会員会社情報

会員数 228会員(1998年10月1日現在)

■ 本社移転

● ハイデルベルグ プリプレス株式会社

新住所:〒140-0013 東京都品川区南大井3‐21‐4
・本社部門
    Tel.03‐3763‐4610、Fax.03‐3763‐4518
・ライノタイプ・ライブラリー部
    Tel.03‐3763‐4653、Fax.03‐3763‐4238
営業開始日:平成10年9月7日

●システムクオリティ株式会社

新住所:〒153-0064東京都目黒区下目黒2-19-6 F&Tビル
     Tel.03-5434-2770 Fax.03-5434-2771
営業開始日:平成10年10月5日

■ 近況報告

─ 我が社のWindows戦略 ─

● 株式会社カメオインタラクティブ

 弊社は、1961年6月に教育楽器/鍵盤楽器の卸売り業務から出発し、国内外の電子楽器や音楽ソフトウェア/ハードウェアの販売業務を中心としてきました。そして1990年のCIの実施により現在の社名となり、より広範囲なコンピュータをベースとする音楽/音響/映像関連ソフトウェア/ハードウェア製品の販売を主要業務としております。
 弊社は1990年よりコンスタントに、欧米メーカーの作曲や楽譜作成用ソフトウェア/ハードウェアのWindows版を日本向けにローカライズして発売し、Windowsでの音楽制作環境を推進してきました。そしてWindows 95のリリースとともに一挙にその市場が拡がり、Windows NTはオーディオ/ビジュアル編集に欠くことのできない環境になりました。現在コンピュータの高速化にともないソフトウェアの高機能化も驚くほど進んでおり、MIDIとデジタルオーディオのレコーディング/エディティング/ミキシングから楽譜作成まで、音楽制作に必要なすべての機能を統合したソフトウェア - 独Steinberg社「Cubase VST」を発売しています。これは音楽ソフトウェアとして世界初の完全32ビット化を実現した、次世代のミュージックツールと呼べるものです。また、同社の高速波形編集/マスタリングソフトウェア「WaveLab」もWindowsのハイパフォーマンスを活かした次世代のソフトウェアと言えます。これら新しい世代のソフトウェアには共通してプラグインエフェクト機能があり、サウンドに残響音を加えたり、雑音を取り除いたりといった事が可能です。このプラグインエフェクトの共通技術としてWind owsのDirect Xが採用されています。このプラグインエフェクトオプション、またはソフトウェアシンセサイザーや対応サウンドカード/インターフェイス等の豊富さもWindowsでの音楽制作環境の魅力の一つです。この年末に発売する米Opcode社のUSBを使用したデジタルオーディオ&MIDIインターフェイスによって、よりその世界が広がる事でしょう。また一方では、より広く一般の方が音楽制作を手軽に楽しめる、オーディオCD制作のためのWindows対応製品の発売も開始致します。
 Windowsの発展、コンピュータの高速化は約束されています。弊社は、より一層、Windows対応の音楽/音響/映像関連製品を推進して参ります!

(営業推進課 佐藤 隆弘 sato@cameo.co.jp)

<1992年3月入会、東京都新宿区高田馬場4-40-11 看山ビル。コンピュータをベースとする音楽/音響/映像関連ソフトウェア/ハードウェア製品の販売を主な業務とする。URL http://www.cameo.co.jp/

● 株式会社クレオ

 クレオは1974年創業以来、大型汎用コンピュータ、ミニコンピュータを中心としたシステムの開発を手がけてきました。現在は一般企業、官公庁をメインターゲットとしたSI事業、ミドルウエアソフト開発事業を基幹事業とし、この他に中堅企業向け基幹業務パッケージを軸としたソリューション事業、「筆まめ」等のコンシューマ向けPCパッケージソフトによるプロダクト事業、ネットワーク関連事業を展開しています。
 かって、クレオの基幹事業は大型汎用コンピュータ、ミニコンピュータベースのシステム開発が大半を占めていましたが、近年はオープン環境、ダウンサイジングの流れに取組み、ここ5〜6年の間にSI事業の中心はクライアント・サーバー環境をプラットフォームとするビジネス体制に移行いたしました。
 このため、現在では従来の汎用機OS、UNIX、NetWareに加え、Windows NT/95の取扱いもまたシステム開発系技術者の必須技術となり、得意分野の一つに育っております。
 Windowsに関連して、基幹事業でSIソリューションの一環として、最近取組みを開始したものの一つにWindows CEがあります。これはWindows CEのビジネス・ユースを狙いとしたもので、1〜2年先を目処に3270エミュレータ等の技術をベースにフィールドサービス業務等を対象にシステムを提供することを狙いとしたものです。
 また、ソリューション事業においては、クライアント・サーバープラットフォームのシステムパッケージCBMS(CREO Business Manager Series /会計、人事、給与等で構成)のSBS対応バージョンを準備中で、これにより従来の中堅企業に加え、SBSでインフラ構築を行おうとしている中小企業ユーザーへのサービス提供を開始したいと考えております。

