新春のご挨拶


●会 長  松倉 哲

明けましておめでとうございます。
旧年中は、会員会社様にはコンソーシアム活動にご協力いただきありがとうございます。
社会環境も金融・証券業界の再編成などが大きくクローズアップした年でした。また2000年問題で情報処理産業界も全産業を巻き込んだイベントで大変な年でした。インターネット、電子メールの人気でPCの販売台数も増加し今年はいよいよ1000万台とか…。
今年は、Windowsコンソーシアムにとっても新たなる起爆剤として2月18日にはWindows NTの次期オペレーテイングWindows 2000が登場します。会員各社様の活躍する場がまた広がる年でもあります。Windows CEからWindows 2000までの広範囲にファミリー化が進んでコンソーシアム活動にも一段と力をいれます。また、今年は昨年のラスベガスCOMDEX/FALL'99でビル・ゲイツ会長がキー・ノートで注目していたXMLに焦点を合わせた委員会を新設、アプリケーションカタログのWindows Shoppingの内容を充実して国内での総合カタログとして集大成します。今年も辰のごとく昇りゆく年にいたします。
各会員様には、さらなるご支援をよろしくお願いいたします。

(富士ソフトABC株式会社 取締役 副社長)





●副会長 下川 和男

新年、明けましておめでとうございます。
中学生の頃、2000年には48歳だなと思っていた年が、到来してしまいました。
 パソコン業界にどっぷり首まで漬かって、20数年になりましたが、昨今、マイクロソフト社だけで考えても、CE、SiteServer、Media Technology、Readerなどの面白い技術が矢継ぎ早に製品化されており、会員各位のビジネスチャンスもドンドン広がっています。
 新しい時代に対応して、XML委員会の立ち上げ、Windows 2000ドライバーの拡充など、コンソーシアムの活動を強化する予定です。
 最近、「PCは死んだ」という無知なマスコミの言葉を良く耳にしますが、ドコモにもザウルスにもCPUとメモリは入っています。キーボードが「アカサタナ」になったり、画面が小さくなったり、ネットワークに常時接続されていたり というだけのことです。
 「小さくなったPC」でも、会員各位が培った技術やアイデアは活かされると確信していますので、一緒にチャレンジしましょう。
 本年も、よろしくお願いします。

(イースト株式会社 取締役 コミュニケーション事業部長)





●副会長  大塚 勝已

新年明けましておめでとうございます。
Y2K問題が大過なく平安に2000年を迎えていることを祈りながら寄稿しております。
まず始めにWindowsコンソーシアムが10周年を迎えられたことを心からお喜び申しあげます。松倉会長をはじめ運営に御尽力された各位に心から敬意を表したいと思います。
新年早々にはWindows 2000の発売が予定されており、フォローの風のさらなる強力な追い風になることが期待できます。
昨年11月第11回通常総会が開催され第11期運営方針が承認されました。その運営方針として10項目の重点目標がかかげられました。Windows 2000を始めとしてWindowsファミリーを普及させる各種の支援テーマが盛り込まれています。
これらの活動が会員各社に寄与するものと確信し微力を尽くしたいと思います。
運営する各種委員会に御協力と御支援をお願いすると共に会員各社様の益々のご繁栄をお祈りし申しあげます。

(カテナ株式会社 常務執行役員 NM営業部部長)





●副会長  山上 冬日古

新年明けましておめでとうございます。
いよいよ2000年を迎え、21世紀も目前となって参りました。ここ近年のPCテクノロジーの進化は、インターネットを中心に、人、住まい、環境を大きく変化させようとしています。
私どもソフトバンク・コマースでは、特に21世紀の主力産業となるEC事業に焦点を絞り、昨年は、Car-Point、e-Shopping Books、e-Shopping ToysなどのECサイトを設立させていただきました。今後も、更にインターネットに特化したサービスや事業を更にスピーディに取り入れて参ります。
また、この分野でさまざまな技術やノウハウをお持ちの皆様とパートナーを組み、ECの先駆者として、お客様に最高の満足をご提供し続ける企業でありたいと考えております。
Windowsコンソーシアムも第11期を迎え、またWindows 2000発売も目前に迫り、会員の皆様にとって重要な1年になるでしょう。ソフトバンク・コマースもその一員として皆様のお役に立ちたいと考えております。
本年も、会員の皆様におかれましてもますますご発展されることを祈念しますとともに、今後も引き続き暖かなご支援を賜りたくお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。


