は、Microsoft Windows CE OS version 2.11をベースとしたオペレーティングシステムソフトウェアであり、リモートアクセス機能や企業データへのアクセス能力に加え、Windowsとの親和性がより一層向上しています。さらに、H/PC Proソフトウェアでは新たにVGAおよびSVGAディスプレイへの対応、USBインターフェイスの搭載や、ポインティングデバイス(従来はタッチパネルのみ)も利用可能になりました。

 OEMメーカーが、ハンドヘルドPCのラインアップにH/PC Proデバイスを加えることで、モバイルユーザーは用途や予算に応じた機種選択の幅が一層広がります。マイクロソフトは、OEMメーカー各社に対してH/PC Proソフトウエアをすでに出荷しています。

 OEMメーカーであるカシオ計算機株式会社様、コンパックコンピュータ株式会社様、シャープ株式会社様、株式会社日立製作所様、日本ヒューレット・パッカード株式会社様、富士通株式会社様、日本電気株式会社様の7社(五十音順)は、以下のようにH/PC Pro ソフトウェアへの支持を表明しています。

 「当社は、1996年にハンドヘルドPCの一号機を発売して以来、現代にふさわしいオープンプラットホームを備えた携帯情報端末として、カシオペアシリーズを展開してきました。このたび発表されたH/PC Proは、より高度で快適なモバイルコンピューティング環境を提供するものであり、企業需要を中心に新たな市場を切り開くものとして期待しております。」(カシオ計算機株式会社 常務取締役 羽方将之 様)

 「コンパックコンピュータ株式会社は、本日のMicrosoft(R) Windows(R) CE Handheld PC Professional Edition, version 3.0の発表を歓迎します。本OSの特長であるVGAおよびSVGAディスプレイとポインティング・デバイスのサポートにより、既存のPCと比べても遜色の無い操作性が実現され、モバイル環境におけるユーザ・ベネフィットは非常に大きいものがあると考えております。当社では、現在、同OSを搭載し、操作性と携帯性を両立した製品の開発を鋭意、進めております。」(コンパックコンピュータ株式会社 取締役副社長 製品統括本部長 馬場 真 様)

 「シャープ株式会社は、マイクロソフト株式会社のMicrosoft(R) Windows(R) CE, HandheldPC Professional Edition, Version 3.0日本語版の発表を歓迎します。私共シャープは、H/PC Professional Edition, Version 3.0日本語版搭載モデルを商品化し、Windows環境におけるお客様の多様なニーズに対応して参りたいと考えます。」(シャープ株式会社 情報システム事業本部 パソコン事業部長 水谷 寛 様)

 「日立製作所は、マイクロソフト社殿のWindows(R) CE Handheld PC Professional Edition,version 3.0日本語版の発表を心から歓迎いたします。 当社では『PERSONA』の愛称で、昨春よりハンドヘルドPCの日本市場に参入し、見やすいカラー液晶,打ちやすいキーボード,PDC/PHSインタフェース内蔵等の使い勝手の良さでご好評を戴いて参りました。今回のOSのバージョンアップは、ネットワークとの連携によるビジネスソリューションの拡大や、操作性の向上によるコンシューマ市場の新たな創出につながるものと大いに期待しております。当社では、今回発表された新OSを搭載したハンドヘルドPCの製品投入の準備を進めており、これを機に更にモバイル端末事業を発展させていく所存です。」(株式会社日立製作所 常務取締役 情報メディア事業本部長 古厩 賢一 様)

 「今回、マイクロソフト社のWindows(R) CE Professional Edition 3.0の発表は、ハンドヘルドPC市場の活性という点で高い期待を抱いています。当社の同OSを搭載した新製品「HP Jornada 820」は、携帯性に優れたデザインはもとより、フェザータッチのキーボードと、8.2インチのカラー大画面により高い操作性を誇っています。さらに、最大21時間の連続使用が可能で、パワーユースはもとより、ビジネスでの使用にも満足できる製品となっています。これらの「HP Jornada 820」の特徴は、新しい時代のハンドヘルドPCのスタンダードになると自負しております。今後とも、マイクロソフト社の先駆的かつ独創的なテクノロジと当社の製品が、市場に歓迎されることを期待しています。」(日本ヒューレット・パッカード株式会社 パーソナル・システムズ事業統括本部 統括本部長 トム・ティアナン 様)

