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● ロータス フォーラム '98

2月25日 基調講演「ネットワークと経営革新」
米国ロータス社 社長 ジェフェリー・パポウズ氏

 本コラムは、ジェフェリー・パポウズ社長の講演「ネットワークと経営革新」の中から『Market Focus』、『Leadership in Messaging』および『Notes/Domino R5』のみを取り上げて掲載してあります。本文、写真はWindowsコンソーシアム事務局の取材によるもので、文責はWindowsコンソーシアム事務局にあります。
 なお、ロータス社ホームページ(http://www.lotus.co.jp/)にロータスフォーラム '98の詳細が掲示されていますので、ご参照ください。


 1997年は、ロータスにとってビジネス面においてオリンピックほどに非常に重要な年でありました。新しいノーツのユーザー1050万人が買って、インストールして使っていただいております。1997年だけを見ましても、私ども1996年の新規のお客さま450万人を越えております。130%というノーツクライアントの出荷数量が記録されておいます。この130%という伸びはすばらしい実績を記録しています。ロータスジャパンがこれに大きく貢献しているといえましょう。


 特に私どもがどこの市場に焦点を絞っているのかをこれからお話したいと思います。
 私どもは今まで3つの市場に努力を注入してきました。1つはこの業界というものをメッセージングの分野で指導的な立場を保っていくということ、Eメール、カレンダリングそして最近のクライアント/サーバーベースのメッセージングというものに力を入れてきました。2つ目は非常に広くグローバルな形でリーダーシップをとっているのはドミノをメッセージングサーバーとして使うだけではなく、Webアプリケーションサーバーとしても使うということをしてきました。インターネットをWorld Wide Webで使うということ、ただ止まった情報を出版する、あるいは単純なブラウジングするだけではありません、それを更に広めてインタラクティブな形でWebベースのアプリケーションを使う、そういったアプリケーションが基幹業務的な商取引やあるいは市場での存在感、そしてビジネスの目標達成に役に立つと考えています。
 3つ目、私どもロータス社はパソコンの爆発的な伸びの源泉になったと言っていいでしょう。当時は単純なスプレッドシート、ロータス1-2-3という花形製品、キラーアプリケーションというものを出してきたわけでありますが、それがトリガーになり何千万人ものユーザーが、日本ではスーパーオフイスと呼ばれる、他の大陸ではスマートスイートと呼ばれる製品を出してきました。その製品によって再びリーダーになると考えています。今までの成功した技術に頼ることなく新たなパラダイムを生み出してきたと言ってよいといえましょう。新しいリクアイアメントに合ったものを作ってきました。個人の生産性を上げる分野でのさまざまな技術革新をしてきました。
 1998年は4つ目の目標を追加しました。マーケティングの観点から企業の戦略の柱を一つ増やしてきました。技術の中でいわゆるKnowledge Managementというものがあります。


 ロータスはこのように4つの分野に焦点を絞ってここでのリーダーシップを勝ち取っていきたいと思います。そしてお客様、パートナーの方々の価値を生み出していきたいと思う。1997年はさきほど申しましたようにノーツクライアントだけでなくて、他の分野でも非常に素晴らしい年であったといえましょう。非常に広い分野で市場での努力をし、その分野で二世代目の高度なメッセージングを提供してきました。市場はどんどんホストベースのシステムからオールインワンというものから、あるいはファイルケアリングべースのシステムから、例えばccメール、MSメールといったものからもっと新しい世界に移ってきています。産業ベースの強みを持ったクライアント/サーバーベースの環境ということになります。ロータスノーツその他の製品がその分野に入るといえましょう。重要な点は1997年と1998年は引き続き継続的にメッセージングこそがコラボレーションの主要なアプリケーションであると考えています。もちろんグループウエアを使って、Knowledge Managementを使って非常に高度なことができるようになりました。ロータスはこういった分野に更に深く食い込んでいくと考えています。
 現在、メッセージングというのは、企業にとりまして、大企業であれ中堅企業であれ非常に重要なものとなり続けるでしょう。1997年ロータスはこのマーケットシェアで3%伸ばしました。また世界のメッセージングシート数では24%のシェアです。そして他の競争他社、マイクロソフトも入れまして倍の伸び率を記録しております。この市場を導いていくのはマイクロソフトその他ではなく、我が社であるといっていいでしょう。しかし、皆さま方のオリンピック選手と同じように過去の勝利に酔いしれているわけにはいきません。そして今までのパフォーマンスだけに頼るわけにはいきません。目の前に山がそそり立っています。やはり新たな記録更新が必要になります。これが実現できるのはやはりこのリーダーシップの分野に引き続き投資するということです。ノーツR5、これこそが私どもの投資の的といっていいでしょう。 それプラス、かなりの研究投資が行われており、このような努力が次の進歩に大きく寄与することになります。