(ソフトバンク・コマース株式会社 執行役員 プロダクトオペレーション事業部長)




●副会長  木村 守

新年 あけましておめでとうございます。
いよいよ2000年という区切りの年が明けました。昨年より話題となっていました2000年問題は皆様にとって如何なものでありましたでしょうか。
昨年は日本経済において金融業界はもとより多方面に渡り合併、提携、倒産と大変な年であったように思えます。一方、我々情報産業業界ではインターネットビジネスの急成長にあわせて企業内情報システムにおいてもWebベースにシフト、ソフトウェアにおきましてもインターネットに関連したパッケージ販売が前年比110%以上の成長をしています。
今年も更にインターネットビジネスに拍車がかかり、全てのビジネスの場がネットワークへシフトし、ネットワークによる利益配分の変化と顧客との関係再構築と大幅に変えて行くであろうと思われます。通産省の予測では電子商取引の市場において2003年にはBtoBで約68兆円、BtoCでは約3兆円に成長するであろうといわれています。
このようなビジネス背景の中でWindows 2000もようやく2月18日に日本語バージョンがリリースされることに決定し、厳しい経済環境の中とはいえ我々情報産業に明るい話題を提供してくれそうです。今年も会員各社の益々のご繁栄をお祈り申し上げ年頭のご挨拶とさせて頂きます。

(株式会社ランドコンピュータ 取締役 PCプロダクツ推進部長)





●副会長  中田 和夫

新年あけましておめでとうございます。
通信白書の平成11年版によりますと、情報通信メディアの普及率が10%を超えるのに、電話は76年、FAXが19年、パソコンは13年かかっていました。が1995年に本格的に始まったインターネットの利用は、わずか5年たらずでこれを達成してしまっています。
企業の中でもWEB指向、eビジネス指向が強くなってきていますし、またグループウェアを発展させたナレッジマネジメントの導入や、CRM、SFA、モバイルといったITの活用が本格化してきています。
これらの変化と企業業績の回復とがパソコンビジネスにフォローの風となって、年間1000万台の販売も現実のものとなってきております。これは今、情報通信を核とした変革が、いかに社会の中で猛スピードで始まっているかの証左のひとつでしょう。
そして、情報家電やゲーム機でのネット利用、車載端末からのネットへのアクセス、あるいは音楽のネット配信といった新しい分野が実現されつつあり、パソコンや業務用機器が中心であったこれまでのOSの利用、ソフトウェアの利用が急激な広がりを見せています。
この事は従来と違った新たなユーザー層の出現を意味しており、ソフトウェア会社にとって、より簡便な、そして新しい利用方法やソリューションをユーザーに提唱することが、より一層、社会・業界全体の発展にも貢献できると考えております。
幸いにして、2000年問題もほぼ無事にクリアし、企業でのIT投資も従来以上に積極さを増すものと期待されています。このコンソーシアムの理事には今年から就任させていただきますが、こういった急激な変革の中にあって、少しでもユーザーのため、また、コンソーシアムのために微力を尽くせればと考えている次第です。

(ロータス株式会社 マーケティング本部長)





