日 時:3月12日(水) 13時30分〜17時00分
会 場:テラホール/B1Fテラハウス(JR東中野駅前)
参加人員:35名
テーマ:「Windows NTビジネスソリューション」
構 成:
第1部 『マイクロソフトの産業別マーケティング戦略』
講師:マイクロソフト株式会社 ビジネスソリューション事業部
インダストリーマーケティング部 部長 永久 茂 様
第2部 『マイクロソフトの中小規模市場とWINEプロジェクトへの取組み』
講師:マイクロソフト株式会社 ビジネスソリューション事業部
市場開発部 部長 秋本 則政 様
日本電信電話株式会社 マルチメディア推進本部
マルチメディアビジネス開発部 担当課長 中野 直美 様
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テラホール(セミナー会場 ) |
第1部では、永久講師からは、94年9月からマイクロソフト株式会社の始めた日本におけるインダストリーマーケティング活動が、2年半経った現在、どのように展開されたか、またその戦略は今後どのように成長していくかについてのお話がありました。
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永久講師 |
以降、産業別協議会設立の歴史、金融システム端末の標準化、市況情報提供システムの標準化、PCによる拡張漢字処理標準化、3次元データ処理の標準化、プロセス制御の標準化およびPOSシステムの標準化と各産業別のWindowsによる標準化の話がありました。特に流通システム共通の構造仕様を策定する“アクティブストア研究会”が3月に22社で発足し、4月からは新規募集をするのでインダストリーマーケティングのホームページの情報を見て欲しいとのことです。
最後に、産業別マーケティングプログラムとして産業別ソリューションの製品/サービス紹介がMISD'97(Microsoft Industry Solutions Directory)およびMFSJ(Microsoft Financial System Journal)、産業別プロモーション活動(EB展、セミナー)について説明が行われました。セミナー会場で配布のMISD'97 CD-ROMには、Windows NT上で走る業種別の90数種の製品の紹介があるので、参照して欲しいとのことです。
なお、マイクロソフトのインダストリーマーケティングのURLは、http://www.microsoft.co.jp/partners/industryです。
第2部前半では秋本講師から、マイクロソフトの中小ビジネスマーケットに対する考え方とWINEプロジェクト概要の説明がありました。
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秋本講師 |
統合環境提供のための強力なアライアンス関係を、NTTとは「WINEプロジェクト」を、SOFTBANkとは「SolutionBank」を、またASCIIとは「ASCII Network Technology」を作った。 WINEプロジェクトは、Windows & ISDN NEtworkingを意味し、ISDN + Windows NT + Exchangeを利用した中小事業所向けLAN/WANシステムの普及に関する関連ベンダー協業プロジェクトであり、96年7月にNTTとマイクロソフトが業務提携を発表、12月にWINEプロジェクトが正式発足した。システム・ソリューション・モデル「WINE135」は、ハード・ソフト・サービスのキット化、導入システム・導入方法の標準化、拡張性の確保、全国で相談・購入できる、価格の透明性を特長とした、1サーバー、3拠点、5クライアント構成システムである。
第2部後半では中野講師から、WINE135の概要とNTTのWINEプロジェクトへの取組みについての説明がありました。
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中野講師 |
ここで、出席者からいただきましたアンケートを紹介いたします。
第1部では、「仕事上あまり私には必要でない内容でしたが、面白かった。MSはどんどん手を広げていっていることが実感できた」、「外部仕様書ができてくれば、実装のはずみがつくものだと思う」、「このような具体的な動き(産業別協議会)があるのを始めて知った。早速ホームページにアクセスしたい」。
第2部では、「今後の活動に役立てたい」、「ビジネスの可能性として興味深いプロジェクトである。今後の動向に注目したい」、「非常に面白い内容でした。説明も非常に分かりやすく、テンポもよかった」、「WINEプロジェクトの実態がよく把握できた。サービス料金をどのようにして低価格に押さえるのか疑問(本格普及時に1000社参画で統制がとれるのか?)」。
セミナー全体としては、「全般的に良かった、今後も参加したい」2件、「もっと技術的側面の話があってもよかったのではないか」。
今後希望するセミナーには、「NTビジネスソリューション導入事例に関するセミナー」、「Active Platform中心のシステム構築ソリューション事例」、「DCOMとCORBAの比較」、 「NTTのOCN関連セミナー、もし開催済みなら資料をいただきたい」、「SOHO向け」、「イントラネットシステムの構築事例」、「Windows CEの商品戦略、普及戦略など」、「開発者向けのセミナー(開発言語、開発時のノウハウなど)」、「開発環境等の技術的なセミナー」、「Java、ネットワーク、リモートファイルアクセスなどの技術セミナー」などです。
