WinViewニュースリリース & レポート


■プレス コンファレンス■

● ロータス株式会社 プレスコンファレンス (10月23日)

「ロータス かんたんインターネットパック」
 ロータス株式会社菊池三郎代表取締役社長から「『ロータス かんたんインターネットパック』は今話題のインターネットライフをより身近なものにしていただくため、優れたホームページ・エディタ機能を持つロータスの新ワープロソフト『ワードプロ97』の先行出荷版を中心にネットスケープ社他の各社とパートナーシップを組み、インターネットに必要なアイテムを揃えて1つのパッケージにまとめたものである。初期ロットは5万本の見込み。欧米第4半期でSmartSuitは30〜40%を占めた。」との挨拶のあと、ネットスケープ・コミュニケーションズ株式会社 杉原 信一カントリーマネージャから「当社は96年1月にキックオフ、3月から営業開始した。ロータスとパートナー契約。本パックはインターネットを間違いなくできるもので、個人としてホームページ作成やビジネスに有用である。このインフラのもとで更なるユーザーフレンドリーなツールを提供したい」と述べられました。
続いて、戦略企画本部製品情報部平野部長による 「ロータス かんたんインターネットパック」製品の概略説明とデモが行われました。

 

 

 今までのツールは「つなぐ」、「見る」の2つの機能だけだったが、本製品には「創る」の機能を加えた。製品コンセプトは、(1)「つなぐ」「見る」「創る」すべてOK! (2)すべてが一番! (3)安い! 。
「すべてが一番!」とは、今のインターネットマーケットで一番の製品である5つの製品をパックしているからである。(1)「インターネット一発接続 for Windows95」<エー・アイ・ソフト>で国内主要プロバイダーのイントロパックと接続設定が簡単 (2)Netscape Navigator3.0日本語版(最も使われているWebブラウザー) (3)ワードプロ97プレリリース版(最もHTMLに適応しているワープロ) (4)Transapad WebMT<亀島産業>(最速の翻訳ソフト) (5)ホームページ素材集ボーナスパック(日本で最も売れているimpres発刊の素材集から厳選1200点)。また、おまけにPointCast NetworkSoftware英語版(最も使われているInternet放送ソフト)とガメラ素材集、ガメラ2 CD-ROMデモ版が付属している。発売は11月22日(金)、価格は9,800円(税別)、 CD-ROM版で提供、詳細情報はhttp://www.lotus.co.jp/pmweb/2206htmへ。


● マイクロソフト株式会社 記者技術発表会 ( 11月7日)

「Microsoft (r) Visual C+(r) Professional Edition4.2」日本語版、「Microsoft Visual C+ Enterprise Edition 4.2」日本語版、「Microsoft Visual J++(r) Version1.0」日本語版

 11月末に発売予定のVC++、VJ++の新製品について、同社開発システム統括部から記者向けの技術説明会が開催されました。三ヶ野原敏郎開発システム統括部長の挨拶のあと、各プロダクトマネージャ(豊田祐司、鈴木祐巳、前田義徳、篠木隆一郎の各氏)から「Visual J++基礎(Wizard群を利用してのアプレット作成)」、「Visual C++4.2 Pro.& Enterprise基礎(ActiveXコントロール作成、SQL文デバッグ等)」、「Java & ActiveX(Visual J++/Visual C++/Visual BasicからのCOMオブジェクト活用)」については説明とデモ、「Java J++の日本語ハンドリング」、「Microsoft Developer Network(MSDN)」、「VJ++テクニカルコンファレンス」については説明が行われました。

 

○ 各製品の発売日・価格は、
・Visual C++4.2 Professional版 11月22日(金)
 マイナーアップグレードのみ
 (Visual C++4.0 Professional版正規登録ユーザー限定)
  9,000円
・Visual J++1.0 11月29日(金) 12,800円
 (新規シングル、発売記念価格)
・Visual C++4.2 Enterprise版 11月29日(金)
  128,000円(新規シングル)
です。なお、 Visual C++4.2版からEnterprise版が新たに追加された。

○ Visual C++ 4.2 Professionalは、 (1)IE 3.0に対応したインターネット クライアント コンポーネントの構築を可能とする新しいクラス ライブラリ、Microsoft Foundation Class 4.2(MFC 4.2)を提供する。MFC 4.2は、インターネットを経由して配信および実行するために適した構造を持つActiveXコントロール、インターネットを経由して文書ファイルを配信する場合に適したActiveXドキュメント アプリケーションの構築を支援する。(2)Visual C++ 4.1で提供されたISAPIのサポートに加え、IE 3.0上で動作するActiveXコントロール、ActiveXドキュメントがMFCに実装されたことで、インターネット、イントラネットにおけるサーバーコンポーネント、クライアント コンポーネントのトータル サポートが実現された。

○ Visual C++ 4.2 Enterpriseは、(1)Visual C++ 4.2 Professionalの上位互換エディションであり、Visual C++ 4.2 Professionalに実装されたすべてのActiveXエンハンスメントや新コンポーネントを提供する。 (2)BackOfficeからInternetを完全にサポートする。 従来のProfessionalおよびStandardで提供されていたすべての機能に加え、BackOfficeで展開されるEnterprise Wideシステム構築への対応を可能とする。 (3)SQL Server 6.5によるデータベース開発を支援する。ODBCを駆使したデータベース フロントエンドの構築やリモートに配置されたSQLデータベースの開発も可能となる。リモートSQL Serverのデータベーステーブル、ビュー、トリガ、ストアドプロシージャをブラウズするDataViewを提供。テーブルまたはビューの列見出しおよびデータ型の表示、新しいストアードプロシージャまたはトリガの追加や編集など、クライアント アプリケーションの開発と並行したデータベース構築が可能である。 (4)ActiveXプラットフォームで展開されるIE3.0やIISコンポーネントの開発を支援する。C/Sシステム構築とActiveXコンポーネント開発をフルレンジでサポートすることで、従来の企業内情報システムからイントラネット システムへの移行を促進する。 (5)MFC 4.2が提供される。SQLサーバーの他、IISの拡張コンポーネントとして機能するISAPIエクステンション/フィルタの構築も可能である。 (6)大規模エンタープライズ開発を支援するソースコード管理ツール Visual SourceSafeを提供する。ソースコード履歴を管理することで、複数の開発者によるプロジェクト進行を容易とするほか、旧バージョンのソースコードの復元が可能となる。

○ VJ++1.0は、最先端のJava開発環境である。(1)互換性と拡張性を持つ(Javaと100%互換、マルチプラットホーム)(2)最も生産的な開発環境である(Applet Wizard/ClassViewを提供、Coding/Build/Debugのサイクルタイムの減少、Developer StudioをJava用に拡張)。また、JavaとActiveXの統合を図っているため、JavaアプリケーションでActiveXが使用できる。VJ++の日本語ハンドリングについては、独自に拡張したものではなくクラスライブラリで拡張したものである。

○ MSDNは次のリソースが11月29日からパソコンショップで店頭販売される。Library Single Edition 18,000円、Library Subscription 29,000円、Professional Subscription 74,000円、Enterprise Subscription 380,000円、 Universal Subscription 480,000円(各小売販売希望価格、税抜)。

○ Visual J++の発売に伴い、マイクロソフトの最新Java技術や、ActiveXとの融合に関する具体的かつ詳細な技術解説を中心とした「Microsoft Visual J++ Technical Conference」を12月11日(水)、12日(木)の2日間にわたって「Windows NT INTRANET Solutions Tokyo 96」併設の幕張プリンスホールにて開催する。今回の技術セミナーでは、Visual J++の日本語対応(Unicode)、JavaアプレットとActiveX(COMオブジェクト)間の通信、CabとCode Signによるセキュリティ、Microsoft SDK for Javaで提供されるネイティブコンパイラと新しいクラスライブラリ、サーバーフレームワークとJavaなどの詳細な内容についての解説を行う。


● マイクロソフト株式会社 記者発表会( 11月11日)

「Microsoft(r) Windows NT(r) Version4.0日本語版」
○ 第1部は、成毛社長からWindowsNT4.0の発表があり、マイクロソフトコーポレーション極東担当副社長 チャールズ スティーブンス氏から、長谷川 正治常務、インテルジャパン株式会社西岡郁夫代表取締役からご挨拶がありました。
第2部では、WindowsNT4.0日本語版についてデモを交えながらの新機能の説明がありました。

 

○ マイクロソフト株式会社 成毛 真社長挨拶

 1996年度の日本の情報産業の全体市場規模は、約10兆円である(IDCジャパンの調査)といわれている。その中で特にNTの関係する市場規模は、6.6%=6,600億円に達すると予想されている(IDCジャパン)。Windows NTの最初のバージョンからまだ3年ほどしか経っていないのに非常に急速に立ち上がってきた感じがする。一方で情報産業の全体の市場規模は13%増で、その市場規模は11兆2千億円になると予想される。その中でWindows NTは77%にも及ぶ伸びが期待され、市場規模は1兆2千億といわれている。マイクロソフトは市場規模の10%を目指して頑張ってまいりたい。
 Windows NTは開発当初より企業ユーザーを対象にしたものである。とくに最近になってインターネット/イントラネットに対する対応、コスト オーナーシップに対する対応が求められてきた。このWindowsNT4.0はその観点から心血を注いで開発したものである。米国では9月の第1週から発売し、非常に好評をいただいている。また、中小規模の事業所、SOHOマーケットにおける事業が拡大している。日本の商工会議所の調査によると、全国に600万あるといわれている従業員300人以下の中小企業では、LANの導入希望70%、電子メールの導入希望が84%に及ぶといわれている。消費税の改正とあわせて、中小規模のマーケティングは拡大している。
 これから行う説明で、弊社のWindowsNT4.0の新規マーケティングに対する取組みに対してご理解をいただきたい。
WindowsNT4.0の出荷日は12月10日である。NT3.1の出荷日が94年1月25日、NT3.5は94年12月24日、NT3.51が96年1月19日とほぼ1年ごとに新バージョンの出荷をしている。今回は約束通り出荷のめどがついたので、本日の記者発表となった。今年から来年にかけてのマイクロソフトのNT戦略製品の内容をご理解いただき、ご支援を願いたい。