 ノーツR5は5つの点に焦点をしぼっています。
 1つ目は、使い勝手の良さを更に高めていくということ、トレーニングコストを削減し、そして社員たちに必要なものを提供する展開時間を短縮していくことを考えています。こういった努力は当初日本の研究開発から生まれてきました。これは決して北米の研究開発の結果だけではありません。日本でも研究開発を積極的に進めてまいりました。非常に有能な人材が日本にいるということです。
 2つ目ですが、スタンダードベースの価値というものに今後も力を入れていきたいと思います。疑う余地はありません。スタンダードのメリットというのは知名の利であるといっていいでしょう。こういったスタンダードがあったからこそ、インターネットというものが爆発的に伸びたといっていいでしょう。これによって始めて私どもは文明の大きな進歩を遂げたといえます。私どもはさらにそれを高め、HTML、XMLそしてネイティブマイムの実装というものをスタンダードベースの環境の中で進めてまいります。サーバーの分野でも、クライアント側でもノーツR5において、私どもはこの業界のリーダーとして責任を負っていきたいと思います。マイクロソフトと直接協力し、ネットスケープとも、競合他社あらゆるパートナーの方々と協力していきます。私どもはユーザーの要件を犠牲にするということはありません。時としては競合他社とも強力していきたいと思います。マイクロソフトは特にこのような課題に前向きに対応してくれました。これはロータスにとっても、マイクロソフトにとっても、皆さま方ユーザー、ビジネスパートナーの方々にとってもいいことだと思っています。私どもはメッセージングのプラットフォームでも、Webアプリケーションプラットフォームでも引き続きリーダー的な立場を保っていきたいと思います。
 3つ目は、スケーラビリティに関してです。私どもは十分理解している積りですし、受け入れています。私どもの役割は基幹業務に適用できるインフラを皆さま方、お客様にご提供するということです。すなわち信頼性、迅速性、製品やサービスの品質を実現してまいります。ノーツ R5、ここでは私どもは努力をし100万個のアドレスをノーツのエントリーに入れることができています。そしてコンカレントユーザー数は何万にも及びます。1つのドミノサーバーで何万ものコンカレントユーザーというものを実現しています。これはスケーラビリティということに関するだけでなく、ネットワークのトポロジーも単純なものにしていく必要があります。また、皆さま方のトータルコストオーナーシップも削減していく必要もありましょう。また、皆さま方のタイムツーマーケットも短縮していくこともできます。
 4つ目、同時に私どもはラピッドアプリケーションデベロップメント(RAD)、これはWebサービス用のバージョン5で実現しています。業界でもっとも強力なWebプラットフォームとしてもあるわけですが、それを更に威力を高めていく積りです。
 5つ目、最後になりますが私どもは現在もう既にコラボレーションを進めていますが、現在のコラボレーションはまだ非同期の技術をベースにしているといっていいでしょう。私どもはこれを変えていくことを考えています。非同期から同期へと、しかもリアルタイムの機能をつけてクライアント側のノーツそしてサーバー側のドミノに対して提供していきたいと思います。例えばリアルタイムチャットというもの、アプリケーションの共有、Shared Web オブジェクトの共有、オンラインビデオやインストラクタートレーニング、そしてデジタルの世界でリアルタイムでグローバルでコラボレーションを実現していきたいと考えております。ネットワークのバンド幅という現実をふまえた上でその実現を目指していくことになります。ノーツR5におきましては、クライアント側の戦略を更に単純なものにしています。今まで色々な製品を出してまいりました。その中の最高のフイーチャというものをこのノーツR5の中にまとめていきます。クライアントを展開するその中にはメッセージングもWebベースのアプリケーションも対応しています。そして1つのWebアプリケーション開発環境でドミノのデザイナーは非常に強力なWebアプリケーションをこの環境の中で開発ができるようになります。




