● 日本オラクル株式会社 プレスコンファレンス(1997.2.14)
日本オラクル/日本ネットスケープ、インターネット/イントラネット分野における協力に関する 共同記者発表会
去る2月14日、ホテル・ニューオータニ幕張にて「日本オラクル/日本ネットスケープ イン
ターネット/イントラネット分野における協力に関する共同記者発表会」が開催されました。出席
者は日本オラクル株式会社 常務取締役マーケティング本部ゼネラル・マネジャー 新宅 正明 氏、
同社マーケティング本部インターネットシステム部 マネジャー 保科 実 氏、米国ネッ
トスケープ・コミュニケーションズ社 アジア・パシフィック・セールス事業部門 バイスプレジデント クエンティン・ガリバン氏、
日本ネットスケープ・コミュニケーションズ株式会社 シニア・セールス・マネジャー 北島 弘 氏です。
内容については、次項の発表時のスライドの抜粋および日本オラクル ニュースリリース(
1997.2.14)をご参照ください。
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保科マネージャー 新宅常務取締役 |
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クエンティン・ガリバン・バイスプレジデント |
「ロータス1-2-3 97」をはじめとする「ロータス スーパーオフィス97」発表
本プレスコンファレンスにおいて、ロータス社は、表計算ソフト「ロータス1-2-3 97」と、個人ユーザー 向けの「ロータス ノーツR4.5」を組み合わせた「ロータス スーパーオフィス97」の発表を行いました。
はじめに菊池三郎社長から発表概要とマーケティング戦略の説明があり、続いて戦略企画本部
製品情報部 平野洋一郎部長よりデモを交えた製品の特徴の説明がありました。
菊池社長の挨拶は次の通り。
今年ロータスは色々な製品を発表してマーケットにお届けできると思っている。そのうちの大きな目玉が
本日発表する「1-2-3 97」および「スーパーオフィス97」であり、これに対する私どもの意気込みを
説明したい。「1-2-3 97」はようやく完全32ビット化された製品であり、4月11日発売、標
準価格15,000円。「スーパーオフィス97」も同時発売、標準価格30,000円で「1-2-3 97」はじめ従来
通りいくつかの製品が入っているが、「ワードプロ97」「フリーランス97」「オーガナイザー97」
「アプローチ97」なども単体として標準価格15,000円で発売していく。
シェアについてはデスクトップアプリケーション製品で少なくとも40%を獲得したい。根拠としては
昨年750万台のPCが出荷されたが、その中で「1-2-3」が130万本、「スーパーオフィス」が115万
本出荷した。これを合わせると750万台のPCのうちの少なくとも33%をロータスのデスク
トップアプリケーション製品が占めていることになる。
今年はここに新たにバージョンアップした「1-2-3 97」および「スーパーオフィス97」を中心に更にコ
ンポーネント製品を加えて最低でも400万本出荷したい。今年1,000万台のPCの出荷
が予想されるので40%のシェアが獲得できるのではないかと思っている。
マーケティング戦略・政策については次のように考えている。
新規ユーザーのうち特にヘビーなユーザーに対しては高性能を訴えていく。また、新規ユーザーで
インテンシブでないけれどもカジュアルなユーザーに対しては、ブランドあるいはサポートを
強く訴えていく。
ヘビーな既存ユーザーに対しては、新機能と今までの互換性を訴えていく。
また、カジュアルな既存ユーザーにはWindows95の完全対応と互換性を訴えていきたいと考えている。
告知について既存ユーザーには広告展開と同時にダイレクトメールで知らせる。
また、新規ユーザーに対しては販売店、ショップを中心にしたダイレクトメールで訴えていく。
同時に次の展開を行う。
・全国150個所のトレーニングセンターとタイアップして教育割引キャンペーンを行う。
・インターネットによるユーザーサポートを行う。
ロータスのホームページに一般ユーザーからの電話と質問と回答を日々アップップデートした形
で掲載してサポートする。
・1-2-3の出荷と同時期に50冊の関連書籍が発行される予定である。
これらは内容的にもかなり充実したものである。
・既に一太郎、1-2-3のプリインストールモデルのPCを購入したユーザー向けに「一太郎、1-2
-3ダブルアップグレードキャンペーン」を行う。
・全国40個所のロータスショップの店頭で発表・即売会を行う。