○ マイクロソフトコーポレーション極東担当副社長 チャールズ スティーブンス氏

 Windowsプラットホームの現状(PC/Windowsは現在最も活力のあるプラットホームである、MSのWindowsプラットホームに対する投資、全世界で400万人のWindows関連開発者がいる)、Windows NT 4.0の主な特徴(生産性の向上、情報の共有、優れた管理機能とサービス、充実したビジネスアプリケーション)、 Windows NT 4.0の最新動向(サーバーアプリケーション:2000本以上、ソリューションプロバイダーMSP:13,000社以上、マイクロソフト認定技術者60,000人以上、 Windows NT Server 4.0をリリース後30日間で15万本出荷、インターネット上でIISを利用したWebサイトが9月だけで14,000サイト以上増加)、OSインストールベースでWindows NT Serverは大幅な拡大が予想される(94年13% → 99年81%)との説明がありました。


○ マイクロソフト株式会社 長谷川 正治常務

 本日のWindows NT4.0日本語版の発表の骨子とその意味合いについての説明がありました。
 Windows NTの最初のバージョンWindows NT3.1を1994年1月に出荷してから3年が経過し、今度のNT4.0は4番目のバージョンとなる。当時はNTの位置づけ ― PCサーバーとして使われたり、基幹システムの中で使われる ― を得るには相当の年月がかかるだろうといわれたが、PCサーバーの中ではノミナントな状態であり、また基幹システムとして既に多くの大手の企業で使われるようになってきている。例えば野村証券さんのシステムでは今年の5月から稼動していますが、約400の全国にわたるサーバーと、12,000のNT Workstationから1日約5,000万〜1億株の株式の取引き、債権の取引き、外国証券の取引きが行われているということである。
 今日発表するWindows NT4.0日本語版は12月10日から発売を開始する。12月10日から幕張で開催されるWindows NT INTRANET Solutionsのイベントで初日にビル・ゲイツ会長の基調講演をもってこの新しいWindows NT4.0日本語版の出荷を開始させていただく。同時に私どものOEMメーカーさまから、Windows NT Workstation4.0については26社、50機種以上、Windows NT Server4.0については18社、30機種以上の出荷を予定する。 また、Windows NT 4.0でのアプリケーションは150社以上のISVさんから出荷計画があり、12月10日頃には約800本のWin32 NT4.0日本語版上でのアプリケーションの出荷が予定される。また、 Windows NT 4.0と動作或いは互換性を確認しているPCそのものは、2,144機種、プリンタは879種、モデムは1,700種が互換性を確認されており、昨年のWindows95の時より数は多い。Windows NT 4.0は量販店120店舗でビジネスソリューションのプロモーションを大きく展開していく。とくにWindows NT Workstation4.0の拡販を図り、その中の20店舗以上でヘルプデスクやサポートサービスを行う予定である。
 価格設定はWindows NT Workstation4.0日本語版の通常パッケージが43,000円、アップグレードパッケージが18,000円。いずれもMS-IME97とIE3.0が標準搭載され、2件の無償サポートがある。 Windows NT Server4.0日本語版はIIS2.0を標準搭載し、通常パッケージが5つのアクセスライセンスをつけて165,000円、1クライアントアクセスライセンスが6,800円、アップグレードパッケージ(5クライアントアクセスライセンス付)が56,000円である。同時にBackOffice製品群 SQL Server6.5、Exchange Server4.0、SMS1.2、SNA Server2.11が出荷され、Windows NT Server4.0日本語版に完全対応する。また、先々週米国で発売を開始したMerchant Server1.0日本語版は97年1月末に出荷開始を予定し、これもWindows NT Server4.0に完全対応する。
 このようにWindows NTはさまざまな画期的なエポックメイキングな事柄を成し遂げてきたと自負している。その中の一つとして各社のデータベースと一緒になったトランザクションプロセッシングのベンチマークがあるが、NTのThreadingの技術やSQL Server6.5の技術は次々と非常に高いパフォーマンスを成し遂げてきた。特にSQL6.5では、Pentium-Pro 200MHz、4CPUのマシンで6,750tpmCの新記録を打ち立てときは、このtpmCの創設者から画期的なことだとのコメントが出ていた。ベンチマークのハードウエアとソフトウエア、メンテナンスサービスのコストを含めたシステム価格をベンチマークの数値で割ると概念的な1トランザクションを処理するシステム価格が出てくるが、これが初めて100$を切った。昔は1万$したのが、UNIXのとき数千$になって、ついにこのNTのSQLサーバーベースで100$を切ることができた。これもWindows NTの技術の進化を如実に表わす成果ではないかとマイクロソフト全員が自負している。
 Windows NTがVer.3.1から現行の3.51までPCサーバーの領域で非常に大きなシェアを獲得し、大手のユーザーから業務システムで使えるというコメントをいただき、また現在中小事業所でNTをベースとした新しい基幹システムの導入が非常に高くなってきている。そういった機運の中でこのNT4.0の意味には何があるのかを最後に確認させていただきたい。
 この4.0でNTを出荷して3年が経ち、4つのバージョンを経過し、IIS2.0、DCOM、DNSなどをすべてサポートした完全なバージョンになった。97年からこのNTは新しい領域に入っていくと、今までUNIXや超並列サーバーの領域であった大規模・高性能なサーバーの中に踏み込むことになる。来年末か再来年にはNT Sever5.0の出荷を計画している。ここでは次世代のディレクトリサービス、ファイルシステムのオブジェクト拡張を計画しているが、それ以上に今申しあげた意味合いで重要なのは来年出荷予定のNT4.0の拡張計画である。最初にIndex Server日本語版を97年年初に出荷、続いてIIS3.0を出荷する。基幹システムのミドルウエアとして、MS Transaction Server、Message Queing Serverこの2つのサーバーを出荷し、クラスタリングを来年第1四半期末までに出荷、また64ビット化のアプリケーションレベルの64ビット化を進めていく。これはUNIX、高性能の並列サーバーの領域をNTのサーバーがカバーするということである。
 本日のNT4.0日本語版の発表を機に、今までのPCサーバーでの領域でのNTの活躍、高いシェアから次に新しいUNIXや超並列機のハイエンドなサーバーの世界へNTが向うという意味合いで今日は非常に重要な発表であると、私ども心を引き締めて次のバージョンの世界に入っていきたい。今後ともNTサーバーならびに新しいワークステーションのサポートをお願いしたい。

○ インテルジャパン株式会社西岡郁夫代表取締役

 「企業コンピューティングにおける本格的32ビット環境への移行」と題し、完全な32ビットOS、 Windows NT Workstation4.0日本語版、Windows NT Server 4.0日本語版は、Windows 95の優れた操作性と、Windows NTの最大の特徴である高いパフォーマンス、信頼性を併せ持ち、そして、そしてシステムの管理や制御の容易さにより、トータルのシステム運用コストの低減を図るビジネス用の標準OSとして、今後の企業コンピューティングの発展に大きく貢献するものと期待する。また、同OSはPentium Proプロセッサに最適化したコードを使用しているため、 Pentium Proプロセッサが持つ高いパフォーマンス、信頼性を十分に発揮できる。この新しいOSと32ビットソリューションそしてPentium Proプロセッサにより、企業ユーザーはさらに高いパフォーマンスのデスクトップおよびサーバーを利用できることになり、今後この組み合わせが企業向けプラットホームの標準になるであろうことを確信する。最後に「やっと役者は揃った。近代コンピューティングのために努力したい」と結ばれました。

○第2部では、マイクロソフト株式会社ビジネスシステム製品統括部から、「NT4.0による企業コンピューティングの進化」と題し、次のような新機能を中心に製品概要説明ならびに途中に3つのデモをまじえて行われました。
[ 開発コンセプト、使いやすさとパワーの結合(デモ)、高いパフォーマンス、NT WorkstationとWindows95の用途、NT Server4.0のファイルサーバーの性能、アプリケーションサーバーの性能、Webサーバーの性能、インターネット/イントラネットとの結合(デモ)、運用管理コストの低減(Total Cost of Ownership:TCO)(デモ)]。

・「NT WorkstationとWindows95の用途」では、
 Windows 95:ホームユーザー、モービルコンピューティング(Plug & Playの機能)、16MB以下のメモリ搭載PC、MS-DOSやWindows 3.1アプリケーションとの高い互換性が必要なユーザー
 NT Workstation:企業内デスクトップ、基幹業務用PC、セキュリティ必須の用途、開発用プラットホーム、エンジニアリング、マルチプロセッサ・RISCシステムでの使用
・ 「インターネット/イントラネットとの結合」では、次のインターネット/イントラネット機能を標準搭載。
Webブラウザ(IE3.0)、Webサーバー(IIS2.0、Index Server1.1、Peer Web Service)、電子メール(Windows Messaging、Microsoft Internet Mail and News)
・ 運用管理コストの低減(TCO)では、調査会社により次の報告が出ている。
 OSの信頼性による問い合わせの件数の減少    10〜20%
 セキュリティ機能による問い合わせの件数の減少 7%
 現場を訪問せずに問題解決           45%
 ヘルプデスク業務にかかる経費の最大38%を削減可能

まとめとして
 ・Windows NT Workstation:

 

Windows95の使いやすさと、Windows NTのパワーが一つになったこれからの企業コンピューティング用32ビットデスクトップOSの決定版

 ・Windows NTサーバー:

 

ファイル/プリンタ共有やC/S型アプリケーション、インターネット/イントラネットなど、あらゆる用途に卓越した性能を示すネットワークOS

 ・System Management Server:
Windows NT4.0をフルサポートし、TCOの低減を可能にする統合運用管理システム

 なお、FrontPageの添付は12月10日版にはないが、来年にサービスパックでサポートするとのことです。


 
● マイクロソフト株式会社 記者技術説明会(11月14日)