●理 事  玉井 節朗

新年明けましておめでとうございます。
昨年は、インターネットによるさまざまな電子商取引などの新サービスが広がり、日本でも徐々に事業化してきたと思います。電子メールが爆発的に普及を遂げている背景の中、それに続く携帯電話の普及が追い風となり、今年は、E-Businessが突きつける課題に電子メールが応えるには何が鍵になるかを検証する最も重要な年とも言えるでしょう。
また、Windows 2000を導入することにより、Windowsビジネスの市場活性が、さらに大きく拡充することを期待しております。
米国IDGではこのWindows 2000のKick Off Eventを主催・運営する他、WebでもWindows 2000 Advantageとして情報発信しています。
日本でも同様なサービスを皆様に発信し、貢献できるよう努力いたします。 Windowsコンソーシアムの会員の皆様、今後ともご支援、ご鞭撻のほど宜しくお願い申しあげます。

(株式会社アイ・ディ・ジー・ジャパン 代表取締役社長)





●理 事  大木 博

新年あけましておめでとうございます。
西暦2000年を迎え、21世紀に向けての情報社会の新たな革新が始まろうとしています。インターネットが新しい情報社会のインフラとなることに疑問の余地はないと思います。 Windowsの世界もWindows2000により、インターネットへの対応が一層強化されてきます。まさに21世紀はインターネット仮想社会が現実となる世紀ではないかと考えます。
インプライズは、昨年より、インターネット上の分散オブジェクトシステム開発、運用、マネージメント等のツールのご提供を積極的に推進してまいりました。開発ツール製品では、実績あるDelphi、C++Builder、JBuilderの最新版を出荷、また、新たにエンタープライズ向け製品としてInprise Application Server、VisiBroker(CORBA ORB)、AppCenter(マネージメントツール)を投入いたしました。これらは、企業における分散オブジェクト・コンピューティング・ベースの基幹システムの開発、運営、マネージメントを支援する製品です。さらに、基幹システム構築において、開発・運用をサポートするプロフェッショナル・サービスの充実にも注力してまいりました。これらの製品、サービスを通じ、この不況下ではありますが、おかげさまで着実にビジネスを伸ばすことができました。
今年もビジネスをとりまく環境は容易には好転しにくいと予想されますが、そのような状況の下でも、21世紀に向けて、企業によるインターネットをインフラとした新情報システムへの投資、また、ベンチャービジネスによってインターネット上でのまったく新しい形態のビジネスへの取り組みが数多く誕生してくるものと思います。
2000年を、分散オブジェクト・コンピューティングのシステムへの本格的取り組みが始まる年と捉え、インプライズは、今後とも一層積極的にビジネスを推進していく所存です。今後とも、ご指導ご鞭撻、よろしくお願い申し上げます。

(インプライズ株式会社 代表取締役社長)





●理 事  大塚 裕司

新年あけましておめでとうございます。
 昨年は、大手金融機関や企業同士の合併や業務提携の発表が相次ぎ、過去に例を見ないほどの大変化が起こった年でした。コンピュータ業界ではインターネットの爆発的な普及に伴い、国内PC出荷台数は過去最高の900万台を超えることが確実であるなど、景気は確実に回復基調になっています。
 そして今年も引き続きインターネットを中心に市場は活性化することと思われます。さらには、次世代標準プラットフォームと目されている「Windows 2000」が登場します。「Windows NT」の後継版としてセキュリティやシステムの安定性を高めた「Windows 2000」は、インターネット時代の企業の新たなビジネスモデルやサービス支える情報システムには欠かせないものとなるでしょう。弊社でも早期導入/移行を支援する「Windows 2000トータルサポートサービス」を昨年11月に開始しています。ワンストップソリューションを提供する大塚商会として、会員企業の皆様とともに市場の活性化に一役買えれば幸いです。
 本年も皆様の更なるご発展をお祈りするとともに、これからもご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願いいたします。

(株式会社大塚商会 代表取締役副社長)