 「富士通株式会社は、H/PC Professional Edition, version 3.0開発の初期段階から多数の開発用プラットフォームをマイクロソフト社に提供し、数々の重要なテストを支援してまいりました。この度、H/PC Professional Edition, version 3.0が日本語化され、日本のお客様にご提案できる環境が整ったことを歓迎します。様々な機能拡張が施されたH/PC Professional Edition, version 3.0は、モバイルコンピューティングに新しいソリューションを提供するものと確信しています。当社は、H/PC Professional Edition, version 3.0 日本語版を搭載した携帯機の商品化を進めるとともに、お客様に快適なモバイル環境を提供してまいります。」(富士通株式会社 常務取締役 パーソナルビジネス本部長 杉田 忠靖 様)

 「Microsoft(R) Windows(R) CE 2.11 日本語版の発表を心よりお慶び申し上げます。マイクロソフト株式会社から今回発表になったMicrosoft(R) Windows(R) CE 2.11日本語版は、携帯情報端末として、大型カラー画面を実現しながら長時間でのバッテリ駆動を実現できます。今後、多くの企業で、モバイル端末導入検討が本格化する中で、これらノートPCにない特長を持った商品は大きく注目されます。NECが本日発表致しますMicrosoft(R) Windows(R) CE 2.11日本語版を搭載したMobileGearは、企業での本格的携帯情報端末市場の拡大を狙い、お客様に新たなソリューションを提供してまいります。」(日本電気株式会社 支配人 片岡 洋一 様)

 新しいプラットホームとなるハンドヘルドPC Proは、Windows(R) CE Toolkit for Visual C(R)++ 6.0に加え、新たにWindows(R) CE Toolkit for Visual Basic(R)6.0を用いたアプリケーションソフトウェアの開発環境を利用することができます。マイクロソフトでは、これまでの第1世代ならびに第2世代のハンドヘルドPC向けのアプリケーション開発と同様、Windows NTデスクトップPC上でのエミュレーションによるアプリケーション開発環境を提供してまいります。

 当社では今後とも、国内外のハードウェアならびにソフトウェアベンダーによるハンドヘルドPCならびにパームサイズPC対応製品の開発を支援し、より幅広い分野に対してPCコンパニオンの啓蒙ならびに普及を図ってまいります。
 H/PC ProソフトウェアなどPCコンパニオン製品群や開発ツール等のWindows CEに関する総合的な情報につきましては、http://www.asia.microsoft.com/japan/windowsceをご覧ください。


●マイクロソフト(1999.2.22)  <抜粋>

パームサイズPC用ソフトウェアのラインアップにカラー対応版を追加
「Microsoft(R) Windows(R) CE for the Palm-size PC version 1.2」日本語版を発表
〜 用途に応じた選択肢を拡充 〜


 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 成毛 真)は、本日Microsoft(R) Windows(R) CEオペレーティングシステムソフトウェア(以下、Windows CE)のパームサイズPC対応ソフトウェアセットである「Microsoft(R) Windows(R) CE for the Palm-size PC 1.2」日本語版 (以下、Windows CE for the Palm-size PC 1.2)を発表しました。これによりWindows CEベースの情報機器であるパームサイズPCがカラー表示にも対応できることになります。
 パームサイズPCは、Windows CEを利用した、キーボードをもたない手のひらサイズの携帯情報端末で、電子メールやPIM(個人情報管理)機能、デスクトップPCとの同期処理、オフラインでのインターネット閲覧機能(モバイルチャンネル)、日本語手書き文字認識機能および無線通信機能を実現しています。すでに日常生活で頻繁に利用されている携帯電話やPHSとともに使うことで、ワイヤレスなモバイルコンピューティングがワイシャツのポケットに収まる大きさで実現できます。

 ハードウェアメーカーが、パームサイズPC製品にカラー表示に対応したラインアップを加えることで、モバイルユーザーはそれぞれの用途や予算に応じた多様な機種選択が可能となります。また、カラー表示に対応することで、ユーザーは液晶画面上のビジネス情報や個人の情報をより速やかに読み取ることができ、またより多くのアプリケーションやマルチメディアへの応用も期待できます。マイクロソフトは、OEMメーカー各社に対してカラー対応のWindows CEならびにパームサイズPCソフトウエアセットをすでに出荷しました。