「Microsoft (r) Office 97 Preview Workshop」
 ビジネスアプリケーション「Microsoft(r) Office 97」日本語版の発表を控え、同製品のマーケティング戦略、機能紹介を含む技術概要についてのPreview Workshopが開催されました。
マイクロソフトコーポレーション極東担当副社長 チャールズ スティーブンス氏の挨拶、デスクトップ製品統括部 佐藤一志部長よりOffice 97の製品戦略の説明の後、続いて各プロダクトマネージャからFront Page 97、Access 97、 Outlook 97、Word 97、 PowerPoint 97およびExcel 97の各ビジネスソフトについて新機能を中心に製品概要説明およびデモンストレーションが行われました。

○ チャールズ スティーブンス極東担当副社長

 Microsoft OfficeのシェアおよびOffice97の開発方針についての説明が行われました。
Microsoft OfficeはWorld Wideにおいて収益の50%以上を占めており、これだけでもソフトウェアの第2の事業といえるようになってきている。 Officeユーザーは 4000万人以上、 Officeコンパチベンダーは450社、Officeアプリ開発者は100万人以上いる。また97年初頭までに48%の企業・団体が32ビットアプリケーションに移行を検討している。
 各国でマーケット事情は異なるため、その国の人が現地において、独自の機能を開発する方針をとっている。ユーザーの要望を適確に把握するための大規模な調査を実施した。また、日本語処理技術は開発の中核となる技術であって、特にWord97は英語版をローカライズした製品ではなく、日本人によりデザインされたものであることを強調したい。
「ワードプロセッサー、オーサリング、インターネット、コミュニケーションそれにFrontPageといった新しい機能を盛り込んだ新しい製品をお客さまに使った上でのご意見をいただいて、開発できてご紹介できるということは素晴らしいことであり、日本の皆さまに素晴らしい製品がご提供できると自負している」と結ばれました。

○ 佐藤一志デスクトップ製品統括部長

・ 65%以上のアプリケーションが32ビット化していること、製品の90%がCD-ROMで提供されていること、 Professional版の出荷が70% 以上となっていることから見て、マーケットがアップデートしていることが分かる。
・FY97マーケティング戦略として、(1)Office既存ユーザー750万人からのアップグレードビジネスの促進があった (2)新規ユーザーの拡大、とくにプレインストールの拡大を目指す (3)競合製品との強力な差別化の促進を行う (4)企業内標準デスクトップツールとしてOfficeの採用促進 (5)最新のインターネット/イントラネット用デスクトップの確立を行う (6)Office製品での圧倒的なシェア獲得を目指す(Office Pro95−Internet Value Pack、Technology Guaranteeキャンペーンなどの実施) (7)単体製品のVisibilityの向上(Word、Excelへのフォーカスなど)
・エンドユーザー向け機能改善点としては、(1)分かりやすさと使いやすさの向上(とくにユーザーに使いこなしていただくため、ユーザーアシスタント機能を強化した) (2)日本語機能の充実(Word97、Excel97)を図った。
・企業ユーザー向け機能改善点としては、(1)ソフトウエア管理機能の向上 (2)イントラネット対応機能の拡充 (3)ビジネスソリューションプラットホーム(VBA搭載<Excel、Access、Word & PPT>、500以上のObject で構成)。なお、Office95とのファイルの互換性はなく、オートコンバータによるとのことです。
・ Office97には、Standard版(Word97、Excel97、PowerePoint97、Outlook97)とProfessional版(Standard版+Access97)がある。
・Office97製品概要: 動作環境はWindows95、Windows NT3.51(サービスパックRelease5が必要 12月に提供)、Windows NT 4.0であり、必要システムはOffice95製品と同等のコンピュータ環境、発売時期は97年春出荷予定、価格はOffice95と大幅に変わることはないとのことです。
・ Microsoft FrontPage97は、12月13日に日本で全世界に先駆けて発売する。
・ Microsoft IME97 for Windows 95 Upgrade版は11月に発売する。

○ Front Page 97 (佐藤Front Pageマネージャ):
 Front Page 97は(1)Webサイト作成・管理ツールであり、Webサイトのあらゆる作業をスムースにするものである (2)やさしい操作環境と充実した機能を持ち (3)Office97との強力な連携を行うものであるとの説明の後、この3つに注目したデモが行われました。ターゲットユーザーは、イントラネットユーザー、WebデザイナーおよびWebマスター、個人ユーザー、インターネットサービスプロバイダーと広範囲にわたる。

 

○ Access97(能祖祐樹Accessプロダクトマネージャ):
 今までは他のOffice製品より数ヶ月遅れていたが、今回からOffice97 Professional版として同時出荷できるようになり、パフォーマンスおよび品質の強化を図っている。Access95とのパフォーマンス比較では50%以上アップしている。開発ツールとしての面からタブコントロール、モジュールウインドウ、デバック機能の強化、実行型データベースなどで機能強化を図った。また、インターネット関連の機能もハイパーリンクサポート、HTMLページへのインポート/リンク、Webブラウザコントロールなど強化された。

 

○ Outlook 97(安田敦志Outlookプロダクトマネージャ):
 今回、新しく登場した情報管理アプリケーション「Outlook」は、従来のSchedule+に代わる新しいデスクトップ インフォメーション マネージャである。位置づけは、(1)グループウエア(情報の共有化) (2)優れたメール機能(グループスケジューリング) (3)個人情報管理と3つの機能をあわせて日常ツールとして使用できるもので、さまざまな面でOffice97との統合を図っている。

 

○ Word 97(田中栄Wordプロダクトマネージャ):
 Word 97では日本語ワープロとして2本の柱、(1)最高の日本語処理技術、 (2)最高の日本語文書表現力を持ち、他に新しいニーズ(インターネット、電子メール、カスタマイズ)への対応を図り、簡単でスピーディを目指している。IME97は最強の日本語入力システムであり、[形態素解析→構文・意味解析→形態素解析]との3段階により高い変換率となっている。これらがさまざまな例により説明されました。インテリマウスと一緒に使うと効率のよい操作が可能である。電子メールの文書テキストが容易にでき、貼り付け画像の自動圧縮をしている。カスタマイズ機能としては、コマンドバー(配置の変更が可)、ユーザー設定(メニュー、ツールバー、ショートカットメニューやキーの割付など)、VBAの搭載(137のオブジェクト)、OLE Automation Object(VBA搭載のアプリからWordの各機能のコントロールが可能)がある。なお、フレームおよびJavaコントロールのサーポートはないとのことです。

 

○ PowerPoint 97 (杉山靖彦PowerPointプロダクトマネージャ):
 大規模なユーザー調査(満足度、重要度の点から)により大幅な機能強化を図った。(1)図形描画機能(Office Art)、グラフ作成機能(Grapf97) (2)マルチメディア対応(アニメーション効率、操作固定ボタン、ナレーションの録音)(3)英文・欧文/日本語処理 (4)パフォーマンスの改善(ファイルサイズの圧縮、自動・高速保存、カラーパレット管理機能 (5)インターネットサポート(3000以上のクリップアートやWeb上からの無償ダウンロード、HTML形式保存、アニメーションプレイなど)。

 

○ Excel 97 (越智辰夫Excelプロダクトマネージャ):
 次の2点の強調がありました。(1)かゆい所に手が届くことに気を配っている製品である(2)きめこまかな日本語処理をしている。
Excel97の特長 としては、(1)表計算として最高水準の日本語処理機能を持つ(読み情報の最大限の利用、IMEとの密接な連係)(2)ユーザーと表計算の間の壁を排除(自然な数式入力、表現力豊かなテーブル・グラフの作成、分かりやすい印刷設定)(3)ワークグループ・外部情報とのシームレスな連携(共同作業への配慮<変更の履歴表示、共有ブック>、広範囲な外部データの取り込み<Webからのダウンロードも可>)がある。
ユーザーから見て嬉しいことに、1つのセルの中で文字の折り返しができること、1つのセルに入力できる文字数が255文字から最大32,000文字(全角)になったこと、一枚のワークシートが列は256で変わりないのですが、行が16,384から65,536と4倍に広がったことです。

 


 
■ ニュースリリース■

● イースト ニュースリリース (1996.10.21) <抜粋>

 カナダのPivotal Software Inc.の新世代顧客情報管理
 システムPivotal RelationshipTMの独占販売権を取得

 イースト株式会社(本社:東京都渋谷区代々木1-3-1、TEL:03-3374-0544、社長丸山雄三)は、カナダ・バンクーバーのPivotal Software Inc.( ピボタル・ソフトウェア・インク)が開発した新世代顧客情報管理システム撤ivotal RelationshipTMピボタル・リレーションシップ)の独占販売権を取得いたしました。

