Windows CEコンソーシアム、
Windows DNAコンソーシアムのご案内
Windowsコンソーシアムでは、来期(10月から)の事業として、Windows CEコンソーシアムを立ち上げることになりました。Windows CEはご存知の通り、あらゆる産業のコアOSとなるべく設計された、マイクロソフト社の最新オペレーティング・システム(何だかこのOSという言葉も古臭くなりましたネ)です。
ハンドヘルド・コンピュータのOSとして既にNEC、カシオ、日立などから製品が発表されていますが、Palm PC(手のひらサイズのPC)、カーナビ(なんと人と会話します)、WebTV(テレビと電話線だけで手軽に家庭でインターネット)、そしてエンベッド用基板(産業・民生機器用)と、まさに産業の基盤となるものです。
このCEコンソーシアムは、Windowsコンソーシアム内の組織として立ち上げます。つまり、会員の皆様は、そのままCE関連の情報提供やセミナーなどが受講できます。四方、八方に広がるCEテクノロジーについての情報収集や、情報交換の場として、Windows CEコンソーシアムを活用してください。
具体的には、以下のようなサービスを提供する予定です。
@ CE開発ツールの紹介と一部のご提供
A セミナーの開催(4回/年程度)
B CE関連資料の提供(Windows Kitに同梱します)
C CEアプリケーションの収集と配信(インターネット「WinShop」を使用します)
D 会員企業紹介(インターネット上で)
E 海外CE関連企業のご紹介(日本でのパートナーを求めています)
F 分野別メーリングリスト
Windows CEコンソーシアムは、このサービス単独での入会も可能です。この場合は、年会費50,000円で、上記のサービスを受けることができます。ただし、従来のWindowsコンソーシアム系のセミナーは有料となります。また、Windows キットなどはCE関連のみが提供されます。
Windowsコンソーシアムは、1社で複数部門の入会が可能ですので、貴社のWindows CE関連部門の入会をご検討ください。
(副会長 下川 和男 shimokawa@est.co.jp)
Windowsコンソーシアムでは、今期下部組織として設立したActive Platformコンソーシアムを来期(10月)より本格活動をいたします。以前にご報告いたしました通り名称もWindows DNAコンソーシアムとして改名いたします。Windows DNAはWindowsプラットホームでの分散アプリケーションを構築するためのフレームワークです。1997年9月末に米国サンデイゴで行われたPDCでWindows Distributed interNet Applications(Windows DNA)というフレームワークが発表されました。Active Platform等のアーキテクチャを包含したもので3階層構造をサポートしています。その中でもWindows DNAを構築するモジュールのCOM/DCOMテクノロジー等の情報の提供や3階層アプリケーション/システム構築の標準化普及促進を中心に活動します。
@ コンポーネント(部品)の流通
A 各種コンポーネント(部品)を利用したテクノロジー紹介
B コンテナ、コントロール、スクリプト/スクリプトエンジン各要素テクノロジー普及
C 3階層システム構築手法と開発ツールの普及促進
D コンポーネントの告知活動
E 会員間の横の連携活動を推進
従来からのWindowsコンソーシアムの会員の方は自動的にサービスを受けられます。また、Windows DNAコンソーシアムのサービスを単独で入会することも可能です。この場合は年会費50,000円で上記のサービスを受けることができます。
ただし、従来のWindowsコンソーシアム、Windows CEコンソーシアム等のセミナーは有料となります。また、WindowsキットなどはWindows DNA関連のみが提供されます。
貴社のコンポーネント開発や3階層システム構築関連部門のご入会をご検討ください。
下図にWindowsコンソーシアム、Windows CEコンソーシアムおよびWindows DNAコンソーシアムの組織図を載せます。
(会長 松倉 哲 akira@fsi.co.jp)
Contents
Windows Consortium ホームページ