 パームサイズPCを使えば、ユーザーが必要なビジネス情報や個人の情報(連絡先、予定表、仕事、受信トレイ、手書きメモ、インターネット、イントラネット情報など)を、手のひらサイズの携帯情報端末1台で持ち運ぶことができます。PC上で動作するWindows CEサービスソフトウェア(Windows CEベースの情報機器向けに提供されているActiveSync(TM)テクノロジーを含む)を今回発表のパームサイズPCに付属のWindows CEサービス2.21にアップグレードすることにより、ユーザーはこれまでのハンドヘルドPC、パームサイズPCに加え、カラー対応のパームサイズPCについても同じデスクトップPCとの間で、高速かつ自動的にスケジュール、顧客情報などを同期、更新することができます。

 パームサイズPCは、音声などをワンタッチで録音することのできるボイスレコーダー、手書きのメモ、ソフトウェアキーボード、および日本語手書き文字認識機能を備えており、キーボードがなくてもユーザーがデータの入力を簡単に行うことができます。またデータの参照および検索機能にも優れ、さまざまなデータフォーマットをサポートしています。
 Windows CEベースの情報機器としてはすでに白黒及びカラー対応のハンドヘルドPCおよび白黒対応のパームサイズPCが発売されています。記憶装置および入出力モジュール(モデム、イーサネット、無線通信など)はCompactFlash(TM)カードスロットに挿入するCFカードサイズの機器により拡張することができますので、他社のアプリケーションソフトウェアやアドオンソフトウェアに対しても、オープンな環境を提供しています。

 既にOEMメーカーであるカシオ計算機株式会社様ならびにコンパックコンピュータ株式会社様(五十音順)が、以下のようにWindows CE for the Palm-size PC 1.2へのサポートを表明しています。

 「パームサイズPCがカラー化することにより、いつでもマルチメディア情報をポケットに入れて持ち歩けるようになり、文字や表だけでなく映像や音楽をどこにいても見たり聞いたり、人にプレゼンすることができるようになります。個人向けの新しいポケットサイズのプラットホームが出現したことにより、アプリケーションソフトが増大し、消費者にとってより便利で使いやすい商品を提供できると確信しております。」(カシオ計算機株式会社 常務取締役 羽方将之 様)

 「コンパックコンピュータ株式会社は、本日のWindows CE for the Palm-size PC 1.2の発表を歓迎します。カラー対応した本OSの登場により、Windows CEファミリ搭載の製品ラインがより拡充され、小型PC市場がより活性化するものと確信しております。当社では、現在、同OSを搭載したPalm-size PC製品の開発を鋭意、進めております。(コンパックコンピュータ株式会社 取締役副社長 製品統括本部長 馬場 真 様)

 パームサイズPCでは、「モバイルチャネル」と呼ばれる仕組みを通して、コンパクトにまとめられた、経済、スポーツ、国際、テクノロジーなどの最新ニュースや星占いなどのコンテンツを毎日お楽しみいただけます。カラーへの対応がなされたことで、マイクロソフトでは、モバイルチャンネルへの参加社やサービスがより充実されることと期待しています。

モバイルチャンネルに情報提供中のパートナー様は以下のとおりです。
・毎日新聞社 毎日モバイルチャンネル
・読売新聞社 YOMIURI Mobile News
・日経BP社 BizTech ファストニュース
・The Microsoft Network  MSNホロスコープ
モバイルチャンネルに関する詳細情報については、http://www.asia.microsoft.com/japan/windowsce/channelsをご覧ください。

 新しいプラットホームとなるパームサイズ PCは、ハンドヘルドPCと同様、Windows(R) CE Toolkit for Visual C(R)++ 6.0を用いたアプリケーションソフトウェアの開発環境が利用できます。当社は、ハンドヘルドPC向けのアプリケーション開発と同様に、Windows NTデスクトップPC上でのエミュレーションによる開発環境を提供してまいります。
 当社では今後とも、国内外のハードウェアならびにソフトウェアベンダーによるパームサイズPCならびにハンドヘルドPC対応製品の開発を支援し、より幅広い分野に対してPCコンパニオンの啓蒙ならびに普及を図ってまいります。パームサイズPCなどPCコンパニオン製品群や開発ツール等のWindows CEに関する総合的な情報につきましては、http://www.asia.microsoft.com/japan/windowsceをご覧ください。