 Pivotal Relationship は米国において確立しつつあるカスタマ・インタラクション・ソフトウェアと呼ばれる分野の製品です。顧客情報の収集と蓄積、顧客への合理的なアプローチ、商談の効果的なクロージング、サポート業務の円滑化など、企業の対顧客業務全ての側面を支援するもので、従来属人的な要素の強かった顧客対応の水準を統一し、営業機会損失の防止、顧客満足度の向上などが可能になります。
 さらに、Pivotal Agent(ピボタル・エージェント)と呼ばれるプログラミング言語を備えており、企業活動のあらゆる分野において、迅速かつ柔軟なシステム化を実現することができます。
 イースト株式会社は、この製品をエンドユーザー・ソリューションとして販売するパートナー企業を組織し、パートナー企業への技術サポート、各種マーケティング支援などをおこないます。パートナー企業はPivotal Relationship のカスタマイズを行い、顧客の個別ニーズに合致したシステムの開発・販売をしていただきます。Pivotal Relationship 日本語版の発売時期は12月、初年度販売目標は100セットです。
 今回の独占販売権契約取得について、Pivotal Software Inc. の社長 Norm Francis は、「今回日本でPivotal Relationship を発表できることは、当社にとって極めて重要な前進です。Pivotalは、企業が顧客とより良い関係を築き、顧客とのコミュニケーションを改善するためのエンタープライズ・ソリューションをグローバルに提供することを目指しています。イースト株式会社はMicrosoft Windows に長い経験を有しており、日本の文化と市場を理解しています。イーストとパートナーシップにより、我々は Relationship が日本市場において成功することを確信しています」と述べています。
 また、イースト株式会社の社長 丸山 雄三は、「この製品は、企業と顧客のコミュニケーションに革命をおこす力を持っています。この種のシステムを使いこなせるかどうかで、企業の業績には明らかな差が出ると考えています。また、パートナー企業にとって、エンドユーザー・ソリューションを提供するシステム開発の強力なプラットフォームになるでしょう」と言っています。
 Pivotal Relationship が管理する顧客関連情報はMicrosoft Windows NT ServerTM上で BackOfficeTMを用いて管理されます。また、Pivotal Relationship クライアントソフトウェアはWindows 95 および Windows NT上で動作します。

◆本製品のお問い合わせは、イースト株式会社 Pivotal 事業部 03-3370-8846、もしくは、pivotalinfo@est.co.jp までご連絡ください。
Pivotal Software Inc.の情報は、http:/www.pivotal.com をご覧ください。


● マイクロソフト・ニュースリリース (1996.11.7) <抜粋>

マイクロソフト主催JAVA技術セミナー開催
「Microsoft(R) Visual J++(TM )Technical Conference」開催
マイクロソフトの最新Java技術とActiveXTMの融合"
Windows(R) NT INTRANET Solutions Tokyo 96併設12月11日(水)、12日(木) 午後1時〜4時 幕張プリンスホールにて開催

〜日本語Javaアプレット、JavaとActiveXの統合を実現した本格的イントラネット、インターネット対応Javaプログラミング環境Visual J++の詳細技術解説セミナー〜
 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、「Microsoft(R) Windowsョ 95」日本語版(以下:Windows 95)に対応したJava開発環境「Microsoft Visual J++ Development System and Tools for Java Version 1.0 Intel-based for Windows 95」日本語版(以下:Visual J++)の発売に伴い、マイクロソフトの最新Java技術や、ActiveXTMとの融合に関する具体的かつ詳細な技術解説を中心とした「Microsoft Visual J++ Technical Conference」を12月11日(水)、12日(木)の2日間にわたって「Windows NT INTRANET Solutions Tokyo 96」併設の幕張プリンスホールにて開催します。

 今回の技術セミナーでは、Visual J++の日本語対応(Unicode)、JavaアプレットとActiveX(COMオブジェクト)間の通信、CabとCode Signによるセキュリティ、Microsoft SDK for Javaで提供されるネイティブコンパイラと新しいクラスライブラリ、サーバーフレームワークとJavaなどの詳細な内容についての解説を行います。
 具体的なセッションの構成、入場方法等については、11月15日(金)以降、当社のWebサイト(http://www.microsoft.co.jp/)に掲載される予定です。


● マイクロソフト・ニュースリリース (1996.11.7) <抜粋>

最新のJavaプログラミングを提供するプロフェッショナル開発環境

 マイクロソフトビジュアルJ++「Microsoftョ visual J++TM Version 1.0」日本語版世界初の完全日本語対応Java開発環境を11月29日(金)に発売

〜日本語Javaアプレット、JavaとActiveXTMの統合を実現した本格的イントラネット、インターネット対応Javaプログラミング環境〜

 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、「Microsoft(R) Windowsョ 95」日本語版(以下:Windows 95)に対応したJava開発環境「Microsoft Visual J++TM Development System and Tools for Java Version 1.0 Intel- based for Windows 95」日本語版(以下:Visual J++)を11月29日(金)に発売します。
発売記念価格の12,800円(シングルライセンスの場合の希望小売価格で提供されます。

 Visual J++は、Microsoft Visual C++(R) Development System and Tools(以下:Visual C++)、Microsoft Visual Basicョ(以下:Visual Basic)に次ぐ、マイクロソフト第3のビジュアル開発ツールです。Javaにより実現された「ブラウザ上でのプログラム実行」、「インターネット経由のプログラム配信」、「オブジェクト指向プログラミング」など、数々の特徴を備えながら、高速コンパイラ、グラフィカル デバッガ、アプレット ウィザードによる統合型プログラミング環境を提供します。
 Visual J++は、世界で初めて、日本語マルチバイト キャラクタセットのハンドリングを実現したJava開発環境です。Javaで規定されたUnicodeハンドリングを忠実に実装することで、正式なマルチバイト文字列の扱うことができています。また、Visual J++で作成した日本語アプレットは、インターネットを通じて、大規模ダウンロード数を誇る「Microsoft Internet Explorer 3.0」日本語版でそのまま実行できます。Visual J++により、Javaの本格的な普及の障害となっていた“日本語ハンドリングの壁”が解消されました。

 Visual J++は、Java仕様に完全準拠した高速コンパイラ、Java VM(Virtual Machine、仮想マシン)、およびJITコンパイラ(ジャスト インタイム コンパイラ)を提供します。また、Javaの仕様に完全に対応し、同時にActiveX技術とJavaの統合も実現しています。さらに、優れたパフォーマンスを発揮するActiveXコンポーネントとJavaアプレットの相互アクセスが実現され、既存のデータベースシステム、デスクトップ アプリケーション、ActiveXコントロールが、Javaプログラムと連動して動作します。Visual J++は、Javaによるイントラネット、インターネット システムにおける本格的ビジネス システムの構築を実現します。
 Javaで提供される標準セキュリティ機構(サンドボックス)に加え、コード認証SDKの提供により、さらに安全なセキュリティ機構が提供されるほか、Microsoft Jetデータベース エンジンへのアクセスを実現するDAO(データ アクセス オブジェクト)、Visual Basic 4.0でも採用されているRDO(リモート データ オブジェクト)など、先進のデータベース アクセス技術も提供されています。


● マイクロソフト・ニュースリリース(1996.11.7) <抜粋>

企業全体のシステム構築を支援する最新のVisual C++(R)開発環境
マイクロソフトビジュアルC++ エンタープライズエディション「Microsoftョ Visual C++(R) Enterprise Edition Version 4.2」日本語版11月29日(金)に発売
〜BackOfficeTMからActiveXTMまで、クライアントサーバーおよびインターネットを完全にサポートする最新のC++開発環境〜

マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、「Microsoft(R) Windows(R) 95」日本語版(以下:Windows 95)、「Microsoft Windows NT(R) Version 3.51」日本語版(以下:Windows NT 3.51)に対応した32ビットC/C++開発環境「Microsoftョ Visual C++ョ Enterprise Edition Development System and ToolsVersion 4.2 Intel-based for Windows 95 and Windows NT」日本語版(以下:Visual C++ 4.2 Enterprise)を11月29日(金)に発売します。

 希望小売価格は、シングル(新規1ライセンス)で128,000円です。また、当社では「Visual C++ 4.0 Professional」、「Visual C++ 4.1 Professional」、「Microsoft Visual Basicョ Version 4.0 Professional Edition」日本語版(以下:Visual Basic 4.0 Professional)、「Visual Basic 4.0 Enterprise」、「Microsoft SQL ServerTM Version 6.0」日本語版(以下:SQL Server 6.0)の正規登録ユーザーを対象に、Visual C++ 4.2 Enterpriseを優待価格38,000円で提供する優待販売キャンペーンを、11月中旬より、開始します。

 Visual C++ 4.2 Enterpriseは、Microsoft BackOfficeTM(以下:BackOffice)およびインターネットを完全にサポートするVisual C++シリーズの最上位エディションです。従来のProfessionalおよびStandardで提供されていたすべての機能に加え、BackOfficeで展開されるエンタープライズ ワイドなシステム構築への対応、また、ActiveXTMプラットフォームで展開されるInternet Explorer 3.0やInternet Information Server(以下:IIS)コンポーネントの開発を支援します。クライアント サーバー システム構築とActiveXコンポーネント開発をフルレンジでサポートすることで、従来の企業内情報システムからイントラネット システムへの移行を促進します。
 Visual C++ 4.2 Enterpriseは、SQL Server 6.5によるデータベース開発を支援します。ODBC(オープン データベース コネクティビティ)を駆使したデータベース フロントエンドの構築が可能であることはもちろん、リモートに配置されたSQLデータベースの開発も可能となります。リモートSQL Serverのデータベーステーブル、ビュー、トリガ、ストアドプロシージャをブラウズするDataViewを提供します。テーブルまたはビューの列見出しおよびデータ型の表示、新しいストアードプロシージャまたはトリガの追加や編集など、クライアント アプリケーションの開発と並行したデータベース構築が可能です。

 ストアドプロシージャの追加や編集の他、ストアドプロシージャの実行、および、デバッグ機能もサポートされます。ブレークポイントの設定や、ステップ実行を、リモートに配置されているSQL Server上で実施します。クライアントから発行されたストアドプロシージャの呼び出しを、実際のSQL Server上で追跡できます。しかも、変数値を監視するウォッチウィンドウ、ストアドプロシージャ内の変数値を確認するDataTipなどC++レベルで提供されている最新のデバッグ機能をストアドプロシージャに対しても適用できます。
 カラーレキシングによりストアドプロシージャの編集を容易とするSQLエディタ、複数データソースのプロジェクトへの追加、オフライン作業など、SQL Server開発を容易にする各種機能が提供されます。
 SQL Serverによるデータベース開発に加え、イントラネットシステムを形成するActiveXコンポーネントをサポートしたMicrosoft Foundation Class 4.2(以下:MFC 4.2)が提供されます。SQLサーバーの他、IISの拡張コンポーネントとして機能するISAPIエクステンション/フィルタの構築も可能です。IISを拡張することで、ブラウザ経由でのSQL Serverアクセスを実現する拡張コンポーネントを構築できます。また、ブラウザ上で動作するActiveXコントロールの開発も実現され、SQL Server、Webサーバー、ブラウザを駆使した最先端のイントラネット システムの構築を支援します。
 Visual C++ 4.2 Enterpriseは、大規模エンタープライズ開発を支援するソースコード管理ツール「Microsoft Visual SourceSafeTM」(以下:Visual SourceSafe)も提供します。ソースコード履歴を管理することで、複数の開発者によるプロジェクト進行を容易とするほか、旧バージョンのソースコードの復元が可能となります。
 Visual C++ 4.2 Enterpriseは、Visual C++ 4.2 Professionalの上位互換エディションです。Visual C++ 4.2 Professionalに実装されたすべてのActiveXエンハンスメントや新コンポーネントを提供します。