(取締役 プロダクト事業部事業部長 大森 俊樹 omorit@creo.co.jp)

<1989年9月入会、横浜市港北区新横浜2-3-19 新横浜ミネタビル。SI事業、ミドルウエアソフト開発事業、ソリューション事業、プロダクト事業およびネットワーク関連事業を行う。http://www.creo.co.jp/

● 株式会社シビルソフト開発

 当社は、1984年5月に技術計算のソフトウェア開発を目的に設立され、現在は建設土木に特化したCAD及び設計技術計算のパッケージソフトウェア開発と販売を行っています。土木の市場では、現在でも依然としてDOS版アプリケーションが、ある一定の割合をもって使用されているのが現状です。そういったなか、当社とWindowsの関わりは1994年に開発を始めた「地盤改良工GroutZone」という技術計算プログラムになります。
 16ビット版としての開発は、このソフトウェアのみで終了し、明けて1995年からはWindows 95/NTの対応版、32ビット開発という事で土木設計に特化したデータベース構造を持つ汎用CADの開発に着手しました。
 この製品は「CivilRapid」という商品名で、土木図面のドローイング(描画)からデザイン(設計)までをカバーするものとして建設コンサルタントを中心に高い評価をいただき、現在も版を重ねています。
 また、設計計算においては、他社に先駆けてWindows化に着手し、下水道設計における「推進工法」、「管の構造計算」、「仮設の設計」とWindowsならではの入力手法と見やすい報告書タイプの印刷出力で、全国の地方自治体にまでご利用頂いております。
 今年の6月には、下水道縦断設計システム「PipeRapid」を開発し、画期的な32ビット版自動設計図化システムを販売することになりました。設計部分の帳票出力は直接Excel97のフォーマットで行うことによりエンドユーザーの利便性が増したと好評です。
 今後も、当社はWindowsを中心とした技術開発を行っていきますので、Windowsの今後の動向を含め、細部に渡る知識を社員に持ってもらい、その知識をエンドユーザーと共有していければと思っています。

(代表取締役社長 大野 聡 ono@civil.co.jp)

<1995年2月入会、埼玉県川口市並木2-13-8 第5マサキビル。建設土木に特化したCAD及び設計技術計算のパッケージソフトウェア開発と販売を行う。http://www.civil.co.jp/

● 株式会社椿本チエイン SB事業部 情報機器部

 情報機器部は、パソコン用のHMI開発用パッケージソフトを開発・販売しているセクションで、1989年のDOS版『モニタリングシステム』発売以来、Windows化、32ビット化を一貫して行ってきました。現在は、Windows 95及びNT対応の『モニターメーカー看太郎(みたろう)32』を中心に開発・販売しており、お陰さまで、好評を頂いております。
 『モニタリングシステム』発売当時は、国産のライバル品がいろいろありましたが、 Windows化、32ビット化の時点で、ほとんどの国産メーカーが撤退し、現在のライバル品は、すべて海外からの輸入品になってしまいました。国産品としての技術対応力が高く評価され、販売実績も2000システムを超え、“みたろう”を“かんたろう”と間違われることもなくなりました。最近では、海外向けも増えており、英語対応はもちろん中国語対応版の出荷も順調に伸びております。
 今後の展開については、顧客(個客)ニーズを先取りし、それに対して的確に応えていくという基本姿勢を貫きたいと考えています。日本国内の顧客(個客)ニーズに応えることが、国産メーカーとしての勤めであり、それが我々の商品の磨き上げに繋がると考えているからです。
 最近取り組んだ『モニターメーカー看太郎32』関連の具体的なテーマは、以下の通りです。
・ 公衆回線に対応した遠隔監視機器用インターフェイスの開発(主に水処理業界向け)
・ 半導体製造装置用SECS対応インターフェイス開発
・ OPC対応インターフェイスの開発
・ 高速データ収集可能な『高速SQLサーバー』及び主に食品業界向けの『バッチデータ管理モジュール』の開発
・ ソフトPLC用インターフェイスの開発
・ 電力監視用ネットワーク機器に対応したインターフェイスの開発
 なお、『モニターメーカー看太郎32』についてのお問い合わせは、mitaro@tsubakimoto.co.jpへお願いします。

(SB事業部 情報機器部 青野 仁 h.aono@tsubakimoto.co.jp)

<1992年7月入会、大阪市鶴見区鶴見4-17-96。パソコン用のHMI開発用パッケージソフトの開発・販売を行う。http://www.tsubakimoto.co.jp/



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