ロータスと日本オラクル、ノーツとオラクルDBのインテグレーションで包括的な提携
−NC上への「ノーツ ドミノ」をはじめとするロータス製品の稼働環境拡大でも協業推進−
ロータス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:菊池三郎)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐野力)は2日、両社の主力製品である、インターネット/イントラネット用の電子メール/グループウェア統合ソフト「ロータス ノーツドミノ」「ロータス ノーツ」とRDBMS (Relational Database Management System)「Oracle7」のインテグレーションに関し、包括的な提携を行い協業を推進していくことを発表しました。
共同マーケティング活動の実施および技術サポート支援体制の確立など、両社の協力関係の強化を内容とする今回の提携は、グループウェア市場およびRDBMS市場においてそれぞれ業界標準製品である「ロータス ノーツ」と「Oracle7」の連携により、急速に拡大するインターネット/イントラネット分野において標準となる、最強の統合ソリューションが登場することを意味しています。加えて、ますます注目が高まるNC(ネットワークコンピュータ)プラットフォームへの、「ノーツ ドミノ」をはじめとするロータス製品の稼働環境拡大のための様々な協業も積極的に推進する予定です。
ロータス社は、企業の総合情報ネットワークシステム構築のため、「ノーツ ドミノ/ノーツ」とRDBMSの効果的な連携への市場ニーズに応え、本年2月に「ノーツポンプ」を発売。多くのユーザーに採用されている日本オラクル社の「Oracle7」とのインテグレーションにもすでに効力を発揮しています。今回の提携では「ノーツ ドミノ/ノーツ」と「Oracle7」の販売促進にむけ、両製品のインテグレーションセミナー開催や、約50社におよぶ両社共通のビジネスパートナーによる販売促進活動の強化を推進します。さらに、技術サポートに関してはテクニカルセンターを設置し、エンドユーザーやビジネスパートナーに対してシステム構築の設計から導入にいたるまでを支援するため、技術情報およびサポートの提供を行います。また両社の技術サポート要員の研修や障害発生時のエスカレーションパスの確立などでも協力し、ユーザーの皆様に安心してお使いいただけるソリューションの提供を可能とします。
この包括的な提携に基づき、両社はNCをプラットフォームとした場合の、ブラウザから「ノーツドミノ」サーバーへのアクセスや、Java版ビジネスアプリケーションのアプレット製品群である開発コードネーム「Kona」の動作確認のテストなども行います。両社はインターネット/イントラネットという大規模なネットワーク運用環境におけるクライアントとして、システムの構築や維持・管理が容易に行えコストも抑制できるNCを高く評価しており、今後緊密な情報交換を行いながら、NC上での各種アプリケーションの展開についても積極的に協業していく予定です。
◆本件に関するお問い合せ先
ロータス株式会社 広報宣伝部 宣伝課 鈴木
Tel.03-5496-3117
E-mail: Kaori_Suzuki@japan.lotus.com
日本オラクル株式会社 広報・企画グループ 真部
Tel.03-5213-6619
E-mail: kmanabe@jp.oracle.com