●マイクロソフトニュースリリース(1996.11.7) <抜粋>

Visual C++ 4.0(R)正規登録ユーザー限定Visual C++ 4.2 Professional Edition マイクロソフト ビジュアルC++ プロフェッショナルエディション 「Microsoftョ Visual C++(R) Professional Edition Version 4.2」日本語版マイナーアップグレードサービス、11月22日(金)に開始

〜ActiveXTMプラットフォームを拡充するVisual C++ 4.2、インターネット クライアントおよびサーバー コンポーネントの開発をサポート〜

 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、「Microsoft(R) Windowsョ 95」日本語版(以下:Windows 95)、「Microsoft Windows NT(R) Version 3.51」日本語版(以下:Windows NT 3.51)に対応した32ビット アプリケーション開発環境「Microsoft Visual C++ョ Professional Edition Development System and Tools Version 4.2 Intel-based for Windows 95 and Windows NT」日本語版(以下:Visual C++ 4.2 Professional)を11月22日(金)より、Visual C++ 4.2マイナー アップグレード サービスに申し込んだVisual C++ 4.0正規登録ユーザー向けに順次発送します。
 当サービスは、Visual C++ 4.0および4.1のマイナーアップグレード バージョンであるVisual C++ 4.2を、現行のメジャー バージョンであるVisual C++ 4.0の正規登録ユーザーを対象に限定販売するものです。当サービスの申し込み期間は、本年11月15日(金)より来年2月28日(金)までで、申し込み価格は9,000円です(シングル ライセンスの場合)。

 Visual C++ 4.2 Professionalは、Microsoft Internet Explorer 3.0(以下:IE 3.0)に対応したインターネット クライアント コンポーネントの構築を可能とする新しいクラス ライブラリ、Microsoft Foundation Class 4.2(以下:MFC 4.2)を提供します。MFC 4.2は、インターネットを経由して配信および実行するために適した構造を持つActiveXコントロール、インターネットを経由して文書ファイルを配信する場合に適したActiveXドキュメント アプリケーションの構築を支援します。前回のマイナー アップグレード バージョン、Visual C++ 4.1で提供されたInternet Information Serverエクステンション(ISAPI)のサポートに加え、IE 3.0上で動作するActiveXコントロール、ActiveXドキュメントがMFCに実装されたことで、インターネット、イントラネットにおけるサーバーコンポーネント、クライアント コンポーネントのトータル サポートが実現されました。

 ActiveXコントロールは、「ウィンドウなしのアクティベーション」、「フリッカーフリーコントロール」、「非アクティブ時のマウスポインタ通知」など、ブラウザ上での動作に適した新しい仕様を、従来のOLEコントロール仕様に追加したものです。非同期プロパティ(URLモニカ)によって、インターネットからダウンロードされるBLOBデータ(ビットマップ イメージやビデオ データ)の効率的な読み取りを行うので、低速なネットワークへのアクセスにも対応します。また、URLモニカにより、インターネット リソースへのアクセスが大幅に簡略化し、あたかもローカル リソースにアクセスしているかのようにインターネット リソースへ接続できるようになります。

 ActiveXドキュメント アプリケーションは、インターネットからダウンロードされる文書ファイルをIE 3.0上でフルフレーム表示するOLEサーバアプリケーションです。従来のデスクトップ アプリケーションをActiveXドキュメントに対応させることで、ローカルなハードディスクに格納してある文書ファイルと同様、インターネットを経由して配信されるドキュメントへの対応が可能となります。
その他、Visual C++ 4.2 Professionalは、AppWizardを拡張し、ActiveXコントロールやActiveXドキュメント アプリケーションの開発を容易にするほか、標準C++ライブラリと新iostreamライブラリを含む最新のANSI C++拡張(1996年6月)の提供、ODBCクラスへのマルチスレッドとバルク(複数)行フェッチのサポートおよびトランザクションサポートの向上、ローカルまたはリモートのデータソースをバインド可能なデータ連結コントロールの追加、GIFとJPEG両方のファイル形式を読み書きできるイメージ エディタ、ActiveXおよびインターネット プログラミングを支援する最新のサンプルとトピック情報の提供を実現します。

 Visual C++ 4.2 Professionalは、ActiveXプラットフォームで展開されるテクノロジーを早期に活用する重要な機能を、迅速に市場に投入するためのマイナー アップグレード バージョンとして出荷されます。出荷中の現行メジャーバージョンであるVisual C++ 4.0 Professionalは、継続して販売されます。


● マイクロソフト ニュースリリース (1996.11.11)<抜粋>

「Microsoft(R)BackOffice(TM) Version 2.0」日本語版アップデートキット、12月10日(火)に発売
〜BackOfficeファミリー全製品、Widows NT Server 4.0に完全対応〜

 統合サーバーソフトウェア「Microsoft(R)BackOffice(TM)Version 2.0」日本語版(以下:BackOffice 2.0)に含まれる「Microsoft Windows NT(R)Server」日本語版(以下:Windows NT Server)および「Microsoft Systems Management Server」日本語版(以下:SMS)を、Windows NT Server 4.0およびSMS 1.2にアップデートする「BackOffice 2.0アップデートキット」を12月10日(火)より1997年3月31日(月)までの期間限定で発売します。「BackOffice 2.0アップデートキット」は、Windows NT Server 4.0およびSMS 1.2の各アップグレード製品で構成され、BackOffice 2.0のサーバーソフトウェアをアップデートするものです。「BackOffice 2.0アップデートキット」の希望小売価格は8,000円で、BackOffice 2.0の販売チャネルより、販売対象をBackOffice 2.0の既存ユーザーおよびBackOffice 2.0の新規購入者に限定して販売されます。「BackOffice 2.0アップデートキット」により、ユーザーは、最新の環境を簡単に入手することが可能になります。なお、BackOffice 2.0のサーバーライセンスを複数所有しているユーザーは、1つの「BackOffice 2.0アップデートキット」で所有するライセンス数分のBackOffice 2.0サーバーライセンスをアップデートすることができます。また、利用中のBackOffice 2.0クライアントアクセスライセンスは、アップデートする必要はありません。

 BackOffice 2.0は、今回アップデートされるネットワークオペレーティングシステムのWindows NT Server 3.51と分散システム集中管理ツールのSMS 1.1のほか、データベース管理システムの「Microsoft SQL ServerTM Version 6.5」日本語版(以下:SQL Server 6.5)、統合メッセージングプラットフォームの「Microsoft Exchange Server Version 4.0」日本語版(以下:Exchange Server 4.0)、ホスト接続ゲートウェイの「Microsoft SNA Server Version 2.11」日本語版(以下:SNA Server 2.11)から構成されます。Windows NT Server 4.0に先立って出荷されている、SQL Server 6.5、Exchange Server 4.0、SMS 1.2、SNA Server 2.11の各BackOfficeファミリー製品は、Windows NT Server 4.0に完全に対応しています。これらの製品には、Windows NT Server 4.0の開発段階から厳密なテスティングが施されており、現在出荷中のバージョンがWindows NT Server 4.0で問題なく動作することが確認されており、Windows NT Server 4.0上での使用においても、技術サポートを受けられる対象となります、したがって、既存のBackOfficeファミリー製品を使用中のWindows NT Server 3.51ユーザーは、Windows NT Server 4.0へ容易に移行することができます。


● マイクロソフト ニュースリリース (1996.11.11)<抜粋>

「Microsoft(R) Windows(R) NT Workstation Version 4.0」日本語版、「Microsoft Windows NT Server Version 4.0」日本語版、12月10日(火)に発売
〜Windows(R) 95の優れたユーザーインターフェイス、インターネットおよびイントラネット対応機能を始め、数々の新機能を搭載した新バージョン〜

 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、企業情報システムに対応する32ビットオペレーティングシステムの最新バージョンである、「Microsoft(R) Windows(R)NT Workstation Version 4.0」日本語版(以下:Windows NT Workstation 4.0)と「Microsoft Windows NT Server Version 4.0」日本語版(以下:Windows NT Server 4.0)を12月10日(火)に発売します。
 希望小売価格は、Windows NT Workstation 4.0が43,000円、Windows NT Server 4.0が、1サーバー(5クライアントアクセスライセンス付き)で165,000円、追加1クライアントアクセスライセンスで6,800円です。また、両製品とも既存ユーザーを対象に、アップグレードパッケージが販売されます。アップグレードパッケージの希望小売価格は、Windows NT Workstationが18,000円、Windows NT Serverは1サーバー(5クライアントアクセスライセンス付き)で56,000円です。
 現在、国内市場ではOEMメーカー26社から50機種以上のWindows NT Workstation 4.0搭載システムが、また、OEMメーカー18社から30機種以上のWindows NT Server 4.0搭載システムが、12月10日以降順次発売される予定です。