・「1-2-3 97」プレビューキャンペーンとして「デモンストレーション入りCD-ROM」(優待価格購入券付き)を
店頭で配布する。
・ Excel互換ガイドをパッケージの中に入れる。
・3〜4月に一般ユーザーを対象にロータスのイメージキャラクター坂井真紀によるTVコマ
ーシャルを全国に展開する。
続いて平野部長からは、製品の特徴と内容についての説明がデモを交えながら行われました。
「スーパーオフィス97」には、全体として大きな4つの特長がある。
(1)抜群の使い勝手(直感的なユーザーインターフェイス)
(2)環境への対応(最強のネット対応)
(3)熟成の協調環境(コラボレーション)
(4) ベストバリュー(価値のある製品を網羅した8本+ネットスケープナビゲータ)
操作の共通性ということで、8本のアプリケーションについて同じような機能は同じような操作でできる。 1-2-3からパーソナルノーツまで、全ての主要製品に共通搭載の“インフォボックス”は、 色々な操作がワンタッチでデータに反映される機能である。また、それぞれのオフイス製品をまとめる スマートセンターというデスクトップに付ける引き出しの機能も使い勝手を更に向上させている。 最強のネット対応ということでは、HTMLのサポートは当然のことながら、インターネットを更に簡単に使っ ていただくために全製品にインターネットのためのスマートアイコンやワードプロにWebのツールバーを入 れたり、FTPのネイティブサポート、インターネット引き出し、またインターネットヘルプは各製品のヘル プメニューから直接我々の最新の情報を引き出せる。Webサイト管理、ロータススクリプトで直接URLを指 定して指定の文書を取ってきて、その内容をデータに活かすということまで可能になる。以降実際に「1-2- 3 97」などの製品の画面を見ながら内容と特長の説明が行われました。特に1-2-3の新しい機能「ダイナミッ クプリビュー」はワンタッチな直感的なユーザーインターフェイスで印刷設定が可能であり、他社製品のよう に4〜5回もやる必要がないとのことでした。
Adobe Acrobatの PDFファイルをニフティサーブのホームページで提供開始
アドビシステムズ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長:木村八郎)は、
ニフティ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:岡田智雄)がAdobe Acrobatの
PDF(Portable Document Format)ファイルを2月27日より、ニフティサーブのホームページ
(http://home.nim.niftyserve.or.jp)上で提供を開始すると発表しました。
このサービスは、大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:北島義俊)
が作成するPDFを使用して開始されるもので、出版物を電子化してオンラインで配布・販売することが可
能になります。さらに、コストの問題で出版が難しかった専門書や研究書などのオンライン出版も容易にし
ます。このサービスは、2月27日から実験的に追加料金なしでニフティサーブ会員に提供されます。
また、ニフティサーブのホームページ上のシステムでは、これまで不可能だった1件ごとのファイル
単位の追加料金の請求を行うことが可能になるため、将来的に情報提供側はAdobe Acro
batを利用することにより、すぐにオンラインでのコンテンツ販売ビジネスを始めることができます。
米国では既に、Dial-A-Book,Inc.(ダイアル・ア・ブック社やAxcess Magazine(アクセス誌)など
で数多くのサービスが実施されております。日本においても、このニフティ株式会社のオンライン情報サ
ービスをはじめ、NTTグループのInfoket電子出版実験などAdobe Acrobatを用いた様々な情報提供サービス
が始まっています。
Adobe Acrobatは、コンピュータユーザーがワードプロセッサ、スプレッドシート、プレゼンテーションそ
してページレイアウトなど各種ソフトで作成したあらゆる種類の書類(ドキュメント)を、そのままの内容、
デザインでインターネット、CD-ROM企業内イントラネットやLAN、電子メールなど様々な電子メディアを通じ
てで配信することを可能にするソフトウェアです。
Adobe AcrobatのPDFファイルはPostScript(ポストスクリプト)技術を基盤にしているので、