●マイクロソフト(1999.3.5)  <抜粋>

製造業分野への導入が本格化するWindows CE
〜 多数の企業が“エンド トゥー エンド”プロセス制御システムのデモを行う 〜
(当資料は、1999年3月2日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳です。)


 米国マイクロソフト社(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は、ボーイング社、ゼネラルモーターズ社およびフイリップモーリス社を含む12社以上のパートナー企業と共同で、Microsoft(R) Windows(R) CEオペレーティングシステム(以下、Windows CE)を搭載した10システムを超える制御機器を使って、実際に行われている業務のデモンストレーションを行い、プロセス制御アプリケーション分野へのWindows CEの導入が引き続き広がってきていることを示しました。エンベデッド システムズ カンファレンス(Embedded Systems Conference)で使用されたシステムでは、工場現場で利用される次世代組込み型システムで必要とされる、小型、接続性およびオープン プラットフォームなどのWindows CEの特長が紹介されました。

 GMパワートレイン社のアドバンスド コントロールズ部長およびOMACの会長を務めるジェリー イェンは、「従来、産業用オートメーションおよび企業アプリケーションユーザーは、各社独自のシステムに準拠したソリューションを開発してきており、他の企業ネットワークやインフォメーション テクノロジーと接続することは困難でした。製造市場におけるマイクロソフトの業績は、製造業界向けに標準化されたソリューションを確立するという、オープン モジュラー アーキテクチャー コントローラー(OMAC)コンソーシアムの目標を支援するものです」と、述べています。

 工場現場で利用されるWindows CE
 Microsoft(R) Windows NT(R)(以下、Windows NT)と共に工場現場で利用されるWindows CEは、異なる製造ソフトウェア アプリケーションにおける共通の“パイプライン”として機能し、そのソフトウェア アプリケーションをシームレスに統合し動作させます。その結果、工場現場とERPプロセスとの間で、より効率的に情報交換が行われ、企業の業務上および技術上のコスト削減につながります。

 ARCアドバイザリー グループのシニア アナリストであるビル トンプソンは、「Windows CEは、Windows NTベースの制御およびオートメーション ソフトウェアとを容易に統合できる、補完的なプラットフォームです。さまざまな形で利用されている企業アプリケーションを垂直統合することは重要で、Windows CEは垂直統合のみならず、制御機器およびサードパーティー アプリケーションに最も適したプラットフォームと言えます」と、述べています。

 企業向け“エンド トゥー エンド”ソリューション
 Windows CEは、エンドユーザーによる安価なソリューションならびに、工場現場の情報収集機器と企業で稼動しているMRP/ERPサーバーとの間で、双方向でコミュニケーションできる簡素化された相互利用性を提供します。フィリップ モーリス社のケリー ロンゲストは、「サプライヤーとユーザーは、制御機能からサーバーアプリケーションにわたる、幅広いアプリケーションを開発するWindowsプログラマーの人材を活用することができます。Windows CEは、オペレーティングシステムとしての豊富なシステム機能、標準Win32(R) APIを備えるほか、多数の市販ソフトウェア アプリケーション、ハードウェアおよびデバイス ドライバーが利用できるため、エンドユーザーは各々のソリューションでより多くのことを行えるようになります。今まで求めてきたオープン性がやっと実現されました」と、述べています。

 また、生産性を一層向上させ、市場導入期間を短縮させるために、高い評価を受けているMicrosoft(R) Visual Studio(TM)の開発ツールをWindows NTおよびWindows CEの両方のプログラミング作業に利用することができます。C、C++、Visual Basic(R)およびJavaなどの開発言語はすべて、MFC、ATLおよびマイクロソフトのCOM(コンポーネント オブジェクト モデル)などの強力なフレームワーク同様、今日のWindows CEをサポートしています。

 デモンストレーションで紹介された技術
 業界を代表する企業およびOMAC参加企業は、製造業務に必要とされる制御技術の主要分野を特定することを支援しました。統合化された制御技術のデモンストレーションでは、以下の技術が紹介されました。