 また、主要ソフトウェアベンダー、ハードウェアベンダーには、Windows NT 4.0日本語版テクニカルベータを早期より配布し、既存のアプリケーション、デバイスドライバの互換性の確認など、Windows NT 4.0への対応のための作業を依頼し、幅広い既存製品の互換性を確保しました。Windows NT 4.0では、すでに2,000台を超えるコンピュータでの動作が確認されています。プリンタ、モデムなどは、Microsoft Windowsョ 95(以下:Windows 95)対応機器を超える数の周辺機器に対応しています。また、12月10日の製品出荷時には、現在国内で2,000種類を超えるWindows 95およびWindows NT対応のアプリケーションの多くが、Windows NT 4.0に対応することが予測されます。
 Windows NT Workstation 4.0は、Windows 95の持つ優れた操作性と、Windows NTが本来持つ優れたパフォーマンス、高い信頼性を併せ持つデスクトップオペレーティングシステムの最新バージョンです。Windows NT Workstation 4.0は、OSのアーキテクチャーの改善により、32ビットアプリケーションの実行パフォーマンスが大幅に向上しました。また、Intel Pentium Proプロセッサへの最適化により、高性能化と低価格化が進み、企業のデスクトッププラットフォームとして注目されている同プロセッサを搭載するマシンで優れた性能を発揮します。
 これに加え、インターネットプラウザである「Microsoft Internet Explorer」日本語版やPeer Web Servicesなどの機能を標準で装備しているため、安全にかつ容易にインターネットや企業内イントラネットで利用することができます。また、ユーザープロファイル、システムポリシー、セットアップマネージャーなどの機能により、システムの管理や制御が一層容易になり、トータルのシステム運用コストの低減に貢献します。
 このように、Windows NT Workstation 4.0は、企業のデスクトップOSに必要とされる機能を標準で搭載しているため、当社では、Windows NT Workstation 4.0は、を企業の標準デスクトップOSとして位置づけ、大企業委から中小企業に至るまで、あらゆる企業ユーザーを対象に拡販していきます。


● マイクロソフト ニュースリリース (1996.11.14)<抜粋>

Microsoft(R) Office 97製品へのアップグレードキャンペーン
「Technology Guarantee Campaign 97」、11月15日(金)より開始
〜期間中、対象製品および対象製品をプレインストールしたパソコンを購入したユーザーは、送料手数料のみでアップグレード可能〜

 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、Microsoft(R) Windowsョ 95(以下:Windows 95)に対応した「Microsoft Office for Windows 95, Professional Edition」(以下:Office 95 Pro)はじめとするMicrosoft Office 95ファミリー製品およびMicrosoft Office 95ファミリー製品のプレインストールされたパーソナルコンピュータ購入者を対象に、来春発売予定の新バージョン、Microsoft Office 97ファミリー製品にアップグレードする「テクノロジーギャランティーキャンペーン97」を11月15日(金)より開始します。

 キャンペーン期間は、本年11月15日から翌年5月31日(土)迄で、期間中にMicrosoft Office 95ファミリーの対象製品および対象製品をプレインストールしたパーソナルコンピュータを購入したユーザーは、正規ユーザー登録をすると、送料手数料のみでアップグレードできます。また、企業ユーザー向けのライセンス製品も当キャンペーンの対象となります。


● マイクロソフト ニュースリリース (1996.11.14)<抜粋>

Word 95で初心者の方でも年賀状が簡単につくれる
「Microsoft(R)Word 95 ボーナス CD-ROM」1996年11月15日(金)よりWord 95に10万本限定で添付
〜Microsoft Word for Windows 95 Internet Package、Microsoft Office 95製品、Word 95プレインストールパソコンのいずれかを購入すると「Word 95 ボーナス CD-ROM」がついてくる〜

 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、「Microsoft Word for Windows 95」(以下、Word 95)で使えるはがき印刷ウィザード、クリップアート集、デジタルカメラ活用ガイド、Word 95学習ソフトなどを集めた「Microsoft Word 95 ボーナス CD-ROM」(以下、Word 95 ボーナス CD-ROM)を、Microsoft Word for Windows 95 Internet Package、Microsoft Office 95製品、およびWord 95がプレインストールされたパーソナルコンピュータ(以下、Word 95プレインストールパソコン)に、10万本限定で1996年11月15日(金)より無償添付します。

 「Word 95 ボーナス CD-ROM」には、「Word 95 ボーナス CD-ROM」の内容をハイパーテキストを用いた画面でガイドするWord 95 ボーナス CD-ROMガイダンス、Word 95で年賀状の表面、裏面が手軽に作成できるはがき印刷ウィザード、イラスト、賀詞、年号などを集めたはがき作成用のクリップアート集、撮った写真をはがきに取り込む方法について説明したデジタルカメラ活用ガイド、Word 95の基本的な操作方法の学習やキーボードの練習ができるWord 95学習ソフト「パソコン大学一年生 for Word 95」が同梱されています。
 今回新しく用意されたはがき印刷ウィザードを使えば、Word 95を初めてお使いになる方でも、質問に答えていくだけで年賀状の裏面を簡単に作成することができます。添付のはがき作成用クリップアート集から、イラストや、挨拶文、年号などを挿入して、1030万種以上の異なるデザインのはがきを作成することができます。はがきの種類には、年賀状の他、暑中見舞い、残暑見舞い、クリスマスカードなども用意されています。また挿入するイラストには、干支などの年賀状用イラスト168点を用意し、さらにデジタルカメラから取り込んだ写真をイラスト用フォルダにコピーしておけば、撮った写真をはがきに挿入することもできます。

 個人のユーザーの方が、毎日の生活の中で、パソコン学習のためまとまった時間をとることはなかなかできません。比較的時間の取れる年末年始に、パソコンの習得を考えている方も多いことと思います。当社では、特にこれから初めてパソコンを購入する方々が、Word 95の学習ソフトや年賀状作成のツールを盛り込むことにより、パソコンの基礎学習とともに、より身近な使用例でWord 95の習得に役立てられることと期待しています。


● マイクロソフト ニュースリリース (1996.11.14)<抜粋>

Webサイト作成/管理ツールのパッケージ製品
「Microsoft(R) FrontPage(TM) 97 for Windows(R) with Bonus Pack」日本語版、世界に先駆け12月13日(金)に発売

 マイクロソフト株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:成毛 真)は、Microsoft(R) Windowsョ 95(以下:Windows 95)に対応したWebサイト作成/管理ツール「Microsoft FrontPageTM 97 for Windows」(以下:FrontPage 97)に、「Microsoft Personal Web Server」(以下:パーソナルWebサーバー)、「Web発行ウィザード」、および「Microsoft Internet Explorer 3.01」(以下:IE 3.01)を同梱した、「Microsoftョ FrontPageTM 97 for Windows with Bonus Pack」日本語版(以下:FrontPage 97ボーナスパック)を、世界に先駆け、12月13日(金)より全国一斉に販売を開始します。
 FrontPage 97ボーナスパックの希望小売価格は、35,000円です。また、学生および教職員向けに同製品の「アカデミックパッケージ」が7,000円で提供されます。

 この製品に含まれるFrontPage 97は、英語版を始めとする他言語版と同時に開発が進められてきましたが、日本におけるインターネット/イントラネット需要の急激な普及にいち早く対応するために、世界に先駆けて日本語版が発売されます。
 FrontPage 97は、Microsoft Office(以下:Office)と共通のユーザーフレンドリーな操作環境でWeb文書を作成することが可能なWebサイト作成/管理ツールです。これまで複雑な作業とされてきたWeb文書作成を簡単にするだけでなく、Web文書やそれをつなぐハイパーリンクの管理も非常に容易な操作で行えます。さらに、ActiveX(TM) コントロール、Visual Basicョ スクリプト、Javaアプレットの埋め込みなど最新のインターネット技術で、より魅力的なWebコンテンツを作成することも可能です。
 本年6月に、米国マイクロソフト社からFrontPage Version 1.1が発売され、プログラミング知識が無くても本格的なWebページを作成できるアプリケーションとして非常に高い評価を受け、現在も順調に販売実績を伸ばしています。FrontPage 97はこの最新バージョンで、多くのユーザーから寄せられた意見や最新のインターネット技術を取り入れた製品です。

 また、FrontPage 97に加えて、すでにインターネット上で個々に提供されているパーソナルWebサーバー、Web発行ウィザード、IE 3.01が同梱され、より統合されたWeb環境を提供するために「FrontPage 97ボーナスパック」として提供されます。
パーソナルWebサーバーは、今まで専門的な用途の環境でしか実現できなかったWebサーバー機能をWindows 95上で手軽に使用することを可能にします。また、Web発行ウィザードによって従来複雑な手順を踏んでいた他のWebサーバーへのコンテンツ転送を簡単に実行できます。さらに、IE 3.01により作成したインターネットの情報を手軽に迅速に検索/閲覧することができます。
 これらの組み合わせにより、より高度なWeb環境が実現され、インターネット/イントラネット上でのWebサイトの作成と管理の効率が飛躍的に向上するものと確信しています。

◆ マイクロソフトニュースリリースに関する詳細な情報は、下記マイクロソフトWebサイトならびにFAXBOX情報サービスを通じて入手できます。
・ マイクロソフト株式会社 Webサイト
  http://www.microsoft.co.jp/
・ マイクロソフトコーポレーション Webサイト
  http://www.microsoft.com/
・ マイクロソフト株式会社 FAXBOX情報サービス
  FAX番号:03-5454-8100
・ マイクロソフトコーポレーションインフォメーション
  FAXBOXサービス FAX番号:(1) 201-333-0314


● 日本オラクル ニュース・リリース (1996.10.15 ) <抜粋>

日本オラクル、Oracle Power Objects V2.0 販売開始
〜 クライアント/サーバーとインターネットの融合を実現 〜

 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、 代表取締役社長:佐野 力)は、クライアント/サーバとインターネット両方の環境に対応したアプリケーション開発を可能にする「Oracle Power Objects V2.0」を、11月22日より販売を開始いたします。