画面表示においても、また印刷を行っても常に高い品質を保ちます。
オリジナルドキュメントの1/10〜1/40にまでデータが圧縮されますので、オンラインでの配信にも適
しています。また、セキュリティ機能が充実しているため、著作権の保護に関しても全く問題がありません。
これはニフティサーブなど、ネットワーク側に同種の機能があるときには複合的に使用することでさらに
信頼度が増します。
PDFファイルを見るためのビューワであるAcrobat Readerはアドビシステムズ社のホームページで無
償配布されており、アドビシステムズ社のElectronic End User License Agreement(使用許諾契約書)を
添付する限りにおいてはどなたでも無制限に再配布が可能です。
◆ アドビシステムズニュースリリースに関するお問い合わせ先
アドビシステムズ株式会社 マーケティングコミュニケーション
Tel. 03-5423-8240
URL http://www.adobe.co.jp/
日英翻訳ツール「これ和英! Ver.1.0 for Windows95」を新発売
カテナ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:小宮善継)ではWindows95専用の日英翻訳ツール
「これ和英!(これわえー) Ver.1.0 for Windows95」を3月13日(木)より発売いたします。
メーカ希望小売価格は12,800円(税別)。
「これ和英!」は、英日翻訳ツール「コリャ英和!」の姉妹版で日本語を英語に翻訳するソフトです。
英日版の「コリャ英和!」は低価格英日翻訳ツールの先駆けとして発売され、インターネット利用によって
急増する英文翻訳ニーズに対応し、手軽にすばやく翻訳できる実力と中身にマッチした「コリャ英和!」
という軽妙なネーミングにより、累計出荷本数40万本という、翻訳ソフトとし
ては驚異的な本数を記録しました。
また、第4回日本ソフトウェア大賞ビジネスソフト部門では「コリャ英和!Ver.1.1」が「優秀賞」
を受賞し、さらに第5回日本ソフトウェア大賞では「コリャ英和95!Ver.2.0」がビジネスソフト部門に
ノミネートされました。
今回の「これ和英!」は、ネーミングを含め、内容的にも、「コリャ英和!」と同様、低
価格でありながら高精度の翻訳ができる日英翻訳ソフトとして開発されたものです。
インターネットなどの英文情報を単に理解する段階から、ホームページやメールを通じて自分のメッセージを
英文で手軽に海外に情報発信したいというニーズの高まりに対応した製品といえます。
本当に使える日英翻訳ツールとしてあらゆる場面での英文作成を強力にアシストします。
主な特徴は以下のとおりです。
カテナでは「これ和英! Ver.1.0 for Windows95」の1年間の販売見込みを5万本としています。
◆ カテナ ニュースリリースに関するお問い合わせ先
カテナ株式会社 ソフトウェアプロダクツ事業部 カスタマーサービス部
〒206 東京都多摩市落合1-15-2
Tel. 0423-38-1118 Fax. 0423-38-1079
お問い合わせ用メールアドレス sp_cs@catena.co.jp
日本ネットスケープと日本オラクル、インターネット/イントラネット・ ソリューションの提供に向け協力関係を強化
〜ネットスケープ・クライアント/サーバ製品、Oracleデータベースの連携を推進〜
日本ネットスケープ・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:
トッド・ルロンミラー)と日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐野 力)は、
急速に拡大するインターネット/イントラネット分野における最適なソリューションの提供に向け、
両社製品間の相互接続の実現、共同マーケティング活動の実施などを内容とする密接な協力を推進し
ていくことを発表致しました。
かねてよりネットスケープ・コミュニケーションズ社とオラクル・コ−ポレーションは、インタ
ーネット/イントラネットの分野において、オープン・システム技術をベースとしたグローバルな提携関
係を築いて参りました。オラクルは、Intel製マイクロプロセッサを搭載したネットワーク・コンピュー
タの標準ブラウザとして、ネットスケープ「Navigator」の採用を昨年表明。 また両社は、CORBAベースのネ
ットワーク・コンピューティングの普及に向けて双方が提唱しているアーキテクチャ「Netscape Open N