●理 事  田口 勝夫

新年あけましておめでとうございます。
 昨年は金融機関をはじめとする業界再編成や、異業種間での新規事業参入が加速し、世界規模での競争力強化実現へ情報化投資も活発化の兆しがうかがえる一年でした。
経済環境も昨年後半からはやっと景気の底打ち感が出始め、2000年の新たな年への期待が高まっています。政府もミレニアム・プロジェクトとして、情報化、高齢化、環境対応の三分野に注力し、来世紀にかけてこれらの三分野で世界最高水準の技術革新による日本経済活性化を狙っています。
我々の属するIT業界には、2001年度までに全国の公立小・中・高校をインターネットでの接続や、2005年度までに現在の処理速度より1万倍速いスーパー・インターネットの開発等が期待されています。これらはネットワーク技術を核としたソリューションの提供が日本経済再生のかぎであり、IT産業を支える我々が得意分野で連携すればビジネス拡大の大きなチャンスになると確信しています。
本年も、コンソーシアム会員の皆様のますますのご発展を祈念しますとともに、今後も引き続きご支援を賜りたくお願い申し上げます。

(オムロンアルファテック株式会社 常務取締役 ゼネラルマネージャ)





●理 事  金子 靖

2000年あけましておめでとうございます。
昨年の総会において新しく理事に選任をされました。Windowsコンソーシアムにおいては建設業という異色の存在ではありますが、よろしくお願い申しあげます。 さて、西暦2000年と申しますと、世紀末の年であると同時に新しいミレニアム(千年紀)の始まりの年でもあります。千年に一度の大きな節目の中で世の中も急速に変化しているのではないでしょうか。金融ビックバンや数多くの法改正、ビジネススタイルからライフスタイルの変化にいたるまで多種多様でしかも急速な変化が身の回りで起こっています。こうした変化を演出している一つの要素として、情報端末とインターネットがあると思うのですが、こと建設産業においても建設CALSというスローガンのもとでインターネットを活用した情報化への取り組みが進んでいます。インターネット時代の前の情報ネットワークと申しますと大手企業の独壇場であったわけですが、パソコンの低価格化や、ネットワークコストの低減に伴い、中小企業の多い建設産業においてもコスト的には手の届くところに来たのではないかと考えています。
こうした情報通信ツールやインフラの活用によって、21世紀型の建設業を目指していきたいと思っています。会員の皆様の暖かいご指導・ご協力をお願い申しあげます。

(金子建設株式会社 代表取締役)





●理 事  村井 清二

新年明けましておめでとうございます。本年も倍旧のご支援をお願いいたします。
株式会社カメオインタラクテイブと株式会社ビジュアルコミニケーションは、平成12年4月1日を合併期日とする合併契約書を締結し、基本事項に合意し新会社「株式会社メガフュージョン」を設立することになりました。
2000年初頭を迎えて、高度情報産業革命とも呼ぶべき社会革新が世界的規模で現在進行中であります。ブロードバンドと呼ばれる超高速で高帯域のインターネットワークが国家の壁を超えて世界を席巻するとき、人類が過去に経験したことのない未知の社会が開かれることは疑う余地のないことであります。
20世紀初頭に誕生したマスコミニケーション(一対大衆)が情報技術の発展によりワンツーワン(一対一)で、なおかつ膨大な質量の情報をお互いに瞬時にコミニケーションできる時代がもうそこまできています。このような環境下において、文字、動画、音声、静止画といった大容量のリッチメデイアを垂直統合的に提供する企業として更なる成長を目指すために、これまで検討を重ねてきました結果、この度両社は合併することと致しました。
・株式会社ビジュアルコミニケーションが得意とする文字、静止画、動画のネットワーク通信事業領域と、株式会社カメオインタラクテイブの得意とする音楽コンテンツのオーサリング事業領域を融合(フュージョン)し、リッチメデイアのオーサリングから配信、受信までの一気通貫的にトータルサービス環境提供型事業へと、事業内容を拡大する。
・両社の広範囲な販売ルートを融合(フュージョン)することにより、営業基盤を強化するとともに、より幅広い顧客ニーズに対応する。
・情報インフラを統合、融合(フュージョン)することにより効率より先進的な情報インフラを構築し、営業活動からバックオフィスまでの業務効率の向上を図ります。
以上のように、両社の合併は今後必要とされるリッチメデイアサービスを実現していく上で大きく寄与し、高度情報化社会の発展に十分貢献しうるものと確信しております。Windowsコンソーシアムの皆さまにも両社合併の主旨をご理解いただき、一層のご支援、ご指導を賜りたく存じます。

