ニュースリリース
米インプライズ社、業界初の完全統合エンタープライズアプリケーションサーバーを出荷開始 〜「Inprise Application Server」によりアプリケーションのライフサイクルを効率化し、 企業の競争力の大幅な向上を実現 〜 インプライズコーポレーションは現地時間の8日、分散エンタープライズアプリケーションの開発・統合・配布・管理を簡素化し加速化するためのトータルソリューション、「Inprise Application Server」の出荷を発表しました。「Inprise Application Server」は、ITプロセスやアプリケーションの全ライフサイクルを効率化することにより、企業の競争力を向上させます。米インプライズ社はJacob Javitsコンベンションセンターで今週開催されているCOMDEX/Enterprise and Java Business Expo中に行われた顧客向けパーティでこの発表を行ないました。 「合併・買収・規制緩和などによってビジネスをとりまく環境がますます厳しくなっていくなか、企業は突然のビジネスチャンスにも迅速に対応できる、より経済的・効率的な方策を探し求めています。金融やヘルスケア産業、通信、エネルギー産業といったセグメントにおいては特にこの兆候が見られます。我々の新しいInprise Application Serverは、企業の抱える大規模で複雑性の高いレガシーアプリケーションやシステムを、新規に構築したシステムのように、即応性のある高い柔軟性を持ったシステムへと再構築することができる唯一の製品です。Inprise Application Serverによって、企業はアプリケーションを設計段階から本稼動へと簡単かつ迅速に移行できるようになり、企業間競争で優位に立つことが出来るようになったのです。」 (デル・ヨーカム インプライズコーポレーション 会長 兼 CEO) Inprise Application Serverは、分散エンタープライズアプリケーションの開発・統合・配布・管理のための、高い拡張性を持ち堅牢性を備えた統合ソフトウェアサーバーです。この製品は、ミドルウェアと管理ツール、ビジュアル開発ツールをシームレスに統合することにより生産性を向上させた上に、分散コンポーネントアーキテクチャを採用して運用コストの軽減を可能にしました。Inprise Application Serverは、一貫したCORBAベースの基礎を通じてレガシーシステム環境を統合します。また、アプリケーションサーバー市場において全く独自な地位を築いた強力なアプリケーション管理ツールInprise AppCenterを同梱しています。 ■Inprise Application Serverの主な特長 ・複数のThinクライアントや多層ビジネスロジックサーバー、各種標準対応のデータベース、レガシーシステムへのアクセスをサポートする分散オブジェクトアプリケーションの開発・統合・配布・管理のためのトータルソリューション ・DCEとCOMを含む全ての主要開発言語やクライアントインターフェース、Webサーバー、データベースサーバー、ハードウェアプラットフォーム、レガシーシステム環境などの異種エンタープライズ環境のサポート ・先進CORBA ORB Inprise VisiBrokerで構築する、実績のある、ハイパフォーマンスのオブジェクト間通信のインフラストラクチャ ・CORBAやIDL、C++、Java、HTMLといった業界標準に基づいたオープンで拡張性の高いアーキテクチャ ・対応プラットフォーム:Sun SolarisTM、HP-UX、IBM AIX、Microsoft Windows NT ・JBuilder for Applicaion Server − 豊富な機能を搭載したJava開発環境のスタンダード(「Delphi」と「C++Builder」のサポートを99年前半に予定) ・」ハイパフォーマンスで管理容易なインターネットベースのプラットフォームに依存しないアプリケーション(Sunの100% Pure JavaTM Web Serverを搭載し、Netscape、Microsoft、Apacheなどの主要なWebサーバにも対応) ・Java トランザクションサービス(JTS)標準を完全サポートする柔軟性の高い分散オブジェクトベースのトランザクションサービス「VisiBroker ITS」 ・高レベルなシステム更新や高品質のサービスを実現する業界初の真の分散アプリケーション管理ツール「AppCenter」 ◆「Inprise Application Server」の詳細は下記Webサイトをご覧ください。 米インプライズコーポレーションの情報 http://www.inprise.com/appserver/ インプライズ(株)の情報 http://www.inprise.co.jp/column/appserver/ ◆インプライズについて インプライズは分散エンタープライズアプリケーションの開発・運用・管理の全フェーズで生産性の飛躍的向上を実現するためのソフトウェア・サービスのリーディング・プロバイダーです。インプライズは数々の賞を受賞したRAD(Rapid Application Development)ツール《「Delphi」, 「C++Builder」、「JBuilder」などBorlandブランドの製品群》と拡張性の高いミドルウェア《「Entera」、「MIDAS」、「VisiBroker」》により、企業情報システムをサポートしてきました。今後は、企業情報システムによるアドバンテージを提供するため、アプリケーション管理製品を中心に据え、これらのインプライズ製品を統合し、Inprise Application Serverとして提供します。インプライズの顧客には、世界中の主要独立ソフトウェアベンダーなどがあります。インプライズは1983年に設立し、カリフォルニア州スコッツバレーに本社を置き、全世界に支社と900人以上の従業員を擁しています。