etwork Environment」(ネットスケープ)と「Network Computing Architecture」(オラクル)を互いに高く
評価しており、相互運用性の強化に向けて協調しています。今回の日本ネットスケープと日本オラクルの協力関係の強化はその一環
として実現されるものです。
ネットスケープのクロス・プラットフォームでオープンなクライアント・サーバ・スイート「Net
scape SuiteSpot 2.0」は、日本において圧倒的なシェアをもつOracleデータベースとの容易な接続を前提とし
た、イントラネット・ソリューションを提供します。Netscape LiveWire1.0及びNetscape Enterpri
se Server2.0をご使用頂くことにより、強力なOracleデータベースとイントラネットの接続がただちに可
能になり、企業システムの中で急速に広がるインターネット/イントラネット環境の構築を支援します。
またオラクルの「Oracle WebServer R2.1」は、オープンスタンダードに基づくネットスケープのイン
トラネット・サーバ製品との連携によりOracleデータベースのダイナミックな利用を可能としています。
すでにインターネット/イントラネット市場でのパイオニア的存在であるネットスケープのサーバ製品は広い
範囲で利用されており、またオラクルのリレーショナル・データベース管理システム Oracle7
は、RDBMS市場における実質的な業界標準となっています。このため両社製品の連携強化は、インターネット/
イントラネット対応ソリューションとして双方の製品の普及をいっそう加速するものと見込まれます。
今後、両社は連携した製品の販売強化に向けて共同の展示やセミナー、広告の実施などマーケティング面
においても協力を進めていく考えです。
なお今回の合意をうけて、日本サン・マイクロシステムズ株式会社、日本ヒューレット・パッカード
株式会社、SIの主要パートナーである伊藤忠テクノサイエンス株式会社、キヤノン販売株式会社、ソ
フトバンク株式会社、 株式会社電通国際情報サービスは、両社製品の相互運用性の強化を高く評価し、
各社の事業において両社の製品を今後積極的にサポートしていくことを表明しました。
◆ 日本オラクル ニュースリリースに関するお問い合わせ先
日本オラクル株式会社 広報宣伝部 広報・企画グループ
Tel.03‐5213‐6619
URL http://www.oracle.co.jp/
100Base-T、双方向高速通信対応、ますます高速になった新高性能プリントサーバー発売開始!
ネットワークベンダーである株式会社マクニカ(本社:横浜市緑区、代表取締役:神山治貴 )は、 国内出荷6万台を越える実績を持つ米国CASTELLE(キャステレ)社のLANpress(ランプレス)シリーズに新 製品LANpress3P 10/100(価格\110,000)を製品ラインナップとして追加し、1 997年2月下旬より発売開始することを発表いたします。
新製品であるLANpress3P 10/100は、10Base-Tおよび100BaseTへの対応のみならず、双方向高速通信が可能
なIEEE1284 ECPモード対応2パラレルポートとIEEE1284 Nibleモード対応パラレルポートを1ポート搭載した
WindowsNT4.0、Windows95、Netware4.xJ、UNIX対応マルチポートプリントサーバーです。
今後、各プリンタメーカーからFast Ethernet対応、および双方向高速通信(IEEE 1284ECPmode)
可能なプリンタが出荷されると予想されますが、その高速通信対応プリンタが普及した環境で危
惧されていたのが、現在主流となっているプリントサーバーがこれらの規格に対応しておらず、プ
リントサーバー自体がボトルネックとなることです。LANpress3P 10/100は、100MbpsおよびIEEE12
84ECPmodeにいち早く対応し、このボトルネック不安を早くも解消した最新機種です。
100Mbps、ECP対応プリンタ+LANpress3P 10/100の組み合わせによるデータ転送高速性能は、グロ
スで現行LANpress(Max250Kbyte/sec)の8倍にあたるMAX2Mbyte/Secの高速データ送信が可能となります
。その結果、コンピュータの処理スピードの向上とともに画像、グラフィック、CAD図面データ等日々増大する
印刷データも、普及が見込まれるビジネス用カラーレーザープリンタやIEEE1284 ECPモード対応高速レーザ