ATR Windows CEを搭載した3軸フライス盤BR> Blue Water Systems Windows CEを利用して、新しいデバイスを容易にサポートできるツールおよび製造生産ライン上のパーツを見ることのできるロボティック ビジョン システム
DynaPro 工場現場の機械の状態を監視し、制御するのに使われるWindowsCE搭載パネルコンピューター
GE Total Control
・Iconics
・Odyssey Software
・Taylor Software
・FactorySoft 機械制御、完了業務あるいは作業中の業務に関する情報の表示、生産データのリアルタイム保存およびその情報の分析に利用されるWindows CE対応ソフトウェア アプリケーション
Intellution Windows CEを搭載したハードウェアおよび対応ソフトウェアを利用した、製造生産ラインの分散制御
Intrinsyc 分散制御アプリケーションにおけるソフトウェア エージェント間の通信を容易にする、基本的なTCP/IP機能をはるかに上回る強力なソフトウェア
Rockwell 工場現場のコントローラーを診断するWindowsCE搭載ハンドヘルド コンピューター
Siemens Windows CEを搭載したオペレーターパネルおよび工場現場コントローラー
シンク&ドゥー Windows CE搭載の工場現場コントローラー
ベンチャーコム 工場現場で利用されるWindows CEならびにWindows NT搭載コントローラーの市場投入期間を短縮する通信ソフトウェア
ワンダーウェア 製造工程の制御用アプリケーション プログラムを設計、開発、検査および動作させる、Windows CE対応ソフトウェア

◆ マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトならびにFAXBOX情報サービスを通じて入手できます。
マイクロソフト株式会社 Webサイト
  http://www.microsoft.com/japan/
(ミラーサイト)
  http://www.asia.microsoft.com/japan/
マイクロソフトコーポレーション Webサイト
  http://www.microsoft.com/
(ミラーサイト)
  http://www.asia.microsoft.com/
マイクロソフト株式会社 2000年問題Webサイト
  http://www.microsoft.com/japan/year2k/
(ミラーサイト)
  http://www.asia.microsoft.com/japan/year2k/
マイクロソフト株式会社 FAXBOX情報サービス
  FAX番号:03-5454-8100
マイクロソフトコーポレーション  インフォメーションFAXBOXサービス
  FAX番号:(1) 201-333-0314


●ロータス(1999.3.2)  <抜粋>

業界標準グループウェアの新バージョン「ノーツ R5/ドミノ R5」を発表
〜 インターネット標準技術を全面採用し、ナレッジマネジメントのためのプラットフォームを提供 〜


 ロータス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:安田 誠)は2日、インターネット標準の電子メール/グループウェア統合システムの最新バージョン「ロータス ノーツ R5」、「ロータス ドミノ R5」、「ロータス ドミノ デザイナーR5」を、4月16日から販売開始すると発表しました。「ノーツ R5/ドミノ R5」は約3年ぶりのメジャーバージョンアップとなります。「ロータス ノーツ R5」は、電子メール、Webページ、スケジュール、データベースなど社内外のあらゆる情報へ一つの画面からシームレスにアクセスできる統合Webクライアントソフトとなり、「ロータス ドミノ R5」はグループウェア機能だけでなく、インターネット標準技術を完全に取り込んだ、クライアントを選ばないオープンなWebアプリケーションサーバーソフトとなって新しく生まれ変わります。また、新製品の「ロータス ドミノ デザイナー R5」は、ドミノのためのWebアプリケーション開発ソフトで、効率的なWeb対応のアプリケーション開発環境を提供します。
 各製品はインターネット標準技術を徹底的に取り入れて完全にオープンな環境を実現したほか、ユーザーインターフェイスを中心とする操作性の大幅な向上、パフォーマンスの劇的な向上を図りました。「ノーツ R5/ドミノ R5」は、インターネット標準技術を採用したメールとWeb技術をベースに、企業など組織内に存在する知識を共有・活用し、情報の価値を高めるナレッジマネジメント(知識管理)や、基幹業務システムや企業間接続とも完全に統合されたネットワークを構築するための最適なプラットフォームです。
 「ノーツR5/ドミノR5」は大幅な機能向上を図りながら基本的に価格を据え置き、標準価格(1ライセンス、税別)はそれぞれ、「ノーツ R5」が 7,900円〜、「ドミノ R5」が99,400円〜、「ドミノ デザイナーR5」が65,300円〜で、全国のロータスビジネスパートナーを通じて販売します。