日本オラクル、パートナー15社と共同で「Oracle Solution Center」を開設 〜 エンドユーザの多様なシステム要件に対応するため、評価、テスト、コンサルティング等のサポート体系と組織を統合 〜 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田、 代表取締役社長:佐野 力)は、パートナー各社と共同でエンドユーザにシステム構築の提案を行い、多様化するシステム要求に応えるための組織として「Oracle Solution Center(オラクル・ソリューション・センター)」を1998年12月1日より開設することを発表します。 「Oracle Solution Center」では、『Oracle Solution Center Program』というサポート体系に基づき、エンドユーザに対してより高度な提案を行うことを目標とします。「Oracle Solution Center」の開設により、これまで日本オラクルが多くのパートナーと共同で行ってきたサポート体系と組織が統合され、大規模・ミッションクリティカルなシステムやERPの構築をはじめとする、さまざまなシステム要求への対応が一層強化されます。 『Oracle Solution Center Program』は、目的や製品に対応した各種「Oracle Solution Center」を運営するためのプログラムで、パートナー各社が場所および人材を提供し、日本オラクルは技術者に対する技術支援と組織支援を行う仕組みとなります。これにより、日本オラクルとパートナーが共同で、エンドユーザに対してシステム構築に関するさらに積極的な提案活動および情報提供を行っていくことが可能となります。 各「Oracle Solution Center」では、オラクルから提供される製品群に対して、導入事前評価、導入事前検証テスト、サイジングテスト、ベンチマークテスト、コンサルティング提供(一部有償)、各製品群を核としたソリューションの提供、付加価値製品群の開発等を実施する予定です。日本オラクルと各パートナーが構築する「Oracle Solution Center」の運営により、エンドユーザーは、導入時点で必要なあらゆるサポート業務を享受することができます。 ■「Oracle Solution Center」でサポートされる製品群は以下の通りです。 ・Oracleデータベース製品群 ・Oracle開発製品群 ・Oracleインターネット関連製品群 ・Oracleデータウェアハウス製品群 ・Oracle Applications製品群 ■Oracle Solution Center賛同企業 当初のOracle Solution Center賛同企業は、以下の15社です。(50音順) これらの15社ではすでに共同での提案サポート業務を行ってきており、今後もユーザへさらに強力な提案サポートを行っていきます。その他のパートナーも、順次「Oracle Solution Center Program」に参画していく予定です。 株式会社アシスト、伊藤忠テクノサイエンス株式会社、NEC、株式会社大塚商会、沖電気工業株式会社、コンパックコンピュータ株式会社、新日鉄情報通信システム株式会社、株式会社東洋情報システム、日本アイ・ビー・エム株式会社、日本サン・マイクロシステムズ株式会社、日本ヒューレット・パッカード株式会社、日本ユニシス株式会社、株式会社日立製作所、富士通株式会社、三菱電機株式会社
日本オラクル、サポートサービスに新メニューを追加 〜「OracleExpertise」の開始およびパートナーによる一次サポート体制の強化により、さらに充実したサービスを顧客に提供 〜 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、 代表取締役社長:佐野 力)は、サポートサービスの内容を大幅に拡充した新メニュー「OracleExpertise(オラクル・エクスパティーズ)」を、1999年1月より順次開始することを発表します。あわせて、オラクルのサポートパートナーによる一次サポート内容を一層強化します。 日本オラクルでは従来、9時から18時のメンテナンス・サポートである「OracleBRONZE(オラクル・ブロンズ)」、メンテナンス・サポートを24時間体制で行なう「OracleSILVER(オラクル・シルバー)」、および専任のアカウントマネジャーがサポートを担当する「OracleGOLD(オラクル・ゴールド)」の3種類をベースに、顧客と保守契約を結び、サポート・サービスを提供してきました。このたび発表する「OracleExpertise」では、これをさらに拡充し、顧客の要求レベルに応じたサービス内容を提供することが可能となります。 「OracleExpertise」は、ソフトウェアのインストール/アップグレード/レビューについて有効な専門知識をオンラインまたはオンサイトで提供する「ExpertPACKAGES」、顧客が必要とするOracleのDBA(データベース管理者)サービスの要望に応えるサポートである「ExpertONLINE」、オラクルから派遣されるオンサイト・エンジニアが製品技術や運用に関するサポートを提供する「ExpertONSITE」の3種類のサービスメニューで構成されます。 またパートナーによるサポートは、従来「OracleBRONZE」のみに対応していましたが、順次「OracleSILVER」に対応していきます。新日鉄情報通信システム株式会社および株式会社アシストでは、すでに1998年11月より「OracleSILVER」のサポートを開始しており、伊藤忠テクノサイエンス株式会社も1999年4月よりサービスを開始する予定です。その他、オラクルの主要サポートパートナーについても、順次「OracleSILVER」のサポート開始を予定しています。これにより、オラクル・パートナーからのサポート内容がさらに充実し、顧客満足度の一層の向上が実現されます。 さらに、従来「OracleBRONZE」のみのサポートであった『Oracle Web Application Server』および『Oracle Application Server』を、1999年1月より「OracleSILVER」に対応させ、24時間サポート対象製品とします。リレーショナル・データベース管理システム、開発ツール、ERP製品に加え、アプリケーション・サーバー層においても充実したサポートを提供していきます。 オラクル・サポート・サービスは、20年にわたる知識と実績をもとに、世界中で12万人の顧客にサポートを提供してきました。これを背景に、日本オラクルでも質の高いサポートを続けており、今後もさらに顧客のニーズに合った細やかなサービスを提供していきます。 ◆お問い合わせ先: 日本オラクル株式会社 社長室 広報グループ 大橋 Tel.03-5213-6395 E-Mail moohashi@jp.oracle.com