(株式会社カメオインタラクテイブ 代表取締役副社長)





●理  事 加藤 寿郎

新年明けましておめでとうございます。
 皆様にとりまして実り多き年となりますようお祈りしております。
 現在、日本経済は不況を脱しきれず先行きも不透明な状況にあります。そのような中で、各企業とも生き残りをかけて、事業の再構築、新ビジネスへの展開を図ろうと懸命になっている状況であろうかと思います。
 今年はWindows 2000が発売され、パソコンの普及も加速的に拡大していき、ネットワーク利用もさらに飛躍的に伸びていくと思われます。昨年スタートしたi-modeに代表される携帯電話による情報サービス、情報交換サービスのようにモバイル系でのビジネス展開の拡大、家庭での情報革命である情報家電の普及などが期待できると思います。このようなデジタル化、ネットワーク化の流れの中で、大きなビジネスチャンスが拡がってきています。
 コンソーシアムの皆様も、このチャンスを生かし、間近に迫る21世紀に向けて、それぞれの事業が益々ご発展をされますよう祈念しております。

(凸版印刷株式会社 情報・出版事業本部 技術開発本部 システム開発部 部長)





●監 事  東  貴彦

Windowsコンソーシアム会員の皆様、いよいよ2000年が明けました。おめでとうございます。
WindowsRプラットフォームは文字通りモバイル・パーソナルからエンタープライズまでさまざまな形態で実現提供され、またホームでもビジネスでもライフスタイルのあらゆる場面で利用される存在になりました。 これはひとえに早くから弊社のWindows戦略にご理解とご支持を賜り、ビジネスの可能性に挑戦し続けられたWindows コンソーシアム会員各位によって成し遂げられた大きな成果物であります。
各位の11年余にわたるご尽力に対して改めて敬意を表させていただくとともにこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
Windowsプラットフォームに関連したビジネスに携わっておられる皆様方にとって1999年のニュースは何といっても一般消費者・家庭におけるWindowsパソコンの普及が急加速したことではないでしょうか。
ごく普通の人があたりまえのようにパソコンを買って利用するという時代がいよいよ到来し、「家電になったパソコン」は皆様に新たな市場の拡大とビジネス・チャンスを提供しています。
同時に、厳しい経営環境下で停滞気味であった企業向け市場に対しても、パソコン所有者となった消費者と企業を、あるいはパソコンが普及した企業と企業を、インターネットを通じて結びつけるソリューション、すなわちエレクトロニック・コマース市場の立ち上がりを感じさせ、様々なビジネスモデルの提案と挑戦を本格的に開始するきっかけを与え、企業システムの改革を促したのではないでしょうか。 振り返ってみると昨年の私どもの活動もこの大きな市場の変化に対応するプロセスで求められたものでした。
以下、思い出すままに主なものを列挙してみます。

・2月 SQL Server 7.0ならびに同Enterprise Editionの出荷開始
・3月 Bill Gates基調講演によるBusiness Applications Conferenceを開催
・4月 KMソリューションのデモ提案設備としてMessage Plazaを開設
・6月 Commerce Solutions Briefingでエレクトロニック・コマースの戦略を発表
・10月 The Microsoft Conferenceを全国7都市で開催、あらゆる企業ユーザーに幅広いメッセージとソリューション情報を提供

