「COMDEX/Japan '99」、「Enterprise Solutions Tokyo 99」開催される
〜 Windowsコンソーシアムが協賛 〜



 11月9日(火)〜12日(金)、 幕張メッセにおいてソフトバンクフォーラム株式会社主催によるIT市場に照準を合わせた4つのイベント「COMDEX/Japan '99」、「Enterprise Solutions Tokyo 99」、「SEYBOLD Seminars Tokyo/Publishing 99」および「OBJECT WORLD Japan '99」が同時開催されました。
 Windowsコンソーシアムは、「COMDEX/Japan '99」および「Enterprise Solutions Tokyo 99」の協賛を行いました。


   「COMDEX/Japan '99」は本格的総合ITショー、「Enterprise Solutions Tokyo 99」は企業情報システムのための最新テクノロジー&ソリューションショー、「SEYBOLD Seminars Tokyo/Publishing 99」はデジタルパブリッシングにフォーカスしたショー、また、「OBJECT WORLD Japan '99」は最先端のオブジェクト技術専門展です。オープニングセレモニーの主催者代表挨拶でソフトバンクフォーラム株式会社管埜社長が、「現在の情報技術、インターネットなどは非常に変化の激しい世界であり、一つのイベント、一つのテーマではなかなかカバーしきれないので、より広く深い世界を堪能していただくために4つの専門イベント合同という形の開催に至った」と述べておりますように、今年初めてこれら4つのイベントが同時開催され、285社からの出展がありました。
 期間中、最終日は午前中雨気味でしたが前半3日は天候もよく、4日間で15万5千人を越える来場者(9日24,704人、10日33,351人、11日43,356人、12日 54,195人/計155,606人)がありました。 
 イベントの内容も、次のような総合的なITイベントにふさわしい内容の4日間でした。

■話題のITトレンドと最新技術がわかる、展示&プレゼンテーションエリア
 「セキュリティーゾーン」、「ECゾーン」、「Application Serverゾーン」、「Linuxソリューションゾーン」、「ナレッジ・マネジメントゾーン」、「Microsoft Windows 2000 Partners Pavilion」、「2000年問題対策ツールパビリオン」、「エンタープライズライブ&ソリューションシアター」、「ホームPCゾーン」、「インターナショナルゾーン」、「デジタル・パブリッシングゾーン」、「オブジェクト技術ゾーン」と、来場者ニーズとトレンドに沿った細かなゾーニングが行われていました。


■ 来場者の方のための参加型イベント
 「オンライントレード・ハンズオンセミナー」、「PC自作セミナー」、「Best of Show Award 」、「ツール ド COMDEX、「Javaに関する技術・応用・表現大賞’99授賞式」と最新ITトレンドを体験できる企画が行われました。

■ 基調講演
 IT業界をリードする7名のパーソンとビジョナリーが、21世紀へ向けたビジョンと可能性を語りました。

■ 70を超える専門カンファレンス
 イベントごとの「COMDEX/Japan '99ゼネラル・セッション」、併設イベントとしてマイクロソフト主催の「Microsoft Exchange Conference」、「Microsoft Developer Days 99 Tokyo」が開催され、最新のITトレンドがキャッチできました。

 初日の10時15分からのオープニングセレモニーでは、主催者代表挨拶としてソフトバンクフォーラム株式会社管埜代表取締役社長、来賓挨拶として後援・協賛の千葉県商工労働部の石田部長、Windowsコンソーシアム松倉会長、ジャパンパブリッシングコンソーシアム猪又理事長からの祝辞のご挨拶のあと、テープカットで開幕されました。


● 主催者代表ご挨拶 ソフトバンクフォーラム株式会社 管埜代表取締役社長


 今回はCOMDEX、SEYBOLD、OBJECT WORLD、そして昨年この会期に開催していたEnterprise Solutions と4つのイベントを同時開催することになった。一つには、このような情報技術、またインターネットなどは非常に変化の激しい世界であり、なかなか一つのイベント、一つのテーマではカバーしきれないので、より広く深い世界を堪能していただきたく今回のような開催に至った。なかなか経済状況その他まだまだ日本は離陸直前の形であるが、今回のイベントには内外から約300社(海外からは約40社)の参加をいただいた。ご来場の皆さまにはこのような全体のイベントを通してより最新の技術・製品をご体験いただければと思っている。今回はさまざまな来場者企画、いろいろな製品のアワードやJava大賞など、豊富なプログラムを備えて関心を高めるような努力をしている。
 また、10時半から同時に隣の会議棟において4日間にわたる70のテクノロジーセッション、エンタープライズ、COMDEX、SYBOLDそしてオブジェクト技術と豊富なプログラムを用意している。是非今日から4日間、このイベントを通して最新のビジネス、また今後の企業発展につながるようなヒントを掴みとっていただきたい。

●来賓挨拶 千葉県商工労働部石田部長(沼田千葉県知事の祝辞代読)要約

 幕張メッセは展示場、会議場およびイベントホールを併せ持つ日本初の総合コンベンション施設として平成元年10月にオープンしてから今年で10周年を迎えた。これまで5000件を越える展示会、イベント等が開催され通算の来場者が6000万人を突破した。幕張メッセは本県においてコンピュータ関連の展示の中心施設としてご利用いただけるよう機能強化を図っていきたい。

● 来賓挨拶  Windowsコンソーシアム松倉会長


 来週アメリカのラスベガスで同じようなCOMDEXの展示会が丁度20周年ということで開催される。今までは展示会というと新しい製品を見聞きしながら、こんなことがあったなというイメージをいだいて帰る方が多かったと思うが、今回のCOMDEX Japan’99はカタログにもあるようにITトレードショウということで企業間同士の商売の話をその場で広げていただき、明日からの皆さま方の新しい企業の商売のネタをその場で商談していただけるような楽しいショウになっているので、是非ともCOMDEXの意義をご理解いただきたい。
 各ブースには、Windows 2000関連のトレードショウ、ミドルウエアのいろいろなソフト、また皆さんが直接使うアプリケーションなどいろいろなものが出展されているので、上の階層から中間層、末端のソフトの開発テクノロジーにいたるまで、いろいろな面をご理解いただいて楽しいショウを見ていただき、かつ明日からの商売のネタを探していただきたいと思う。連日天候もいいとのことであり、涼しい風をあびながら、いい製品を見て、いい商売を考えていただく、この3テンポで今回のショウを見ていただきたいと思う。

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