Pervasive.SQL for Windows CEの発表 パーベイシブ・ソフトウェア株式会社(本社:東京都港区、 代表取締役:横田耕作)の親会社、Pervasive Software Inc.(パーベイシブ・ソフトウエア社:本社、米国テキサス州オースチン)はWindows CE向けPervasive.SQL(Pervasive.SQL for Windows CE)を1998年11月9日に発表しました。これはパームPC及び他のスマート・デバイス用の最初の高速でマルチ・スレッドな組込み型データベース・エンジンです。Pervasive.SQL for Windows CEはパーベイシブの従来からのゼロ-アドミニストレーション機能を持ち、モバイル・ワーカ用のハンドヘルドPCやその他のリモート用スマート・デバイスに必要なゼロ-メンテナンス機能を提供します。 Pervasive.SQL for Windows CEはハンドヘルド・デバイスに特に必要なすべての機能性と高速性を持つデータベースエンジンです。フットプリントを50Kメモリー以下に抑えることにより、スペースに制限のあるハンドヘルド・デバイスで最高のデータベース・パフォーマンスが得られるように設計されています。Windows CE用のPervasive.SQLエンジン・アーキテクチャーにより開発者はデータ・リプリケーション、イベント管理、カタログ管理、クエリー処理、アクセス・セキュリティー、Webサービスなどの幅広いコンポーネントを選択でき、Windows CEコンパチブル・アプリケーションにインテグレートすることができます。 Pervasive.SQL for Windows CEの主な機能: Pervasive.SQL for Windows CEはフットプリントが最小で、Windows CE用の、現在可能なすべてのデータベース・エンジンの機能を持っています。下記すべての機能を単一のデータベース・エンジンに組み込むことにより、パーベイシブ社はハンドヘルド・コンピューティング・アプリケーションの開発業者(ISV, VAR)に対して最先端の技術を提供します。 ・高速実行のためのマルチ・スレッド、高速エンジン ・最小のWindows CEデバイスを実行させるための50K以下のメモリーフット・プリント ・Pervasive.SQLデータべースのシンクロナイズ/リプリケーションによりモバイル・ユーザーは更新データの収集、データ入力コンフリクトの管理とリモートからのデータベース・パティショニングができ、中央データストアーのデータと同期を取ることが可能 ・フラッシュ、メモリー、ファイル・ストレージの幅広い、柔軟なストレージ機能 ・デスクトップ環境からデータに対するクライアント/サーバー・アクセスによりアプリケーション開発時間を削減 ・ODBCとOLE/DBインターフェイスによりユーザーの希望するサポート・ツールの使用が可能 ・モジュラー/スケーラー・アーキテクチャーにより開発者はターゲットのプラットフォーム用のコンポーネントを選び、アプリケーションに使用、最適化することが可能 Pervasive Software Incは1982年にアメリカ・テキサス州のオースチンにSoftCraftという名前で設立されました。Btrieveはその時代から組込型データベースとしてトランザクションの高性能と信頼性を提供してきました。その後SoftCraftはノベル社い買収され、BtrieveはNetWareの統合コンポーネントとして幅広く使われるようになりました。1994年にノベル社より分離し、Pervasive Software Incと社名を改めBtrieveに新たな機能を追加してPervasive.SQLを販売開始し性能と堅固さを向上させています。 ◆ お問い合わせ先 パーベイシブ・ソフトウェア株式会社 マーケティング Tel.03-5405-2264 fax.03-5405-2269 E-mail tyomarket@pervasive.co.jp
実践的なビジネスシナリオに沿った、システムソリューション構築のための2日間 「BusinessApplicationsConference99Japan」3月10日(水)開催 〜 Digital Nervous System"に基づく企業情報システムを実現するためのテクニカル コンファレンス 〜 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、1999年3月10日(水)と11日(木)の2日間、パシフィコ横浜にて、次世代の企業情報システムのコンセプト“Digital Nervous System”(*1)に基づいた分散システム構築のための実践的な技術情報を提供するコンファレンス「Business Applications Conference 99 Japan」を開催します。 本コンファレンスでは、企業情報システムの構築やパッケージソフトウェアの開発に携わる技術者や分散システム構築を支援するコンサルタントなどを対象にマイクロソフトの技術とサードパーティ製品を組み合わせた大規模システムの設計から開発、展開、管理までを総合的に解説し、実際のシステム構築やインテグレーションに役立つ情報を提供します。 セッションは3つのトラック(Business Operations、Knowledge Management、Commerce)に分かれ、2つの架空の会社で行われるビジネスプロセスを模した一連のサンプル アプリケーションを利用し、マイクロソフトのエンジニアやコンサルタントが実際に活用している各種手法を紹介します。 本年9月に米国ラスベガスにおいて約3000人を集めて開催された「Business Applications Conference '98」では、“Digital Nervous System”に基づいた、さまざまなデモの実演およびプログラムコードの説明が行われ、分散システム構築のためのトータルかつ実践的な方法として参加者に高く評価されました。 日本で開催される「Business Applications Conference 99 Japan」では、この米国でのコンファレンス内容のエッセンスとその後の最新情報を盛り込み、Digital Nervous Systemの実現にむけて、Windows NT(R)、BackOffice(R)および Windows(R) DNA(*2)対応のサードパーティ製品を利用した、大規模システム構築に関する最新技術情報を提供します。 本コンファレンスのセッショントラック概要は次の通りです。 ・Business Operations 既存のメインフレーム及びERPシステムを統合する多階層エンタープライズ アプリケーションサーバーの開発について解説します。このアプリケーションサーバーは、他のトラックで解説するアプリケーションの基盤にもなります。さらに軽量のSFA(Sales Force Automation)クライアントを設計し、モバイル環境におけるオフライン レプリケーションの実行方法も解説します。 ・Knowledge Management 点在している組織において人々がより効率的に仕事を進めることを可能にする、一連のアプリケーションについて解説します。ビジネスプロセスに基づいて様々なチームを統合するためのコラボレーションと、データマートと意志決定支援クライアントとの統合によるビジネスインテリジェンスの2つのソリューションを実現します。 ・Commerce インターネットを介した企業間商取引を実現する、オンライン調達アプリケーションの構築について解説します。マイクロソフトでは「MS Market」というオンライン購入システムにより年間30億ドルの調達を行っていますが、当セッションでは、これをベースに解説します。また、別々のERPシステムを持つ企業間のトランザクション処理を実現する、Commerce Interchange Pipeline(CIP)技術についても説明します。 また、「Business Applications Conference 99 Japan」では、最新製品および当社の主要パートナー企業による多彩なビジネスソリューションの展示が予定されています。 さらに、当コンファレンスの参加者に対して、各セッションで利用されるデモ サンプルアプリケーションとそのソースコード、関連技術資料及び各種製品ベータ版などを提供する予定です。 なお、当コンファレンスに関する詳細な情報は、以下の当社Webサイトに掲載されています。 http://www.asia.microsoft.com/japan/developer/events/bizapps/ (*1) Digital Nervous System(=DNS):企業情報システムを"中枢神経"にたとえたもの。次世代の企業情報システムを、組織に情報神経網を張り巡らした環境として捉える。DNSを支える技術がWindows DNAアーキテクチャー。 (*2) Windows DNA(Distributed interNet Applications):Windowsプラットフォームで分散アプリケーションを構築するためのフレームワーク。3階層(ユーザーインターフェイス&ナビゲーション、ビジネスロジック、統合ストレージ)モデルを採用し、インターネットテクノロジーを基盤とする。 ■開催概要 コンファレンス名称:Business Applications Conference 99 Japan 開催日:1999年3月10日(水) 〜 11日(木) 会 場:パシフィコ横浜 (神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1) 対 象: ・ Windowsをプラットフォームとするビジネスアプリケーション開発者、およびCOMコンポーネント開発者 ・ BackOffice対応アプリケーションを利用してシステムを構築する企業内開発者、システムインテグレータのSE ・ 分散システム構築を支援するコンサルタント 定 員:1,500名 定員になり次第、締切とさせていただきます。 申込方法:以下のWebサイトでのオンライン登録もしくはFAXによる申込み http://www.asia.microsoft.com/japan/developer/events/bizapps/ お問い合わせ先:Business Applications Conference登録事務局 TEL:03-3814-9272 FAX:03-3814-9276 参加料:<一般> 1名 63,000円(消費税等込み) <団体料金> 5名1組 283,500円(消費税等込み) <パートナー特別料金> 1名 58,000円(消費税等込み) <パートナー団体料金> 5名1組 261,000円(消費税等込み) 早期申込み:<一般> 1名 53,000円(消費税等込み) <団体料金> 5名1組 238,500円(消費税等込み) <パートナー特別料金> 1名 48,000円(消費税等込み) <パートナー団体料金> 5名1組 216,000円(消費税等込み) 早期申込締切日:平成11年2月28日(日)
Windows CEベース情報機器の新しいラインアップが登場 「Microsoft(R) Windows(R) CE for the Palm-size PC Version1.1」日本語版を発表 〜 Windowsの要素を手のひらサイズに凝縮 〜 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 成毛 真)は、本日Microsoft(R) Windows(R) CEオペレーティングシステムソフトウェア(以下、Windows CE)とパームサイズPC対応ソフトウェアセットである「Palm-size PC powered by Windows CE 1.1」日本語版を、Windows CEベースの情報機器のラインアップに加えることを発表しました。 パームサイズ PCは、Windows CEを利用した、キーボードをもたない手のひらサイズの携帯情報端末で、デスクトップ端末の機能やデスクトップPCとの同期処理、オフラインでのインターネット閲覧機能(モバイルチャンネル)、日本語手書き文字認識機能および無線通信機能を実現しています。 パームサイズPCを使うことにより、モバイルユーザーはビジネス情報や個人の情報をどこにでも持ち歩くことができますが、オペレーティングシステムとしてWindows CEを利用することで、機能豊富な機器をポケットサイズに納めることができ、新たなプラットホームと市場を創造することになりました。マイクロソフトは、OEMメーカー各社に対してWindows CEならびにパームサイズPCソフトウエアセットをすでに出荷しました。 パームサイズPCを使うと、ユーザーが必要なビジネス情報や個人の情報(連絡先、予定表、仕事、受信トレイ、手書きメモ、インターネット、イントラネット情報など)を、手のひらサイズの情報携帯端末1台で持ち運ぶことが出来ます。