ニュースリリース

● ブラザー販売 (1998.2.18) <抜粋>

ブラザー日英翻訳ソフトTransLand/JE Ver.2.0 for EUDORAを4月10日より発売
Windows版/Macintosh版 標準価格(税別) ¥12,800.-

ブラザー販売株式会社(本社:名古屋市瑞穂区、代表取締役社長:稲井行雄)では、電子メールソフトEUDORAプラグイン用日英翻訳ソフトTransLand/JE Ver.2.0 for EUDORAを4月10日より発売いたします。年間売上げ目標本数は20,000本です。
  ・電子メールソフトEUDORAに日英翻訳機能を追加するプラグイン。
  ・インターネットの英文メールを、日英翻訳ソフトTransLand/JEのトップクラスの翻訳精度で強力にサポート。
本ソフトを使用するには、株式会社クニリサーチインターナショナルの電子メールソフト「EUDORA PRO Ver.3.0-J以上」が必要です。

<主な機能>
  ・豊富な基本辞書とトップクラスの翻訳精度
  ・EUDORAにマッチした操作性
  ・ユーザーフレンドリーな操作性
  ・フレキシブルな翻訳操作
  ・フレーズ集/テンプレート集
  ・ユーザー単語辞書
  ・ユーザー定型文辞書
  ・辞書引き
  ・単語対応
  ・専門用語辞書

◆ お問い合せ先
 ブラザー販売株式会社 情報機器事業部
 Tel.052-824-3420  Fax.052-825-0311
 E-mail (soft.sales@brother.co.jp)


● ボーランド(1998.2.10) <抜粋>

さらなる生産性の向上を実現したC++ビジュアル開発ツール「Borland C++Builder 3」出荷開始

 ボーランド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:大木 博)では、平成10年3月26日より32ビットアプリケーション開発ツール「Borland C++Builder 3」の出荷を開始いたします。

 Borland C++Builder 3(以下、C++Builder 3)シリーズは3つの製品形態となっており、趣味や学習が目的の個人プログラマの方を対象にした「C++Builder 3 Standard」(希望小売価格\29,800)、個人のパワープログラマからVAR、ISVの方を対象にした「C++Builder 3 Professional」(希望小売価格\68,000)、クライアント/サーバーアプリケーションを開発する企業内グループからVAR、ISVの方を対象にした「C++Builder 3 Client/Server Suite」(希望小売価格\320,000)を用意しました。
 C++Builder 3は、昨年3月の発売以来、C++による真のビジュアル開発を実現したことで高い評価を受けたC++Builderの後継バージョンです。C++Builder は、ビジュアル開発による高い生産性とC++言語による既存の資産やノウハウの活用を両立させており、さらにローカルデータからSQLデータベースにいたる高いデータベーススケーラビリティを備えているため、短時間で高度なアプリケーション開発を求められるC++プログラマにとって最適のツールです。

 C++Builder 3では、開発をいっそう効率化する機能が強化されています。ビジュアル開発環境は、複数のターゲットを管理できるプロジェクトマネージャや入力ミスを軽減できるコードテンプレート、デバッグ機能などが強化されています。また、クールバー・ツールバーやスプリットバーなどの新しいコンポーネントも追加されている他、コンポーネントライブラリをDLLとして利用するパッケージ機能によって実行ファイルのサイズを大幅に小さくできます。