◎統合Webクライアント「ロータス ノーツ R5」の特長
「ノーツ R5」は、電子メール、Webページ、スケジュール、データベースなど社内外のあらゆる情報へシームレスにアクセスし、一元的に活用するための統合Webクライアントです。高度な情報管理機能を持ちながら、ユーザーインターフェイスを大幅に改善してWebブラウザとよく似た軽快かつ直感的に利用できる操作性を実現しました。また、日常の業務で必要な新着メールやスケジュール、常時チェックするWebページなどを各ユーザーがあらかじめ設定した条件で収集し、表示する「ヘッドライン」機能を付加、ノーツ R5 を起動すれば利用者用が必要とする情報を効率よく入手することができます。またノーツ R5 の起動画面は個人レベルだけではなく、企業全体の利用形態に合わせて柔軟に変更・作成が可能で、企業内で必要な情報を整理して迅速にアクセスするための「情報への入り口(ポータル)」として活用できます。

◎グループウェア&Webアプリケーションサーバー「ロータス ドミノ R5」の特長
「ドミノR5」は、ロータスがグループウエアで長年培った優れた技術をインターネット標準技術と完全に融合させた、強力なグループウェア&Webアプリケーションサーバーです。インターネット標準技術を採用したメールやWeb技術をベースとしているので、クライアントの種類に制約されないオープンな情報システムを構築することができます。また、クラスタリングの強化やトランザクションログの採用によって、企業情報システムを担うWebアプリケーションサーバーとして必要不可欠な安定性や拡張性を飛躍的に向上させたほか、アーキテクチャの改良や同時接続ユーザー数の大幅増加によってパフォーマンスも劇的に改良されました。さらに、Windows NT、UNIX、AS/400、S/390などを含む幅広いプラットフォームおよびその混在環境へ対応しているため、あらゆる情報システム環境へ対応できます。もちろん、これまでのバージョンとの互換性も完全に保たれており、現在利用しているアプリケーションはそのまま「ドミノ R5」上で利用できます。

◎Webアプリケーション統合開発環境「ロータス ドミノ デザイナー R5」の特長
新製品「ドミノ デザイナー R5」は、これまでノーツ クライアントに搭載されていたアプリケーション開発環境を、Webアプリケーションを開発するために様々な機能を大幅に追加し独立させた製品で、Webアプリケーションサーバーとしての「ドミノ R5」を最大限に生かす統合開発環境です。「ドミノ デザイナー R5」を使って構築されたアプリケーションはノーツと Web のどちらからも利用可能なので、高度かつ洗練されたグループウェア/Web アプリケーションを効率的に開発できます。Webページのコンテンツデザインからサイトマッピング、Javaの活用、複雑なビジネスアプリケーションの構築まで、シンプルなインターフェイス上で短期間に開発を行うための機能が数多く搭載されています。

◆お問い合わせ先
 ロータス株式会社 社長室 広報部  インフォメーションセンター
 Tel.03-5496-3111


●ロータス(1999.3.12)  <抜粋>

個人情報管理ソフトの新バージョン「ロータス オーガナイザー 2000」を発表
〜 携帯電話メモリや電子メールとの連携等でモバイル機能を大幅にアップ 〜


 ロータス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:安田 誠)は12日、システム手帳と同じ感覚で使える個人情報管理ソフト(PIM:Personal Information Manager)の新バージョン「ロータス オーガナイザー 2000」を、4月16日から販売開始すると発表しました。 「オーガナイザー」は1994年に発売されて以来、親しみやすいユーザーインターフェイスで国内で500万人に愛用されています。 「オーガナイザー 2000」は、携帯電話メモリや他の住所録ソフトに登録された情報とオーガナイザーの情報をシンクロナイズ(同期) する機能や、住所録にかかれたe-Mailアドレスをクリックするだけでメールソフトを起動送信できる連携機能、住所録とスケジュールのデータを相互にリンクして活用する機能などの新機能を追加し、モバイル時代のニーズに応えた最新のPIMソフトとなります。「オーガナイザー 2000」は、今までのペーパーマニュアルをデータ化してパッケージを簡素化するなどにより、旧バージョンから大幅に価格を下げ、標準価格 3,800円(税別)で、全国のロータスショップを始めとするパソコンショップ、およびインターネット上のロータス ストア(http://www.lotus.co.jp/store.nsf)で販売します。

