会員会社情報



会員数 230会員(1998年5月1日現在)

近況報告

─ 我が社のWindows戦略 ─

● 鐘紡株式会社 情報システム事業部

 鐘紡株式会社情報システム事業部では、1983年にパソコン事業に参入し、FAやPOSを初め、さまざまなアプリケーションに携わってまいりました。1993年12月のWindows NT発売を機にWindowsベースのサーバー/クライアント パッケージドソリューションに、いち早く取り組み、現在では次のような製品を販売しております。
・統合コールセンターソリューションシリーズ  音声合成技術、CTI技術、ネットワーク技術を融合させ、テレホンマーケティング、テレホンバンキング等のシステムを提供します。
・STAFFBRAIN人事・給与情報管理システム
 多彩で柔軟なテーブル構造をもち、広範囲な人事システム・給与体系に適応する、パッケージシステムです。OracleにもSQL Serverにも対応しており、従業員数に応じてシステムの規模を拡張できます。
・TREMONY SYSTEM シリーズ
 Windows NTサーバーを中心とするLAN、WAN分散システムの構築にあたり、外部システムとのデータ転送機能や、Windows NT上でのバッチジョブのスケジューリング・イベント実行、自動運用、サーバー監視機能をつかさどる、統合運用管理パッケージです。
・統合ネットワークソリューション
 全銀手順、JCA手順等のメッセージスイッチングを初め、さまざまなプロトコル変換に対応したソリューションを展開しています。
 以上の他にも、多くの企業様における基幹システムの構築をお手伝いすべく、常に最新の技術を取り入れながら、多くのソリューションに取組んでおります。

(開発第2部 寺西 広正 teranisi@osa.isd.kanebo.co.jp)
<1993年6月入会、東京都港区海岸3-20-20。鐘紡の事業多角化の一環として1977年12月の発足以来、システムインテグレータとしてハード、ソフト、サービスの販売を金融・流通・製造など業界を問わず手がける。
URL http://www.isd.kanebo.co.jp/


● ブラザー工業株式会社

 ブラザーの名を聞いて未だにミシン・編機・タイプライターだけをイメージする方もいらっしゃるかと思いますが、当社は今や、ファクシミリ、プリンター、電子文具など情報通信分野の売上げが全体の6割以上を占めるに至っています。ここでは、当社の主なWindows用ソフトをご説明し、ブラザーの一面を是非知っていただこうと思います。大きく分けて、当社の製品専用のソフトと、そうでないものとがあります。専用ソフトの代表例は、各種プリンタードライバーで、レーザープリンターHL-730plus用やマルチファンクションセンターと呼んでいる、FAX機能・プリンター機能等を1つにまとめた製品MFC-4550J用などがあります。もうひとつ製品専用ソフトとして、ラベルまたはスタンプ作成機用エディタソフトP-TOUCH PC EDITORがあります。これは機械をパソコンに接続し、画面で文字や図形を組み合わせてそのままのイメージをラベルやスタンプに出力できるユニークな製品です。製品名としては、ラベル用がP-TOUCH PC、スタンプ用がP-TOUCHスタンプクリエーター SC-200PCEです。次に、当社製品に依存しないものとして、日英翻訳ソフトTransLandがあります。他メーカーのものと比較テストを行ったことがありますが、かなり自慢できると自負しています。また、今年の3月に発売したRIP(Raster Image Processor)ソフトDS Magicがあります。これは、A0サイズなどの大型プリンター(機種は限定)を利用する皆様の強力な味方になると思います。以上は特に国内についてですが、海外も含めて今後ますますハード、ソフト、サービス、システムなどを融合させた商品作りを推進していきます。尚、インターネットのホームページを開設し、ブラザーについてさまざまな紹介をしておりますので、そちらの方も是非ご覧ください。

(電子機器事業部 製造部 開発G  主任研究員 菊川 博幸hiroyuki.kikukawa@brother.co.jp)
<1991年3月入会、名古屋市瑞穂区河岸1-1-1。業務内容は、インフォメーション・ファッション・コミュニケーションの分野で、ハード、ソフト、サービス、システムなどを融合させた商品作り。
URL http://www.brother.co.jp/