PC上で動作するWindows CEサービスソフトウェア(Windows CEベースの情報機器向けに提供されているActiveSync(TM)テクノロジーを含む)により、パームサイズPCユーザーはデスクトップPCとの間で高速かつ自動的に情報を同期、更新することができますので、オフィスや家庭のデスクトップPCと、情報を簡単に共有することができます。 パームサイズPCはデータの入力および検索機能にも優れ、さまざまなデータフォーマットをサポートしています。また、音声、手書きのメモ、ソフトウェアキーボード、そして日本語手書き文字認識機能を搭載していますので、キーボードがなくてもユーザーがデータの参照や入力を簡単に行うことができます。 Windows CEベースの情報機器としてはすでにハンドヘルドPCが発売されていますが、それと同様、パームサイズPCはROMを交換するだけでアップグレードが可能です。また、記憶装置および入出力モジュール(モデム、イーサネット、無線通信など)はCompactFlash(TM)カードスロットに挿入するCFカードサイズの機器により拡張することができ、他社のアプリケーションソフトウェアおよびアドオンソフトウェアに対してオープンな環境を提供しています。 パームサイズPCでは、「モバイルチャネル」と呼ばれる仕組みを通して、コンパクトにまとめられた、経済、スポーツ、国際、テクノロジーなどの最新ニュースや星占いなどのコンテンツを毎日お楽しみいただけます。さらに、マイクロソフトでは、モバイルチャンネルへの参加社やサービスを増やしていく計画です。 モバイルチャンネルに情報提供を予定しているパートナーは以下のとおりです。 ・毎日新聞社 毎日モバイルチャンネル ・読売新聞社 YOMIURI Mobile News ・日経BP社 BizTech ファストニュース ・The Microsoft Network MSNホロスコープ モバイルチャンネルに関する詳細情報については、http://www.microsoft.com/japan/windowsce/channels をご覧ください。 新しいプラットホームとなるパームサイズ PCは、ハンドヘルドPCと同じく、Windows(R) CE Toolkit for Visual C++(R)を用いたアプリケーションソフトウェアの開発環境が利用できます。ハンドヘルドPC向けのアプリケーション開発と同じく、Windows NTデスクトップPC上でのエミュレーションによる開発環境を提供してまいります。 当社では今後とも、国内外のハードウェアならびにソフトウェアベンダーによるパームサイズPCならびにハンドヘルドPC対応製品の開発を支援し、より幅広い分野に対してPCコンパニオンの啓蒙ならびに普及を図ってまいります。 ■Palm-size PC powered by Windows CE搭載のパームサイズPC日本語版の基本仕様 ・サイズ:各社製品により異なる ・デバイス本体:NEC VR4100 MIPSプロセッサシリーズ ・メモリ:デバイスのアーキテクチャに準拠16MB以上、各社によりROMサイズは異なる、 日本語環境でRAMサイズは8BM以上を推奨、ROMはアップグレードが可能(ただし、ROMアップグレードの提供自体は各社に依存) ・ディスプレイ:4階調グレイスケール液晶タッチスクリーン、解像度240x320ピクセル、バックライトの装備は各社に依存 ・ポインティングデバイス:スタイラス(ペン型専用入力デバイス) ・標準アプリケーション:Microsoft Pocket Outlook(TM)(予定表、仕事、住所録、受信トレイ)、ボイスレコーダー、手書きメモ、モバイルチャンネル、世界時計、電卓、ソリティア(ゲーム) ・日本語入力機能:MS-IME98 for Windows CE搭載、スタイラスによる日本語手書き文字認識をサポート ・キーボード:ソフトウェアキーボード ・アクションボタン 片手での操作を可能にするアクションボタンを装備 ・アプリケーションキー:アプリケーションを直接起動、プログラマブルなキーとして登録する機能をカスタマイズできる ・シリアルポート:1個の最大115Kbpsのシリアル接続をサポート ・赤外線ポート:IrDA準拠で1個搭載(最高115.2Kbps) ・拡張スロット:1個のコンパクトフラッシュタイプIIカードスロットを搭載 ・オーディオ:本体にマイクロフォン(モノラル)とスピーカー(モノラル)を搭載、WAVEファイル再生可能、Microsoft ボイスレコーダーによる音声録音再生機能を装備 ・電源:AC電源あるいは単4乾電池2本(または充電式電池)およびバックアップ電池製品によってはドッキングステーション接続時に自動的に充電する機種や外部充電装置を使うことも可能 ・電池寿命:各社製品により異なる ■コンパニオンとなるPCの要件 ・OS:Microsoft(R) Windows NT(R) Workstation 4.0 Service Pack 3 またはWindows(R) 95/98日本語版 ・プロセッサ:Windows NTでは、Pentium以上のプロセッサを搭載しているこ、Windows 95/98ではi486/66 DX以上のプロセッサを搭載していること(Pentium 90 を推奨) ・メモリ:Windows 95/98および Windows NT Workstation 4.0では16MBのメモリ必須、Windows NTでは、32MB以上を推奨 ・ハードディスク容量:10〜50MB以上の空きスペース、実際に必要な空き容量は、選択された機能とユーザーのシステム設定によって異なる ・CD-ROM:ドライブ 必須 ・インターフェイス:1個の9または25ピンのシリアル通信ポート、25ピンの通信ポートではアダプタが必要 ・グラフィックカード:VGA 以上の解像度を持つグラフィック カード、Super VGA 256 色を推奨 ・キーボード:必須 ・ポインティングデバイス:Microsoft MouseまたはMicrosoft Mouse互換のポインティング デバイス ■パームサイズPCの新しい機能および特徴 ・大きさ:パームサイズPCでは、手のひらにフィットし、片手で操作できるよう縦型のサイズは240x320ピクセルの画面となっています。手のひらに収まりの良い物理的サイズから、通常のPCカードではなく、CompactFlash(TM)カードタイプIIサイズのカードスロットが用意されています。ハンドヘルドPCに搭載されたCFカードスロットは、メモリーカードのためのものでしたが、パームサイズPCでは、今後第三者より提供されるであろうCFカードサイズの各種周辺機器ならびにインターフェイスカードをサポートできるように、機能拡張されています。 ・使いやすさ:パームサイズPCでは、ハンドヘルドPCとは異なるユーザーインターフェイスを提供しています。電源投入時に必要な情報が集約されて表示されるようにActiveDesktopで構成された画面がデスクトップ画面を構成します。ここには標準搭載ソフトウェアの予定表や仕事で入力されているデータが表示されますので、それぞれのアプリケーションを起動して確認する必要がありません。また、パームサイズPCでは、ハンドヘルドPCとは異なり、画面最下部のタスクバーには現在起動しているアプリケーションは表示されず、タスクの切り替えはメニューから選択することになります。 パームサイズPCでは、ハンドヘルドPCと異なり、Explorerが用意されておらず、これまでのようなPCに準拠したアプリケーションの起動は必要ありませんし、スタートメニューに「ファイル名を指定して実行」という直接に実行ファイルを起動させることもありません。 ・接続性:パームサイズPCのWindows CE OSが、業界標準のTCP/IP、SLIP、SMTP、POP3、PPP、IrDAといったデスクトップあるいはノートブックPCと同様の通信のための基本機能を提供します。ハンドヘルドPCと同様に、イーサネットへのアクセス機能をもち、LANまたは遠隔地からのモデム接続等を介してデータにアクセスできます。またシリアルあるいは赤外線による接続もサポートしています。 ・情報同期機能:ハンドヘルドPCと同様に、デスクトップあるいはノートブックPCとパームサイズPCとの間で、Microsoft Schedule+7.0およびMicrosoft Outlookのデスクトップインフォメーションマネージャーの個人情報管理(Personal Information Manager)データと、電子メールのメッセージと添付ファイルの同期をとることも、またグループスケジューリングも可能です。 デスクトップPCにインストールされるWindows CEサービスソフトウェアに含まれるActiveSync技術により、パームPCとデスクトップPCとの接続で自動的に同期を開始し、接続中は継続して変更の同期もとることができます。 またハンドヘルドPCと同じく、1台のパームサイズPCは2台までのデスクトップPCとの間で同期をとることができます。 さらにハンドヘルドPCと同じく、1台のデスクトップPCで複数のパームサイズPCとの同期を取ることもできます。 すでにハンドヘルドPCをサポートしているデスクトップあるいはノートブックPCであれば、インストールされているWindows CEサービスをパームサイズPCに添付されているバージョンにアップグレードインストールすることで、コンパニオンであるPCに現在登録されているハンドヘルドPCの情報を失うことなしに、パームサイズPCも登録することができます。 ・標準アプリケーション:パームサイズPCは、ハンドヘルドPCと同じく「Pocket Outlook(TM)」の各種アプリケーションをはじめから搭載しています。 一目でスケジュールを把握できるように「予定表」には月単位の表示ならびに一年単位の表示を追加しました。またパームサイズPCではメモ帳感覚で、手書きの文字、図形をメモとして残せる「手書きメモ」および音声を記録再生できる「ボイスレコーダー」ソフトウェアを搭載しています。ただし、すでに米国で発売されているパームサイズPC英語版で提供されている入力中の単語のヒントを表示するJOTの機能はパームサイズPC日本語版では用意されません。 パームサイズPCでは「Pocket Office」アプリケーションであるPocket Word、Pocket ExcelおよびPocket PowerPointアプリケーションソフトウェアは用意されておりませんが、手書きメモでWordの文書を表示することは可能です。 パームサイズPCのインターネットへのアクセスには、ブラウジングするデスクトップあるいはノートブックPCでアクセスしたWebのコンテンツ情報をシリアル接続されているパームサイズPCにWindows CE サービスを介して転送し、シリアル接続を解除した後に、パームサイズPC上で閲覧できるオフラインのブラウジング機能Mobile Channel (モバイルチャンネル)を用意しました。 パームサイズPCのコンパクトな画面に適合したWeb情報を、協賛コンテンツプロバイダー各社からの提供を予定しています。
日付が誤表示される問題を解決する修正プログラムを配布 Windows(R) 98 の西暦2000年問題に対応 〜修正プログラムの日本語版は、1999年1月下旬に提供〜 米国マイクロソフト社(Microsoft Corporation、本社:米国ワシントン州レドモンド)は12月7日(月)(米国時間)、Microsoft(R) Windows(R) 98オペレーティングシステム(以下、Windows 98)上で発生する西暦2000年に関連した問題について明らかにし、この問題を修正するプログラムを無償で提供することを発表しました。今回発見された問題は、データの損失やコンピュータ本体に影響を与えるといったものではなく、日常コンピュータを使用するにあたっては全く問題のないものです。 Windows 98がインストールされたコンピュータは、ある限られた条件のもとで、西暦2000年になるとディスプレイ上の日付が誤って表示される可能性があります。マイクロソフトでは、この問題を解決する修正プログラムを用意し、Windows 98のユーザーが簡単にインストールし、問題を解決できるよう対処しています。この修正プログラムは、米国内、英語版においては、Windows UpdateのWeb サイト (http://windowsupdate.microsoft.com)を通じてダウンロードするか、電話にてCD-ROMをご注文いただくことにより入手可能です。 日本においては、米国と同様の修正プログラムの日本語版を1999年1月下旬に提供します。このプログラムは、日本においてもWindows Update Web サイトを通じたダウンロードにより入手可能となります。日本語版Windows 98をお使いの方は、英語版の修正プログラムでなく、日本語版の修正プログラムをご利用ください。(詳細手順や事務局連絡先などについては、後日ご案内いたします。) マイクロソフトのプラットフォームインストラクチャグループ担当ディレクターであるリッチ カプラン(Rich Kaplan)は、「マイクロソフトでは西暦2000年に関する問題を非常に深刻に受け止めています。