 昨年9月の Oracle Power Objects V1.0の発売以来、 Oracle Power Objectsはオブジェクト指向技術を取り入れたクライアント/サーバ開発ツールとして、その使い易さとオープンな開発環境、Oracle7との高い親和性で高い評価を受けてきました。Oracle Power Objects V2.0は、V1.0の定評ある基本機能に加えてインターネット/イントラネット対応機能やレポート作成機能を強化し、クライアント/サーバとインターネットの利用を統合する実現する新しい開発ツールとして提供されます。

 インターネット/イントラネット対応機能強化した Oracle Power Objects V2.0は、Oracle PowerBrowser Active X コントロールをバンドルしています。また、NetScape Plug-inにも対応しているため、コンパイルされたOracle Power Objectsのアプリケーションをブラウザ内でシームレスに実行できるなど、インターネット/イントラネット・アプリケーションを短時間で容易に作成することができます。
 またレポート作成ツールとして普及しているCrystal Reports 4.5J Professionalをバンドルすることにより、 Wizardによる作成など優れたレポート機能を提供します。

 対応プラットフォームは、Windows 3.1、Apple Macintoshに加え32ビット系のWindows 95およびWindows NT、Power Macintoshに対応、多彩なシステム上でOracle Power Objects 2.0を利用することができます。またインターソルブ社のODBCドライバを搭載するため、Oracle7に加え Microsoft SQL Serverなど各社のデータベース管理システムにも対応します。

 日本オラクルは、Oracle Power Objects V2.0の発売を記念して、11月20日に東京ビッグサイトにおいてセミナーを開催し、 Oracle Power Objectsに関する今後の製品戦略や国内での事例などを紹介する予定です。


● 日本オラクル ニュース・リリース (1996.10.15 ) <抜粋>

日本オラクル、Oracle7に新価格体系を適用
〜 インターネット/イントラネットにおけるデータベース利用に対応 〜

 日本オラクル株式会社(本社:東京都千代田区紀尾井町4-1、 代表取締役社長:佐野 力)は、急速に拡大するインターネット/イントラネット利用のニーズに対応するため、Webサーバと接続して利用する場合のOracle7の料金設定を改定、新しい価格体系を平成 8年11月1日より適用することを発表します。

 インターネット/イントラネットの加速度的な普及にともない、Web経由でデータベースへアクセスし活用するアプリケーション・システムの構築が各方面で進んでいます。こうした利用ニーズに対応するため、日本オラクルはインターネット/イントラネットにアクセスして使用する際のOracle7の料金体系を改定、あわせて従来設定していた第三者アクセスを許容するオプション料金を廃止することにより、 いっそう経済的な価格でOracle7を核としたWebアプリケーション・システムの構築を可能としました。

◆ 新価格体系のポイント
(1) 不特定多数の第三者アクセスの許容 従来、「第三者特約ライセンス」により、Oracle7のライセンス契約者以外の特定の第三者にデータベースの使用を認めていました。この「第三者特約ライセンス」を廃止し、多数の不特定ユーザによる、インターネット/イントラネットを した社内および社外からのアクセスを許容するようOracle7のライセンスを改定しました。
(2) 同時ユーザ数により設定されるライセンス料金 Webを経由してOracle7にアクセスする場合、従来の同時ユーザ数による定義にもとづくライセンス料金が適用されます。すなわち、ブラウザからインターネット/イントラネットを介してWebサーバにアクセスするユーザ数の多少にかかわらず、データベースへの同時ユーザ数を一定に設定することにより、ライセンス料金を設定することができます。
(3) Web無制限アクセス料金 for Oracle7 Workgroup Serverの設定Oracle7 Workgourp Serverについては、Oracle WebServer経由での同時ユーザ数が確定できない場合に適用する追加ライセンスとして、「Web無制限アクセス料金 for Oracle7 Workgroup Server」を新たに設定しま 。 この「Web無制限アクセス料金」は500,000円と極めて小額に設定されるため、 ユーザは低価格なOracle7 Workgroup Serverを導入して優れたコストパフォーマンスで、イントラネットやインターネットを利用したWebアプリケーション・システムを構築できます。
 日本オラクルは今年6月にデータベースからWebサーバ、ブラウザ、開発ツール、さらにアプリケーション・パッケージに至る一連のソフトウェアにより構成されるインターネット/イントラネット製品体系「Oracle Net-Solutions」を発表し、トータルなWebシステムでのソリューションの提供に注力してきました。さらに7月から出荷を開始したリレーショナル・データベース管理システム Oracle7の最新バージョン「Oracle7 Release 7.3」には、「Oracle WebServer Option」を標準でバンドルし、データベースと緊密に連携するWebアプリケーションの構築をいっそう容易にしました。

 今回実施するOracle7の価格体系の改定は、インターネット/イントラネットによるシステムの構築に対応するソフトウェア・ライセンス体系の整備を意味するもので、いっそう優れた経済性のもとにインターネット/イントラネットをベースとしたアプリケーション環境の構築が可能となりました。

◆オラクル製品に関する関する詳細な情報は、下記オラクルWebサイトならびにHOT LINEを通じて入手できます。
 ・日本オラクル株式会社Webサイト  http://www.oracle.co.jp/
 ・日本オラクル株式会社 HOT LINE  Tel.0473-52-6444


● ロータス ニュースリリース(1996.10.11) <抜粋>

ジェフリー・パポウズ氏が、米国ロータス社代表取締役社長に就任
〜 マイケル・D・ジスマン氏とデボラ・ベセマー氏が取締役副社長として新たな任務を担当 〜

[1996年10月10日(現地時間)、米国マサチューセッツ州ケンブリッジ発]
 ロータス社(米国マサチューセッツ州)は本日付で、ジェフリー・パポウズ氏を代表取締役社長に指名したことを発表しました。 パポウズ氏は、1995年10月以来、最高業務責任者(COO)として、最高経営責任者(CEO)のマイケル・D・ジスマン氏とともにロータス社の社長業務を遂行してきました。 ジスマン氏は 10月10日に社員にあてたメッセージで、家族に関する個人的な理由により、現在の職務を離れ、戦略担当の取締役副社長に新たに就任すると説明しています。 ジスマン氏は戦略面での立案とパポウズへのアドバイスを中心に、お客様へのコンサルティングや外部に対するロータス社の代表となります。ロータス社は引き続き運営の独立性を保ったIBMの子会社として経営を行い、パポウズ氏は引き続きIBM社上級副社長兼ソフトウェア・グループ責任統括者のジョン・M・トンプソン氏に業務報告します。 ジスマン氏は今後パポウズ氏に業務報告を行ないます。
 また同時に、これまで全世界の営業担当の上級副社長であったデボラ・ベセマー氏を、全世界の営業、サービス、ビジネスパートナー・オペレーションに責任を持つ、ワールドワイド・フィールド・オペレーションズ担当の取締役副社長に昇格することを発表しました。 ベセマー氏も、今後パポウズ氏に業務報告します。
 「マイク・ジスマン氏のリーダーシップは、この1年間、ロータスの共同作業環境に関する優れた専門技術の価値をインターネットの世界で発揮させるとともに、ビジネス・アプリケーション市場におけるロータスのシェアを向上させるために不可欠だった。ロータスはこうした努力をさらに発展させるために非常に良いポジションにおり、全社員がマイクのさらなるリーダーシップと貢献に期待している」と、パポウズ氏は語っています。  また、パポウズ氏は「デボラ・ベセマー氏は経験豊富でかつ実績ある経営管理者として、業界内でも評価の高い人物。彼女はこの新しい重要な役割において間違いなく成功をおさめ、市場でのロータスの勢いを加速させ、結果として最も高いレベルのお客様満足度の獲得するだろう」と語っています。

<各氏の略歴>
◆ ジェフリー・パポウズ氏
は、コグノス社で社長兼最高業務責任者を3年以上務めた後、1993年ロータス社に入社。それ以前はクリネット・ソフトウェア、ソフトウェア・インターナショナル、パラ・リサーチ各社で上級管理職を歴任。

ジェフリー・パポウズ米国ロータス社代表取締役社長
 

◆マイケル・D.ジスマン氏は、1994年、自ら創業し社長を務めていたソフト−スウィッチ社がロータス社の傘下に入ったことによってロータス社に入社。ソフト−スウィッチ社創設以前は、マサチューセッツ工科大学スローン・スクール・オブ・マネージメント教授。
◆デボラ・ベセマー氏は、チェースマンハッタン銀行子会社のチェース・エコノメトリック/インタラクティブ・データ社の東部地区営業担当部長を経て、1986年ロータス社に入社。入社以来10年間、営業部門において要職を歴任。


● ロータス ニュースリリース(1996.10.14) <抜粋>

個人情報管理ソフトの新バージョン「オーガナイザー 97」を発表
〜 Windows95完全対応の32bit化、OLE2.0をサポート、個人の情報管理機能も大幅強化 〜

 ロータス株式会社(本社・東京都品川区、代表取締役社長・菊池三郎)は14日、32bit化しWindows95に完全対応した個人情報管理(PIM)ソフトの最新バージョン「ロータス オーガナイザー97」を11月15日から発売することを発表しました。
 「オーガナイザー97」は、 Windows95のインターフェイス、ロングファイルネーム、メモ帳のリッチテキストやOLE2.0をサポートなど、個人の情報管理機能が大幅に強化されています。「オーガナイザー97」の標準価格は12,000円(CD-ROM版)、現行製品からのバージョンアップ価格は5,000円(税別)で、全国のロータスショップをはじめパソコンショップ、cc:Mailディーラー、ノーツVAR等を通じて販売されます。
 なお、10月18日から発売開始日までの期間に、現行バージョン「オーガナイザーR2.1J」を購入されるユーザーに対しては無償バージョンアップを行います。
 「オーガナイザー」は、1994年3月にシステム手帳感覚で使える個人情報管理ソフトとして登場、使いやすいインターフェイスと充実した機能が幅広い支持を得ており、これまでの累計出荷本数は、国内で200万本以上、全世界で900万本以上に達しています。
 「オーガナイザー97」では、「メモ帳」でリッチテキストを使用することができるため、多彩な文字スタイルが表現できるとともに、箇条書き、文字揃えなど文章入力機能も充実しました。また、OLE2.0対応によりスプレッドシート、テキスト、グラフィックなどの埋め込み、貼り付けやWWWリンクの貼り付けも可能です。
 さらに、タイムスロットに対応した「1ページに1日表示」、1週間の開始曜日(日曜日/月曜日)切替え機能、ページめくりなどの各動作へのサウンドを設定、マウスポインタ(普通、カラー、アニメーション)設定といった新機能と、機能紹介デモ「ツアー」も付加されました。
 通信機能面では、E-Mailアドレスがはいったアドレスをドラッグ&ドロップで送信可能となるほか、カレンダーの内容もドラッグ&ドロップで送信することができます。パスワードは、管理者・編集者・読者などのレベルで設定できます。