 Professional版以上では、ActiveXコントロールを簡単に作成するウィザードが提供され、登録済みのコンポーネントをワンステップでActiveXコントロールに変換したり、Activeフォームを使ってフォームスタイルで新しいActiveXコントロールを作成できます。また、11種類の表示形式を持つチャートや、SQL文をビジュアルに作成できるSQLビルダー、MMX対応アセンブラなどが強化されています。

 Client/Server Suite版では、多次元解析を実現するDecision Cubeコンポーネントが提供されており、容易にOLAPアプリケーションが開発できます。また、リモートデータ制御もコンポーネントベースで開発できるようになっています。
 C++Builder 3は、この他にも多くの機能が強化されており、C++による高い生産性を実現する製品として、幅広く普及していくものと予想されます。

◆ お問い合せ先

 ボーランド株式会社 インフォメーションセンター
 〒151-0073 東京都渋谷区笹塚1-64-8 笹塚サウスビル
 Tel.(03)5350-9380  Fax.(03)5350-9369
 受付時間:10:00〜12:00 13:00〜17:00(土曜・日曜・祝祭日は休み)
 URL http://www.borland.co.jp/



● マイクロソフト(1998.2.12) <抜粋>

小規模オフィス向け統合「Microsoft(R) BackOffice(R) Small Business Server バージョン 4.0 Version 4.0」日本語版、3月13日(金)発売
〜 小規模オフィスに必要なあらゆる機能を統合し、専任の管理者を置くことなくシステムの管理/運用が可能に 〜

 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、統合サーバー アプリケーション プラットフォームである「Microsoft(R) BackOffice(R)」(以下:BackOffice)ファ ミリー製品を小規模オフィス環境に対応させた「Microsoft(R) BackOffice(R) Small Business Server Version 4.0」日本語版(以下:Small Business Server)を、3月13日(金)に全国の販売会社で発売 します。 また、通常パッケージに加え、Small Business Server(5クライアント アクセス ライセンス付 き)に「Microsoft Office 97, Professional Edition, for Windows(R)」日本語版(以下:Office 97 Pro、5 ユーザー付き)を同梱したキャンペーン パッケージを10,000本限定で発売します。

 Small Business Serverは、業界標準のMicrosoft Windows NT(R) Serverを基盤に、小規模企業で必要 とされる、データベース、電子メール、FAXサーバーおよびインターネット接続などの機能を統 合した新製品です。OSとアプリケーションのインターフェイスが統合された新設計の管理ツー ル、ウィザードを利用した自動ナビゲーション機能による管理手順の自動化などにより、専任の システム管理者を置かなくても、日々の管理/運用が可能になります。Small Business Serverは、 最大25台までのクライアント端末を所有する小規模企業に最適なシステム環境を提供します。

 Small Business Serverは、具体的には以下のソリューションを提供します。
 ・ビジネスサーバー:ワープロや表計算など個人のパソコンに保存されている資産をサーバー上で管理することにより、 情報を会社の資産として活用でき、効率的な情報共有を促進します。
 ・コミュニケーション サーバー:社内メールをはじめ、専用線や電話回線を利用したダイヤル アップ型接続によるインターネット メールの活用により、社内外を問わず通信ができます。また、新たに追加されたFAXサービスによ り、クライアントのパソコンから、直接FAXの送受信が行なえます。さらに、プリンタ、モデムな どの周辺機器の共有により、投資コストが削減されます。
 ・アプリケーション サーバー:販売、人事、財務、SFA(Sales Force Automation)、業種パッケージなど、豊富な対応アプリケーションとの組み合わせで、あらゆるニーズに対応します。
 ・インターネット サーバー:インターネットへの接続により、世界規模の情報がリアルタイムに入手可能となり、また、Webサ イトによる情報発信もウィザードによる設定だけで容易に行えます。

