技術者交流会開催される


 7月29日、西新宿の東京ヒルトンホテル4Fで行われた第60回セミナーに引き続いて18時から技術者交流会が開催されました。マイクロソフトからは古川会長はじめビジネスシステム製品統括部の加藤浩一統括部長、ソリューションデベロッパー事業部の三ヶ野原敏郎副事業部長ならびに各製品責任者8名のご出席をいただきました。
 松倉Windowsコンソーシアム会長による「技術者にとっては新しいテクノロジーの習得で大変な昨今だが、今日は大いに盛り上げて皆でこの夏を乗り切ろう」の挨拶で始まり、加藤部長のご挨拶、古川会長の乾杯のあと懇親会に入りました。会員の皆さま、顧問の高橋教授、マイクロソフトの皆さまや、プレス関係者、近場のイーストからは若手技術者も多く駆けつけて、和やかな懇親風景があちこちで見受けられました。特に本誌『最新技術動向 ここが見所、さわり所 』のコラムニストである山本淳氏(富士ソフトABC)とマイクロソフト製品責任者を中心にかなり盛り上がった議論がかわされていました。

● 松倉会長
 
 
この交流会はかたくるしいものでなく、“お祭りだ、皆で乗り切ろうこの夏を”という趣旨で開催した。古川会長の話を聞いていると、ここ当分メシの種はありそうだなという感覚があり、あのテクノロジーを聞いたら今日出席している技術者の方は、毎日毎日の勉強が大変だなということで、今日は心から楽しくやっていただきたい。


 
● 加藤部長
 
 
つい数日前に次期バージョンWindows(開発コードMEMPHIS)の正式名がWindows 98と発表された。ようやく皆さんにもWindows 95とWindows NT4の上でビジネスが軌道に乗ったかなと思うところですけれど、もう次の製品が出てしまう。これからは技術的にも製品的にも多くの情報が出てくる。Windows 98やWindows NT5の開発上のベータキットを順次出荷してまいりますのでActive Platformコンソーシアム共々よろしくお願いしたい。今日は部門の製品責任者を連れてきているので、日頃の悩みなどをお話いただければと思う。


 
● 古川会長
 
 
もしWindowsがUNIXやOS/2に勝っていたところがあるとすると、それは多分技術ではなく皆さまと一緒にプラットホームを作ってきて、皆さまの勝利を約束し、あなたも勝つ、私も勝つということをいつも念頭に入れて、大きな市場に育ててきた結果だと思っている。これから出るWindows 98やWindows NT5.0の成功は皆さまのご支援にかかっているということを肝に銘じて、次の大きな柱としたい。


 


マイクロソフト製品責任者紹介
 
 
 
 
 

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