去る11月13日(金)、Windowsコンソーシアム第10回通常総会がホテルニューオータニ東京に於いて開催されました。総会は松倉議長の議事進行により行われ、第9期活動報告に始まり、収支報告、第10期の事業・予算計画、Windows CEコンソーシアム設立、Windows DNAコンソーシアム設立と次々と承認可決され、第10期の理事・監事が選任されて幕を閉じました。 本年度の重点目標は、次の7つに置かれることになりました。 @ Digital Nervous Systemへの取り組み支援 A COM/DCOM利用によるアプリケーション開発支援 B Web製品カタログWindows Shoppingの内容の充実と普及活動 C コンポーネントの流通支援 D 各委員会活動の充実と活性化 E Windows CEコンソーシアム、Windows DNAコンソーシアムおよびWindowsユーザー会の本格活動 F 各種開発ツールの紹介 夕方から同ホテル桂で開かれた懇親会には、多くの会員や招待客およびプレス関係者が駆けつけ、終始なごやかな懇談風景があちこちで見られました。再任された松倉会長の就任の挨拶、高橋三雄顧問(麗澤大学教授)のご挨拶・乾杯、下川副会長の中締めのあと、定時近くまで歓談が続きました。 総会に先立ち15時から2時間にわたり行われた「第82回セミナー」には、多数の受講者がつめかけ、マイクロソフト株式会社の東事業部長をはじめとする各社のキーマンによる「21世紀に向けての我が社のWindows戦略」の講演に熱心に聞き入っていました。 こういう厳しい時期だが、もう1期やらせていただくことになった。Windowコンソーシアムも10年目を迎えた今年からは、Windows CE、DNAなどいろいろな面で新しいボランティア活動も増えており、是非皆さんといろいろな横のつながりで協力しながらWindowsの発展とこの業界を盛り上げていきたい。同時にいろいろなジャンルの方々が参加して儲かるITビッグバンを盛り上げて21世紀に向けて進んでいきたいと思う 最近、大学の学生さんに話したことであるが、8月末の週刊朝日に金融勝ち組みになる3か条の記事があり、それはなにかというとパソコン/英語/統計学である。これらを勉強するにパソコンで英語を勉強する、パソコンで統計学を勉強するという手があり、まさに1石2鳥、1石3鳥といえる。最近Windowsのソフトをサーベイしていると、『パソコンで英語を勉強する』、『パソコンで統計学を勉強する』というソフトが随分と目につくようになった。こういうWindowsのソフトウェアの新しいニーズがあることをもっともっと世の中の人たちに知らせてあげたい。パソコンの使われ方がEメールやワープロだけでなく教育や学習などもっと色々な使われ方があることを見なおしてもいいのではないかと思う。この分野のソフトがもっと売れてもいいものだと思うが、これには学校の先生というインターフェイスを通して最終的なユーザーたる人たちにもっともっと働きかける努力をしてもらいたいと思う。パソコンがなければ仕事にならない、学習にならない、勉強にならない、という先は見えているのだからそこに至る道筋で皆さんのビジネスが繁栄するということは言うまでもない。 コンソーシアムも10年経ち、ここでいったん見直してもいいのではないかと思っているが、どんどん新しいテクノロジーが入ってきて、やることがどんどん増えてきてしまっている。今日のセミナーでソニーさんのi.LINKの話でUSBや1394があり、Windows 2000の話も出てきた。Windows 2000になるとWindows 95/98のソースが消えるということになり、今まで我々が使っていたWindows 2.0、2.1、3.1、95、98と進んできたプログラムをマイクロソフトが10年かかってやっと捨てて新しいNTのテクノロジーで全部やっていこうということである。コンソーシアムも10年目を迎えた今年、Windows Shoppingというカタログ用のデータベース、Windows CE、Windows DNAコンソーシアムなど新しい試みをどんどんやっていきますので末永くお付き合いしていただければと思う。それでは一本締めでいきますのでご唱和ください。
第10回通常総会に続いて行われました第60回理事会において、下記の第10期のWindowsコンソーシアム役員が選出されました。会長、副会長、理事、監事、顧問の皆さまをご紹介いたします。
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