 現在現在国内には、従業員数が10人以上、100人未満の中小規模の事業所が約120万社存在する(平 成9年総務庁統計)といわれており、パソコンを情報システムとして採用する企業は、すでに80% を超えています。一方、50〜99人規模の事業所においてネットワーク環境を導入している企業は 全体の22.9%と、米国では41.5%の企業がネットワーク環境を導入しているのと比較して、約半 分の導入率になっています。(日本:中小企業庁「企業の実態調査」1996年11月、米国:IDC/JAPAN 調べ)
 これらの小規模企業では、導入や運用に要するコストが高額で、システムが複雑なことなどか ら、これまでネットワーク システムの構築が躊躇されてきました。当社では、Small Business Server が提供する包括的なソリューションおよび容易な管理/運用機能により、小規模企業におけるネッ トワーク システムの導入は、今後一層拡大すると予想しています。
 また、当社では、多数のパートナー企業と協力することで、Small Business Serverを中心とした 小規模企業向けの各種ソリューションを提供していきます。 現在、国内ハードウェア メーカー15社がSmall Business Server対応機種を発売する意向を表明 しています。また、Small Business Server対応アプリケーションは、業務、営業支援ソフトウェア などを取り扱う19社がすでに対応の意向を表明しており、Small Business Serverの発売時には、約 200種類のアプリケーションの出荷が予定されています。さらに、小規模企業がインターネット を利用する際、専用線接続の設定を容易にし、また、効率的な電話回線によるダイヤル アップ 型接続を可能にするため、約50社のインターネット サービス プロバイダー各社からサービスが 提供される予定です。


● マイクロソフト(1998.3.3)<抜粋>

マルチメディア統合辞典「ブックシェルフ」の最新版
「Microsoft(R) /Shogakukan Bookshelf(R) Version 2.0」日本語版、4月3日(金)発売
〜 新機能「QuickShelf(R)」により検索の操作性が大幅に向上 〜

 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、マルチメディア統合辞典の最新バージョン「Microsoft(R)/Shogakukan Bookshelf(R) Version 2.0」(以下:ブックシェルフ 2.0)を、4月3日(金)に全国の販売店で発売します。
 また、同時にマイクロソフト リファレンス製品のユーザーを対象に、優待価格のアップグレードパッケージを全国の販売店で発売します。
 さらに、法人ユーザーなどが同製品を複数購入する場合に割安な「5ユーザー パック」を外交販売を主としたチャネルを通じて販売します。

 ブックシェルフ 2.0は、1997年3月に販売を開始した「Microsoft/Shogakukan Bookshelf」の改訂版です。小学館発行の「国語大辞典」、「プログレッシブ英和中辞典」、「プログレッシブ和英中辞典」、「故事ことわざの辞典」、「類語例解辞典」、「データパル」(1991年度版〜1998年度版)と、今回追加されたHoughton Mifflin Company発行の「American Heritage(R) 英英辞典」の、合計7種類の著名な辞典類がCD-ROM 1枚に収録されています。今回のバージョンアップに伴う主要な変更点は、以下の4点です。

(1)全辞典データの緻密な改訂
(2)最新版「プログレッシブ英和中辞典」および「データパル」の収録
(3)「American Heritage 英英辞典」の新規収録
(4)新機能「QuickShelf(R)」による検索操作性の大幅な向上

 ブックシェルフ 2.0は、調べたい言葉を一度入力するだけで、7種類の辞典を一括して検索することができます。調べる言葉に応じて辞典の使い分けを意識する必要がなく、操作もきわめて簡単なため、パソコンの入門者から上級者まで、実務の身近なツールとして活用することができます。
 さらに、ワードプロセッサなどのアプリケーションソフトからブックシェルフ 2.0を迅速に起動する、「QuickShelf」機能を新規に搭載しており、画面上のアイコンをクリックするだけで、ほとんどのアプリケーションソフトから素早く辞典を参照することができます。「Microsoft Word 97/98」や「Microsoft Internet Explorer 4.0」との連携はとくに緊密で、より簡単に操作することができます。
 また、ブックシェルフ 2.0の発売に伴い、既存のマイクロソフト リファレンス製品ユーザーを対象にアップグレード プログラムを実施します。対象ユーザーは、アップグレード パッケージを店頭で購入することができます。
 当社は、ブックシェルフ 2.0を通じて、オフィス、学校、家庭における新しいリファレンス環境を提案します。また、デジタル化にとどまらない新しい商品コンセプトを国内市場で確立し、市場の一層の拡大を図っていきます。