企業向け製品や技術に対する市場のニーズはとどまることを知らないかのように日々厳しく高度になってきております。同時に、パフォーマンス、信頼性、可用性に対する飽くなき追求が求められることでしょう。これはWindowsプラットフォームの適用範囲が従来メインフレームやハイエンドUnixの市場と考えられていた分野まで広がったためであります。
マイクロソフトは2000年を迎え、Windows 2000、SQL Server 2000を始めとするプラットフォーム製品群とVisual StudioRに代表されるツール群を提案してこのようなニーズに応えていきます。
そして、それらを利用したシステム開発の指針となるべく提案されるのがWindows DNA 2000であります。企業システムはソフトウェア部品単位の分散化が進む一方でエンタープライズレベルの統合的かつ手間のかからないシステム管理が求められてきており、このように一見相反するテーマを同時に実現する役割を担うのがWindows 2000に実装されるActive Directory?です。
さらにはSite Server Commerce Editionの次世代製品、高度なクラスタリング技術によってアプリケーションのロードバランスやフェイルオーバーを実現するApp Center Server、XML技術を進化させて異種システム間の連携を実現しB2Bソリューション構築の決め手となることが期待されているBizTalk Server、より広範なホスト接続機能によってレガシーシステムの統合連携を図る製品、など様々な製品の発表が予定されており、Windows DNA 2000の中で、それぞれの役割を位置付けられることとなるでしょう。
マーケティング面では、以前にも増して業務別・業種別ソリューションの開拓と事例やシナリオ・デモによる具体的な訴求に注力します。このような活動は、ビジネス・アプリケーションやシステム・ソリューションを開発提供するベンダーの皆様、ビジネスコンサルタント、システムコンサルタントの皆様との協業の推進によって実現します。
今年もマイクロソフトは新しい製品の提供、関連技術情報の提供、ならびに各種マーケティング活動を通じて会員の皆様とのパートナーシップを強化し、皆様のビジネス・チャンスの具体化に貢献いたします。 どうぞ引き続き皆様のご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

(マイクロソフト株式会社 取締役 ビジネスソリューションズ事業部長)





●技術顧問  三ヶ野原 敏郎

Windows2000年あけましておめでとうございます。
コンソーシアム会員の皆様には昨年も大変お世話になり、まことにありがとうございました。
さて、企業をとりまく環境がその移り変わりのスピードを高める中、マイクロソフトは昨年Windows DNA 2000プラットフォームを提唱いたしました。このWindows DNA 2000の目的はただ一つ、マーケットで要求されるサービスを迅速かつ確実に実現できる企業システム構築のための開発基盤を提供することです。
Windows DNA 2000は情報ハブとして位置付けることができます。企業内外で交換される全てのデータは、ここを経由することでつなぐ事ができるという考え方です。ホストベースの基幹システム、受発注におけるパートナーシステム、金融機関などでの新しいサービスは相互に有機的に接続されます。それを実装するモジュールとして、レガシーシステムと接続するためのHost Integration Server、B to B統合を行うBizTalk Serverなどがあります。
また各基幹サービスにおける多くの要求を安全に、高速に処理する仕組みとしてAppCenter Server、SQL Server、COM+技術が提供されます。そして何よりも、これらサービスを支える強固なオペレーティングシステムとしてWindows 2000が位置付けられます。 開発者の方々はこのWindows DNA 2000プラットフォームを利用することで強固かつ高速なシステムを企業環境にあわせて迅速に開発することができるのです。
2月のWindows 2000世界同時発売に向けていよいよ秒読み段階となってきました。本年はWindows DNA 2000に関わる最新の技術情報の提供に焦点をあてて活動させていただく所存ですので、何卒ご指導ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

(マイクロソフト株式会社 デベロッパーマーケティング統括部長)




◆理事交代のお知らせ

 次の理事交代が、1月1日付けで行われましたのでご報告いたします。
旧理事(副会長)
ロータス株式会社 藤村 厚夫
新理事(副会長)
ロータス株式会社 中田 和夫

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