「オーガナイザー 2000」の主な特徴は以下の通りです。
○携帯電話メモリや住所録ソフトとの連携
「オーガナイザー 2000」では、住所録と携帯電話メモリに登録された電話番号データをシンクロナイズさせるユーティリティーを搭載、データを照らし合わせたり、再入力する必要がありません。また、はがき作成ソフトなどに入力された住所録ともデータの交換が可能で、統合住所録として活用できます。
○電子メールソフトとの連携
「連絡先」へ登録したメールアドレスを指定し、「Eメール」ボタンに触れるだけで、通常利用しているメールソフトを自動的に起動させ、メッセージを送信することが可能です。MAPI (Messaging API)対応のメールソフトが対象となります。
○住所録やカレンダーのデータリンクによる総合的な個人情報管理
「オーガナイザー 2000」では、従来の「アドレス」セクションを「連絡先」へ変更し、「カレンダー」や「To Do(トゥドゥ)」に入力したデータとの相互リンクを実現、連絡先(人またはグループ)を中心とした総合的な情報管理が可能です。例えばToDoに入力した「誰かに会う」タスクはカレンダーに自動的に反映されます。さらにそのミーティングの相手に、電話や電子メールなどでコンタクトを取りたい場合、カレンダーから住所録へ自動的にリンクして相手の電話番号やメールアドレスをその場で参照できるほか、過去のコンタクト履歴も一目で確認できます。
○インターネット標準データフォーマットへの対応
LDAP、vCard、vCalender、iCalenderといった最新のインターネット標準データフォーマットに対応しており、これらの形式に対応したアプリケーションと連携してイントラネット/インターネットを使ったグループスケジューリングや電子的な名刺交換などが可能です。
○豊富な印刷オプションとプレビューの実現
月間や週間のカレンダーや電話番号データなどを、専用のシステム手帳リフィルへ印刷し、手軽に持ち歩いて利用することができるようになりました。また、プレビュー機能を使って印刷前にレイアウトを確認できます。
○データの入力をサポートする「クイックアウト」機能
オーガナイザー上の住所録などのデータを、任意のアプリケーションに対してショートカット操作で入力させることができる「クイックアウト」機能を付加しました。ノーツなどでメールアドレスを入力したり、ワープロで相手の住所を入力する時に便利です。
○NTT DoCoMo10円メールが利用できるオプションを同梱
携帯電話からオーガナイザーのメールアドレスを呼び出し、直接NTT DoCoMoの10円メールサービスを利用してインターネットメールを送受信させることができる専用の10円メールMasterが同梱されています。特別な設定は不要で、簡単に10円メールを使うことができます。
※10円メールの各機能を利用するためには、NTT DoCoMoのデジタル携帯電話とDoCoMoのデジタルデータ/FAXカードが必要です。
●ポケットベルへのスケジュール送信
NTT DoCoMoのポケットベル「インフォネクスト」に対して、オーガナイザーに入力されたスケジュールを送信する「ポケットスケジューラ」が提供されます。出張や外出時だけでなく、会議で席を外していた時などスケジュールをすぐ確認できない場面でもポケットベルで確認できます。
※ポケットスケジューラを利用するためには、NTT DoCoMoのポケットベル「インフォネクスト」(漢字契 約)が必要です。
 ※ポケットスケジューラは開発状況によって製品に同梱もしくは、追ってwebでの公開となります。
●起動時間の短縮
モバイル環境で利用しやすいよう、アプリケーションの起動時間を短縮、必要な時にすぐに住所録やスケジュールの確認・入力ができるようになりました。

なお、ロータス ストアでは「オーガナイザー 2000」と合わせて、より詳細の情報を必要とするユーザー向けのマニュアルブック(2,800円:税別)、および携帯電話接続用ケーブル(2,800円:税別)、および本体、マニュアル、ケーブルの3点セット(8,000円:税別)の販売も行います。

◆お問い合わせ先
 ロータス株式会社 社長室 広報部  インフォメーションセンター
 Tel.03-5496-3111


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