◆ マイクロソフトに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトならびにFAXBOX情報サービスを通じて入手できます。
・ マイクロソフト株式会社 Webサイト
    http://www.microsoft.com/japan/
・ マイクロソフトコーポレーション Webサイト
    http://www.microsoft.com/
・ マイクロソフト株式会社 FAXBOX情報サービス FAX番号:03-5454-8100
・ マイクロソフトコーポレーションインフォメーションFAXBOXサービス FAX番号:(1) 201-333-0314



● ロータス(1998.2.26) <抜粋>

個人ユーザー向け統合インターネットクライアント
「ノーツ パーソナルR4.6」を明日から発売

 ロータス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:菊池三郎)は、個人のインターネットユーザー向けに、電子メール/Web閲覧などのインターネット機能と「ロータス ノーツ」の多彩な情報管理機能を統合的に利用できるインターネット活用ツール「ロータス ノーツ パーソナル R4.6」の販売を、明日、1998年2月27日(金)から開始します。「 ノーツ パーソナル R4.6」は、標準価格が12,800円(税別)、ロータスユーザー優待価格が8,800円(税別)で、全国のロータスショップ店頭およびビジネスパートナー経由で販売されます。

 「ノーツ パーソナル R4.6」は、インターネットユーザーが必要とする(1)電子メール機能、(2)Web ブラウジング機能、(3)ホームページ作成・Web情報の保管・整理機能、(4)スケジュール、メモなどの個人情報管理機能、(5)文書・画像データ管理機能のすべてをひとつの製品に統合し、情報をシームレスに連携する「統合インターネットクライアント」という新コンセプトを実現した製品です。 インターネットメールの標準プロトコルであるPOP3に対応した電子メール機能、マイクロソフト社の「Internet Explorer 4.0」のエンジンを利用した高度なWebブラウジング機能に加え、ノーツが本来もつ様々な高機能を備えているのが特長です。具体的には膨大なメール情報から目的の単語が入ったメールを簡単に取り出せる「全文検索機能」、メールの一覧表示を自由にカスタマイズできる「ビュー機能」、メールの振り分けや削除、アーカイブ、Webページのオートパイロットといった作業を自動で行う「エージェント機能」などを備え、さらに携帯端末(PDA)との連携でモバイル環境にも対応でき、ユーザー自身の最適なインターネットの利用環境を創りあげることができます。

 インターネットノーツ サービス(INS)を活用しグラフィカルなホームページや専用会議室を簡単に開設
 当新製品の発売に合わせ「ノーツ パーソナル」ユーザー向けに、株式会社ケイネット、株式会社アドテックスが、ノーツドミノサーバーのホスティングサービスの提供を開始します。このサービスはインターネットを通じて「ノーツ ドミノ サーバー」上で多彩なコンテンツ提供を行う「インターネットノーツサービス(INS)」のメニューのひとつで、今回は、フォーラム/専用会議室の開設やコミュニティ形成などを行うための「個人DBホスティングサービス」 (ケイネット、アドテックスから提供)、グラフィックデータを含むメール送受信が可能なノーツの「メールボックスホスティングサービス」(ケイネット提供)、当製品で作成した個人ホームページをWeb公開するための「ホームページ ホスティングサービス」(アドテックス提供)の3種類のサービスが提供されます。

 ノーツパーソナル発売記念 モバイルキャンペーン実施
 「ノーツパーソナル」を4月30日までにご購入・ユーザー登録していただいたお客様のなかから抽選で110名様に、シャープ社製「ザウルス MI-504」、米IBM社製「WorkPad」、スリーコム・ジャパン社製「PalmPilot」などのPDAをプレゼントするキャンペーンを実施いたします。応募方法など詳細は、ロータスのWebサイト(URL http://www.lotus.co.jp/purchase.nsf/URL/mobile)をご覧ください。

◆ お問い合せ先
ロータス株式会社 インフォメーションセンター
Tel.03-5496-3111


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