マイクロソフトはこれに関連する問題が発生した場合に備え、ユーザーに対して関連情報や対処方法を迅速に提供するために、製品の入念なテストを繰り返し実施していました。Windows 98に関して実施されている一連のテストの結果、我々は問題を発見し、ユーザーの皆様に修正プログラムを提供することができました」と、述べています。 今回 Windows 98において発見された問題は、西暦2000年を境にある限られた条件のもとでコンピュータを使用するとディスプレイ上の日付が誤って表示されるというものですが、データの損失などの深刻な問題に至ることはありません。大部分のユーザーは、Windows 98を日常使用する場合この問題に直面することはありません。 この問題は、コントロールパネル上で「日付と時刻」の設定をした場合に発生する可能性があります。例えば、ユーザーが一旦日付を閏年の2月29日に設定した後、閏年以外の年に日付の表示を切り替えると、「2月29日」の日付が誤表示される場合があります。 マイクロソフトでは、Windows 98に西暦2000年問題が含まれ、その修正ファイルが入手可能であることをなるべく多くのユーザーに告知するために、Windows 98の登録ユーザーに電子メールによる案内を、日本語版の修正プログラムが用意できしだい行う予定です。また、英語版のWindows 98の2000年問題に関する修正ファイルはMicrosoftR Windows Update サイトからすでにダウンロードが可能となっておりますが、日本語版のWindows 98ユーザーは、この修正プログラムを使わず、1月下旬に提供される、日本語版の修正プログラムを利用してください。 「重要な更新の通知」機能をMicrosoft Windows UpdateサイトよりダウンロードしているWindows 98ユーザーは、修正プログラムの準備が出来た段階でインターネットにログオンすると、自動的にこの問題についての警告が画面上に表示されます。また、ユーザーはWeb、雑誌添付のCD-ROMなどを通じて修正プログラムを入手できるようになります。 マイクロソフトは今年はじめに、Year 2000 Resource Centerおよび西暦2000年問題に直面しているユーザーをサポートするWebサイト(http://www.microsoft.com/year2000/)を設立しました。このWebサイトは、この問題に対するマイクロソフト製品の説明およびテストの進行状況などについての情報を提供しています。マイクロソフトではユーザーに対して、このWebサイトにアクセスし、定期的に情報提供を受けることをお勧めしています ■今回の修正プログラムで修正される問題点 ○Windows 98 システム関連 日付が変わる時刻にシステムを起動する際の障害:西暦2000年以降で、日付が変わる瞬間にシステムを起動すると、システム時計の日付および時刻の表示が不正確となる場合があります。本現象が発生するのは非常にまれであり、通常は1秒以内の時間帯に限られています。 ○Windows 98 添付ツール(アクセサリ)関連 ・ダイヤラのログファイル:スタートボタンから[プログラム]-[アクセサリ]-[通信]にある「ダイヤラ」を使ってモデムから電話をかける際に、通話終了後に生成させるログファイル(通信記録のファイル)の年号部分が正しく表示されない場合があります。ダイヤラの動作そのものには問題はありません。 ・コントロールパネルでの「日付と時刻」:コントロールパネルの「日付と時刻」の画面で、一旦閏年の2月29日を入力し、日付コントロールの上下ボタンを押して年号や日付の表示を閏年以外の年号切りかえると、閏年のみに存在する「2月29日」の表示が画面上に出るという場合があります。 この場合でも、誤って画面に表示された日付でシステム時計を更新することはなく、システム時計への影響は全くありません。 ・コントロールパネルでの「地域」の設定:コントロールパネルの「地域」の画面の日付のタブで、年号の部分を2桁表示するように設定すると、「日付と時刻」の設定の画面で正しく日時が認識されず、2桁の年号として扱われます。本問題を回避するには、地域」の画面の日付のタブで、年号の部分を4桁表示するように設定するか、Windows 98 西暦2000年問題修正モジュールをインストールする必要があります。 ・ワードパッドで作成した文書のカスタムプロパティ:[プログラム]-[アクセサリ]にあるワードパッドで新規作成した文書ファイル(DOC形式ファイル)において、プロパティ表示からカスタムタブを使って日付を入力・表示した際、年号が下2桁しか認識されないことがあります。この場合、上2桁は19(1900年代)として認識されています。さらに、日本を含む極東地域のタイムゾーンを選択している場合にこの操作を行うと、日付そのものが正しく表示されなくなることがあります。(本現象はMicrosoft Wordで作成した文書では発生いたしません。) ○インターネットおよびLAN関連 ・Microsoft Wallet:Microsoft Wallet 2.1.1383以前のバージョンでクレジットカードの有効期限を入力する場合、西暦2000年以降の日付が正しく認識されず、有効期限を入力できなくなることがあります。Windows 98 西暦2000年問題修正モジュールをインストールすることでこの問題を解決できます。 ・Java Virtual Machine:Sun MicrosystemsのJava Development Kit(Version 1.1.1から1.1.5まで)のJAVA Virtual Machineにおける西暦2000年問題に関して、java.txt.SimpleDateFormat class libraryを使っているWebサイトのJAVAコンテンツ上で、4桁の年号を入力しても下2桁の年号でしか認識しないなどの現象が報告されています。 ・IPアドレス取得期日表示:西暦2000年3月1日以降にLANへログオンし、WinipcfgコマンドまたはIpconfigコマンドを使用してIPアドレスを取得する場合、DHCPクライアントが、IPアドレスの取得日時を実際よりも前の日付で取得したとのレポートをする場合があります。 ○ 開発環境関連 ・Microsoft Foundation Class Library:COleDateTimeファンクション(ファイルの日付設定に関連するファンクション)を利用しているアプリケーションが、西暦2000年以降の正しい日付を解釈しない場合があります(例:02/05/2000が2/05/100として解釈される場合など)。西暦2000年以降、このファンクションを利用したアプリケーションを使って作成した文書ファイルの日付の表示が正確にならない場合があります。 ・Data access componentを利用したプログラム:ADOあるいはOLE DBを利用したプログラムを実行する場合で、プログラムがadDate, adDBDate, Dbtype_Filetime のようなdata access componentを使っていて、区切り記号に「ピリオド」を含むインターナショナルの日付フォーマットを利用した場合、下二桁に60より小さい年号を使用すると、日付が時刻と置き換わってしまうことがあります。 ○ MS-DOSプロンプト用コマンド ・DOS XCOPYコマンド:リアルモードのDOSコマンドで、XCOPYを/D:オプションをつけて実行させる(指定した日付以降に変更のあったファイルをコピー。日付を指定しない場合は送り側が新しいファイル場合のみコピーする)際、年号に下二桁の数値だけを使うと、80から99までの間の年数が認識せずに「間違った日付です」と表示されてしまうことがあります。また、WindowsのDOSプロンプトから同じことを行った場合、下2桁の年号は認識しますが上二桁が19(1900年台の年号)として認識されます。(例: 02/05/01 を 02/05/1901として認識する) ◆マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトならびにFAXBOX情報サービスを通じて入手できます。 ・マイクロソフト株式会社 Webサイト http://www.microsoft.com/japan/ (ミラーサイト) http://www.asia.microsoft.com/japan/ ・マイクロソフトコーポレーション Webサイト http://www.microsoft.com/ (ミラーサイト) http://www.asia.microsoft.com/ ・マイクロソフト株式会社 FAXBOX情報サービス FAX番号:03-5454-8100 ・マイクロソフトコーポレーション インフォメーションFAXBOXサービス FAX番号:(1) 201-333-0314
Web 統合インターフェイス「ドミノ ワークスペース R2.0」を発表 〜 対応ブラウザの拡大、マルチサーバーのサポートなど、中堅企業での利用がさらに便利に 〜 ロータス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:菊池三郎)は19日、Webブラウザからノーツ ドミノ サーバーにアクセスし、電子メールやグループスケジューリング、会議室予約などのグループウェアの基本機能を利用可能にする Web 統合インターフェイスの新バージョン「ロータス ドミノワークスペース R2.0」を11月24日から販売開始すると発表しました。新バージョンでは、レスポンスタイムの向上、マルチサーバーへの対応、対応するブラウザのプラットフォームの拡大、社員名簿機能の追加など、従業員数 1000 人程度の中堅企業で運用するための機能を大幅に強化しています。 「ドミノワークスペース R2.0」の標準価格は 9,000円(税別、1ライセンス)で、全国のロータスビジネスパートナーを通じて販売されます。 「ドミノ ワークスペース」は、SMB(Small and Medium Business)市場向けに本年6月より販売している「ロータス イントラネット基本導入パック 」に同梱されていましたが、中堅企業のお客様から、既存環境と融合し全社展開を可能にしたいとのご要望が強く、今回の新バージョンはそのニーズに応えた形となりました。具体的には、Webブラウザとノーツクライアントが混在する環境でも、クライアントの違いを意識することなく相互にメールの交換やスケジュール管理が行えるようになったほか、一人のユーザーが、アプリケーションによってノーツクライアントとWebブラウザを併用したり、Webブラウザ付属のインターネットメールソフトをメーラーとして利用することもできます。また、マルチサーバー対応によるパフォーマンスの向上や、対応ブラウザのプラットフォームの拡大などによって、中堅企業での複雑なシステム環境にも対応可能となりました。これによって、初期導入はもちろん、ノーツを部分導入している企業が「ドミノ ワークスペース R2.0」を追加導入して、ノーツ ドミノ サーバーによる全社的な情報インフラを展開することが可能になります。 また、「ドミノ ワークスペース R2.0」は、管理面においても非常に便利になりました。ユーザー登録やメール環境のセットアップは全てWebブラウザから可能になり、漢字アドレス帳に、社員番号や所属部署、内線番号などの情報を入れて、社員名簿として活用することができるようになりました。 漢字アドレス帳を組織階層に合わせて内線番号とともに表示することで、組織表および内線番号表としても利用できます。 また、ユーザー管理作業を軽減させるため、ロータスホームページから、前バージョン「ドミノ ワークスペース R1.0」からの移行ツールなど、各種の管理ツールを無償で提供することを予定しています。 ■発表概要 ・製 品 名: 「ロータス ドミノワークスペース R2.0」 ・標準価格: 9,000円(税別、1ライセンスあたり) ドミノ フルアクセスライセンス以上のライセンスをお持ちであれば、メディア(3,000円:税別)だけが必要になります。 ・発 売 日: 1998年11月24日(月 ) ・販 売: 全国のロータスビジネスパートナー ・動作環境: ノーツ ドミノ サーバー:CPU Pentium U以上、OS Windows NT 4.0 Server Service Pack 3以上、メモリ 128MB以上、ハードディスク 1GB以上 ドミノ ワークスペース:対応ブラウザ: Internet Explorer 4.01(Service Pack1を推奨) Windows 95/98/NT、Netscape Navigator/Communicator 4.04 Windows 95/98/NT、Windows3.1 ◆お問い合わせ先 ロータス株式会社 インフォメーションセンター Tel.03-5496-3111 |