ープリンタとLANpress3P10/100を組み合わせることにより、今までとは格段に違う高速ネットワーク
プリンティングが実現可能となります。
また、LANpress3P 10/100は搭載ソフトウェアも現行機種から大幅に改良さ
れており、インストール、各種設定を用意にしたWindowsユーティリティを搭載。
WindowsNT4.0、 Windows95、NetWare4.xJ、UNIXと様々なネットワークでLANpress3P 10/10
0を活用できます。そして、現行LANpress同様、マルチタスクOSの採用により、搭載3パラレルポートがすべ
てのプロトコル上で同時稼動を実現しています。
今後のネットワーク、プリンタの高速化にいち早く標準をあわせ、高速性能と信頼性を持ち合わせた
ネットワークツールがLANpress3P 10/100です。マクニカではLANpress3P 10/100の初年度の出荷台数として、
20,000台を見込んでいます。
「1-2-3 97」「パーソナル ノーツ R4.5」を搭載しインターネット完全対応を実現した 「ロータス スーパーオフィス97」を発表
〜32ビット完全対応のベストバリュー9製品からなるアプリケーションスーパーセットの決定版〜
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実績No.1表計算ソフトの32ビット版新バージョン「ロータス 1-2-3 97」がいよいよ登場
〜操作性をさらに向上し、インターネット/イントラネットへの完全対応も実現〜
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「ロータス 1-2-3 97」の特長
インターネット時代の新世代アプリケーションソフト
「ロータス コンポーネンツ」明日より発売
〜 ActiveX技術でビジネスソフトを部品化し、ネットワーク上で軽快操作〜
ロータス株式会社(本社:東京品川区、代表取締役社長:菊池三郎)は、ビジネスソフトの表計算、
作図、グラフなどの基本機能を、ActiveX技術を使って部品化・軽量化し、インターネット/イントラネッ
ト環境で軽快に利用できる部品化ソフト製品群「ロータス コンポーネンツ」を
、2月21日から発売いたします。
製品構成は、「表計算」、「グラフ」、「作図」、「コメント」、「プロジェクトスケジューラー」の5つ
のコンポーネントと、各コンポーネントをカスタマイズするための「テンプレートビルダー」の6種類で、
これを1つにまとめた形で提供されます。標準価格は、7,800円(税別)で、全国のロータスショップおよびビ
ジネスパートナーより販売されます。また、「ノーツ基本導入パック」と合わせて購入できる「ロータス
コンポーネンツ基本導入パック」(1メディア+ 6ライセンス)の販売も行います。 今回発売開始される「ロ
ータス コンポーネンツ」は、「ロータス ノーツ R4.5」上で稼動しますが、今後は、標準ブラウザ、各
社の「オフィス」製品、VB(ビジュアルベーシック)やJavaにも順次対応を図っていく予定です。
「ロータス コンポーネンツ」は、使用メモリやハードディク容量を、部品化することによって極力少な
くしたため、ネットワーク上でも軽快に動作し、業務の効率化を図ることができます (プロ
グラムサイズ:1コンポーネント平均でわずか1MB、インストールに必要なHDD容量も全体で14MB)。
また、「ロータス ノーツ」やブラウザなどの対応コンテナソフト上で、必要なアプリケーションソフトの機能
を必要なときにマウスの簡単な操作で呼び出し、シームレスに使用することができます。
さらに、6種類1セットで従来の単体アプリケーション1本より低価格という製品価格に加え、複雑な機
能や操作を学習する必要がないため、教育費も少なくてすむことから、導入にあたってのコストを低減する
ことができます。
また、「ロータス コンポーネンツ」は付属のテンプレートビルダーやロータススクリプトを使って簡
単にプログラミングできますから、設計の段階からいくつかのコンポーネントを組み込み、業務に
適したワークフローなどのカスタマイズや作成を、短時間で簡単に行うことができます。
ロータスでは、「ロータス コンポーネンツ」の動作の軽快さや操作性の良さをできるだけ多くの方に体験 していただくため、2月21日よりホームページ上(http://www.lotus.co.jp)で製品と同等機能の90日期限付 き試用版を公開しています。
◆ ロータス ニュースリリースに関するお問い合わせ先
ロータス株式会社 インフォメーションセンター
Tel.03-5496-3111