● 有限会社マイクロコンピュータテクノロジー

 弊社は1995年1月設立の小さな小さな会社です。入会の時には本誌Vol.12に書かせて頂きましたが、会社設立以前におりました会社でもWindowsコンソーシアムに入会させていただいておりました。ということでWindowsおよびコンソーシアムとのお付き合いも比較的古くWindowsが1.03から2.0になったころからです。そのころからマイコン応用機器とパーソナルコンピュータとが有機的に結びつくことで格段に可能性が広がるということでWindowsにかかわってきたわけです。そんな思いから現在の会社設立にいたっています。
当時はネットワークもまだまだでWindowsのアプリも少なく、フロントエンドにExcelを使っても、Windowsのデータベースがあまりなく、結局DOSへいってdBaseにやらせたりしていました。頼りはSDKのマニュアルとペゾルドの本のみ、そんな当時に比べるといまはWindowsの環境は格段によくなり、PC間でのネットワークも当たり前になり、大抵のことはできるようになり非常に嬉しい限りです。
Windowsは次のステージ、マイコンの機器側に展開しはじめました。Windows CEが2.0になりPalm-SizePC、 AutoPCそして組み込み用のEmbedded SupportさらにはReal Time OSへの拡張と目白押しです。国内においてはRTOSはITRONがかなり使われていますが、CEには期待大です。Javaもあります。さらに機器のネットワーク環境もこれからです。大きな装置はイーサネットを持たせればいいでしょうが、炊飯器にはイーサネットは不釣合いです。USBもIEEE1394も立ち上がってきます。LON Worksという制御ネットワークもあります。
現在弊社は社名のとおりマイクロコンピュータ技術を応用した機器の開発、Windowsのソフトウェア開発をしております。ベースは制御、計測、FA関連です。現状は受託開発メインですが、やはり自社製品を目指しております。小さな会社ですので大きなことも多くのこともできませんが、これからも、今まで以上にWindowsを取り巻く環境はエキサイティングなのではないでしょうか。
 

(代表取締役  栗林正好  mkuri@valley.ne.jp)
<1995年5月入会、長野県松本市高宮南8-12 丸和ビル1F。業務内容は、マイクロコンピュータ応用機器の開発・企画から販売・保守、制御・計測・FA・IMS化を中心としたシステムおよびアプリケーション開発を行う。>



新製品情報

● 株式会社IDGコミュニケーションズ

月刊誌「BackOffice World」
判 型 A4変型
発売日 毎月8日 (6月8日創刊)
年間定期購読料 15,000円(送料・税込) 書店ではお買い求めになれません
発行・発売 (株) IDGコミュニケーションズ

 IDGコミュニケーションズでは1998年6月24日、「月刊BackOffice World」を創刊いたします。「月刊BackOffice World」は、Windows NT&BackOfficeに関して、“クオリティの高い情報”を“クオリティの高い読者”にお届けします。
 マイクロソフト日本法人はもちろん、マイクロソフト米国本社が発信する、BackOffice関連の「技術情報」「マーケティング情報」「サポート情報」と合わせて、編集部およびテスト・ラボが独自に行うベンチマーク・テストおよび製品レビュー、編集部が収集するトラブルシューティング情報やTips情報、活用テクニック情報などをお伝えします。「BackOfficeの導入を真剣に検討する方々」や「すでにBackOfficeを積極的に活用されている方々」に、BackOfficeに関する最新情報を提供するのはもちろん、活用する上でのテクニックやノウハウ、トラブルシューティングなど、実践的に役立つ情報を毎号お届けします。

<月間「BackOffice World]の主な編集企画>

●国内企画
 特集/特別企画
BackOfficeに関するタイムリーかつビッグな話題を取り上げます。新製品情報や既存製品の最新情報、ハードウェアの情報などテーマはさまざまです。 トラブルシューティング
BackOfficeに関する実際のトラブルとその対処方法を紹介します。
 開発情報
Visual BasicやVisualInterDevなどの開発製品を使用したBackOffice上の開発について解説します。
 連携テクニック
イントラネット向けに、SQL ServerやExchange Server、Proxy ServerなどとIISとの連携方法を紹介します。
 SQL
Serverを使用したデータベースシステムに関して、開発や管理運営の方法を解説します。
ネットワーク管理運営ガイド
SMSを使用して、いかにしてネットワークの管理運営を効率的に行えるかを実例によって解説します。
 アプリケーション・レビュー
BackOffice対応アプリケーションを毎号2本以上、製品評価も含めて紹介します。
 ハードウェア情報
BackOfficeを120%活用するためのハードウェア(サーバ本体、ストーレジ、ネットワーク機器など)について、新製品情報を紹介します。
●海外企画
 実践テクニック
BackOfficeの各製品について、実際に現場で使えるテクニックを紹介します。
 技術解説
BackOffice製品に関する技術解説や、BackOffice製品によって生み出されるソリューションの解説を行います。
 新製品情報
BackOfficeに関する最新の製品情報や動向をレポートします。
 製品比較
他社の対抗製品と比較して、BackOfficeの特徴を明らかにします。
 ニュース
全世界のIDGが報道したBackOffice関連のニュースをダイジェストで伝えます。
●マイクロソフトPR企画
『Microsoft BackOffice Solutions』(毎号7ページの特別PR企画)
 主な企画内容
「MCSP情報」
BackOffice製品を使い、システムをインテグレートするMCSPの最新情報を提供します。
「BackOfficeテクニカル導入事例」
BackOfficeプロダクツを導入した企業を紹介します。
「テーマ別ソリューション・ガイド」
 Exchange
Server対応アプリケーションを絡めた使いやすいグループウェア構築に長けたMCSPをまとめて紹介します。
◇ お問い合わせ先
(株)IDGコミュニケーションズ 出版販売部   Tel. 03-3222-6517 URL http://www.idg.co.jp/


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