● ロータス ニュースリリース(1996.10.15) <抜粋>

「ロータス ノーツ」の出荷本数が、「Exchange」、「GroupWise」、「Collabra Share」3製品の合計を上回る

【米国マサチューセッツ州ケンブリッジにて、10月1日(現地時間)に発表されたプレスリリースの抄訳です。】
 インターナショナル・データ社(略称IDC、本社マサチューセッツ州フラミングハム)が先週正式発表した調査によると、「ロータス ノーツ」の出荷本数が、競合製品である「Microsoft Exchange」、「Novell GroupWise」、「Netscape/Collabra Share」の3製品の合計を上回り、グループウエア(Collaborative Applications Software)の新規ユーザー獲得数で、首位に立っていることが明らかになりました。
 IDCの分析によると、今年上半期の総売上高が2億9000万ドルに達すると推定されるこの市場で、「ロータス ノーツ」は全世界430万人の新規ユーザーの37%、およそ161万人を獲得しました。これは「ロータス ノーツ」に次ぐ「Novell GroupWise」の2倍以上の数です。第3位は「Microsoft Exchange」でした。この調査は、新規のバンドルされていないメールボックスまたはユーザー数について調べたもので、今回対象となっていないグループウエア・サーバー市場については、今年中に調査が実施される予定です。
 「『ロータス ノーツ』が1996年上半期に、新ユーザーの大多数を獲得したことが当社の調査によって明らかになりました」と、IDCのコラボレイティブ&インターネット・コンピューティング担当部長のイアン・キャンベル氏は語っています。「ロータス社は、イントラネットをノーツの主要コンポーネントとして取り込むことによって、成長著しいグループウエア市場での攻勢を強めています。企業はグループウェアの戦略として、従来型の企業内ネットワークをベースとしグループウェアと、イントラネットをベースにコラボレーション機能を併せ持ったグループウエアの両方に注目するようになってきています。 『ロータス ノーツ』は、この両分野において最高の機能を提供するソリューションとして、現在の地位を維持するでしょう。」
 ロータス・ディベロップメント社マーケティング担当副社長のスティーブ・セイヤー氏は、「この調査によって、『Exchange』と『ロータス ノーツ』を評価された企業ユーザーの方々に共通する問題が浮き彫りになりました。この問題が、最終的にノーツを選ぶ決め手となっています」と語っています。「最大の問題は、企業にとって最も重要なの基幹情報が、長年使用されてきたサーバー上に保存されているという現実を無視した、マイクロソフト社のNTに特化したサーバー戦略です。この問題が、今後、企業ユーザー向けのグループウエア市場における『Exchange』の伸びを制限してしまうでしょう。さらに、最近マイクロソフト社が『Exchange』の位置づけを、ノーツの競合製品から、BackOfficeツールのひとつに転換したことで、企業向けグループウエア・ソリューションとしての『Exchange』の信頼性を低下させるでしょう」と語っています。
 また、「私たちは、お客様がすべての事実を知ることが重要だと考えていますので、最新の業界分析リポートやグループウエア市場の製品レビューをじっくり読むよう勧めています。ノーツは昨年、アプリケーションの開発、電子メール機能の拡張性、インターネットとの統合性など、いずれの評価基準においても、ほぼすべての製品比較レビューで最も高い評価を獲得しています」と、セイヤー氏は語ります。

<エディターズ・チョイス賞>
 今週、PCマガジンが発表した「グループウエア比較レビュー」(vol.17、10月8日号)で、 「ノーツ リリース 4.1」が「Microsoft Exchange」と「Netscape SuiteSpot」をおさえて「エディターズ・チョイス賞」を獲得しました。
 「グループウエアとは何かというのは、それを使うグループ次第である」と、PCマガジンのレビュー担当ライター、トニー・ポンピーリ氏は書いています。「最高の製品は、強力なメッセージング機能を中心に、ワークグループが必要としているあらゆる共同作業のための機能を創り出せるプログラミング環境を備えていなければならない。ノーツはカスタム・グループウェア・アプリケーションを開発するための優れたツールを提供している」。
 さらに同レビューでは、「ドミノは、WWWブラウザーを通じたノーツ機能への完全なアクセスを提供する。 ドミノによって、ノーツがインターネット統合に関して、ネットスケープのSuiteSpotより高い『作業に対する適合性』を備えているという評価を得ている」と、書かれています。


●ロータス ニュースリリース(1996.10.23) <抜粋>

インターネットにつなぐ、見る、作るがすぐできる「ロータス かんたん インターネットパック」の発表
〜 インターネットへの接続、ホームページの作成・ブラウズ・翻訳など必要機能をパッケージ化 〜

 ロータス株式会社(本社・東京都品川区、代表取締役社長・菊池三郎)は23日、ロータス社の最新バージョンワープロソフト「ロータス ワードプロ 97」のプレリリース版を中心に、ネットスケープ社のWWWブラウザ「Netscape Navigator 3.0 日本語版」をはじめ、専門知識なしでもインターネットを活用、ホームページを簡単に楽しく作成するソフトをすべてひとつのパッケージにした、新製品「ロータス かんたんインターネットパック」(Windows95対応)を発表しました。当製品は11月22日からロータスショップをはじめとする全国のパソコンショップを通じ、 標準価格 9,800円(税別、 CD-ROM版)で販売開始されます。
 「かんたんインターネットパック」は、インターネット対応機能を多彩に装備したワープロソフト「ロータス ワードプロ 97」プレリリース版を核として、世界標準ブラウザの最新バージョン「Netscape Navigator 3.0 日本語版」、ベストセラーWeb英日翻訳ソフト「TransPad (WebMT)」、接続設定ソフト「インターネット一発接続」、ホームページ素材集「Internet ホームページ用素材集ボーナスパック」、の5製品と複数プロバイダーのイントロパックを、一枚のCD-ROMにまとめた大変お得でお手軽なセットです。 さらに、インターネット放送ソフト「PCN」を日本で初めて同梱しました。「かんたんインターネットパック」があれば、難しいといわれるモデムの設定やプロバイダーへのサインアップ、ホームページの作成や閲覧、メールの送受信、英文ホームページの翻訳等を簡単に行なえ、初心者でもインターネットを身近に、有効に活用していただけます。
 「ワードプロ 97」は、ワープロとしての強力な機能に加え、ホームページの表や図形もワープロの画面上で編集でき、HTML等の特別な知識なしにホームページを作成し世界に情報発信できます。あわせて最新版のWWWブラウザやアニメーション図形(Animated GIF)ファイルも豊富な素材集の同梱により、さらに動きのある魅力的なホームページを手軽に作成・発信することも可能です。
 ロータスでは、今回の「かんたんインターネットパック」の投入により、増大し続けるインターネットのエンドユーザー層への浸透を図り、イントラネット/インターネットの分野における最強のソリューションベンダーとしての地位の確立を推進していきます。

 「ロータス かんたんインターネットパック」の機能/製品構成は次のとおりです。
・ ホームページ編集:ロータス ワードプロ 97 プレリリース版/ロータス(株)
・ ブラウザ機能:Netscape Navigator 3.0日本語版/日本ネットスケープ・コミュニケーション(株)
・ 翻訳ソフト:TransPad (WebMT)/亀島産業(株)
・ 接続設定ソフト:インターネット一発接続/エー・アイ・ソフト(株)
・ ホームページ素材集:Internet ホームページ用素材集ボーナスパック/(株)インプレス販売
・ ガメラ デジタル素材
・ インターネット放送ソフト:PointCast Network Software(英語版)

◆ ロータス ニュースリリースに関するお問い合わせ先
   ロータス株式会社 インフォメーションセンター     Tel.03-5496-3111


● Windowsコンソーシアム ニュース・リリース (1996.11.7)

Windowsコンソーシアム コムデックスに出展

 Windowsコンソーシアム(http://www.wincons.or.jp、会長:松倉 哲、英文名称:Wincons)では、11月18日より、米国、ネバダ州、ラスベガスで開催される世界最大のコンピュータショウ「Comdex Fall 96」に出展する。場所は、サンズ・エクスポのM6133ブースで登録名称は「Japan Wincons」となっている。
 Windowsコンソーシアムの8年間の活動を海外に紹介するほか、充実している日本のWindowsアプリケーション一覧「Windows Shopping」(上記のインターネット・ホームページ上)などもオンライン展示する。
 また、以下の会員企業有志も参加する。
 ・イースト       英和・和英辞典、漢英辞典
 ・エムピーテクノロジー マルチメディア・ツール
 ・クレオ        筆まめ
 ・クレオ・テクノロジー US版Windows用日本語
             ワープロ
 ・富士ソフトABC
 ・ランドコンピュータ  マルチメディア・ツール

 Windowsコンソーシアムとしては、会員企業のソフトウェアの海外販売の推進、そして登録名称からも想像されるように、日本進出を希望している米国企業と会員会社の仲介などを行う予定である。

※ このメールは、「Press Mailingシステム」(本誌で紹介)から送信されました。


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