セミナーに対する要望としては、「WINEに関する発表の場があれば出席したい」、「最近新しいテクノロジーが多く出てきているが、その内容についてのフォローが欲しい」、Windowsコンソーシアムに対する要望としては、「今後とも内容のある楽しいセミナーを期待する」、「参加者との名刺交換の場が欲しい」です。
なお、セミナー会場で配布のCD-ROM「Microsoft Industry Solutions Directory 97」をご希望の方は事務局にご連絡いただければお送りいたしいます。(3月度のWindowsキットによりお届けしてあります。)
また、WINE135プロジェクト推進協議会から「WINE135」ワインボトルのプレゼントがあります。「事務局便り」を参照ください。
日 時:3月26日(水) 13時30分〜17時00分
会 場:テラホール/B1Fテラハウス(JR東中野駅前)
参加人員:70名
テーマ:「Active Platform」
構 成:
第1部 『Active Platform Overview』
マイクロソフト株式会社 開発システム製品統括部
テクニカル エバンジェリスト 寺田 雄治 様
第2部(1)『Active Server Development』
マイクロソフト株式会社 開発システム製品統括部
テクニカル エバンジェリスト 野村 一行 様
(2)『Microsoft Transaction Server』
寺田 雄治 様
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セミナー会場 |
寺田、野村両講師には、昨年4月開催の第43回「ActiveXテクノロジー概要」セミナーに続いてお出でいただき、最新のマイクロソフトのActive Platform関連技術についてご説明いただきました。
第1部では寺田講師から、(1)ActiveプラットホームがベースにしているOLE、COMなどのオブジェクトテクノロジーの流れ、(2)96年3月にOLEのインターネット対応で提唱されたActiveXについて、 (3)DCOM、(4)それらのテクノロジーをベースにしたActiveプラットホームと4テーマの概要説明が約30枚のスライドにより行われました。
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寺田講師 |
第2部では前半に野村講師から、Active Server Pages(ASP)を中心としたActive Serverによるアプリケーション作成について約60枚のスライドにより行われました。
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野村講師 |
ここで出席の皆さまからのアンケートを紹介いたします。
第1部では、「Active Platformで実現できることがよく理解できた」6件、「OLE等最初から説明いただいて感謝」、「知識の整理に役立った」、「ネットワークアプリケーションに大いに有効であると思う」、「セキュリティやブラウザの観点からすると、現時点ではイントラネット用との印象を受けた」、「NT5.0でのドライバー共通化という点を詳しく聞きたい」がありました。
第2部前半からは、「非常に細かな解説をしていただいたので、分かりやすかった」3件、「以前よりずっと実用性を感じる内容でした」、「ASPの理解が深まった」2件、「非常に興味深く、社内外の開発に役立てていきたいと感じた」、「話の内容は大体分かったが、実際の製品を入手したときにヘルプやサンプルを見て勉強したい」。
第2部後半では、「トランザクション処理のポイントが明確化でなく、機能等の説明となったのが残念」、「もう少し詳しく聞きたかった」がありました。
セミナー全体としては、「分かり易い内容で、来てよかった」3件、「非常にタイミングがよかった。ASPなどのリリース直後だけによかった」、「ActiveXがイントラネットで有功と感じた」、「今回は内容の量に対して時間が少なかった」、「説明が早すぎた。もう少し例題が欲しい」、「もっと詳しく聞きたかった」、「今回は量が多すぎる」、「デモが少ない」がありました。
今後希望するセミナーとしましては、「Active Server Platformを使用した具体的な構築方法、もしくは高度な技術講習」、「ActiveX、Java関連 2件、Memphis 2件」、「DB連携(JDBC、JDBC-ODBCブリッジ等)アプリケーション」、「システム構築テクニカルセミナー」、「DirectX」、「Active Directory」、「NT5.0の共通化ドライバーについて」、「BackOffice製品概要」、「NT5.0とMemphis」、「Merchant Server」、「DCOMの開発手法の事例」などです。
また要望としましては、「今回のように実際の製品リリースとタイミングを合わせたテーマを今後ともお願いしたい」、「デモを中心にしたセミナー」2件、「PowerPointのファイルをWebなどにアップロードして欲しい」、「今後もインターネット技術を中心に」のご意見がありました。
Windowsコンソーシアムに対する要望「Please make Seminars more easy to Understand.」、「このように新しいもののセッションを希望。CD-ROMも欲しい」、「デベロッパーどうし、技術者どうしの横の交流をもっと密にするような場を設けていただきたい」、「各セミナー使用資料の電子化を望む」等です。ありがとうございました。
*事務局より: セミナーで各講師が使用されましたスライドは、Windowsコンソーシアムのホームページ(http://www.wincons.or.jp/ )にアップロードするようにしております。また、開発技術者交流会が7月のセミナー後に予定されております。