特集
WINDOWS(R) WORLD Expo/Tokyo 96参加報告


● WindowsWorldExpo/Tokyo96見聞記
   Windowsコンソーシアム会長 松倉 哲

 6月26日(水)AM7:00小雨が降る中、幕張の会場に人が集まり始めた。WINDOWS WORLD Expo/Tokyo 96の開催日である。初日は、マイクロソフト社のウイリアム・H・ゲイツ氏の基調講演のある日も重なり入場整理券をもらうための人が、早々現れたのでした。6月26日(水)〜6月29日(土)の4日間延べ190,861人が集まったアジア最大のWindowsショウの祭典であった。

 

 今年の印象は、Windowsがインフラに定着をし全体的にネットワークコンピューテイングが主体になりインターネット/イントラネットの展示が目立った今回である。基調講演もマイクロソフト、ジャバソフト、オラクル、ロータスと米国COMDEX/Spring同様(前回の会報参考)時代がネットワークコンピューテイングの流れが主流となるメンバーである。インターネット/イントラネットを中心とした新しいシステム構築の可能性を発表された出展社が多くみられ今後のシステムの作り方に一石を投げた展示会であった。  3聴講した講演の概要を書いてみます。

 

●ビル・ゲイツ講演

 別紙面で内容が紹介されています。2,000名以上の人が来場して会場は立ち見がでるほど満杯でした。ビジネスコミュニケーションとインターネットと題してタップリとビルゲイツ氏の話が聞けました。最近日本に来てこれだけ話されたのはちょっと記憶にない。特に日本はイ ントラネット元年として位置付た発言がとても印象的でした。

 

●Javasoft社:基調講演

 話題先行になりがちのJavaであるが、今後のAPIがいつ提供され開発環境の整備が重要なキーワードになると感じさせる講演であった。  ソフトウェアの開発方法の変化やJava会議(6,000名)の盛況な内容でスタートされた講演である。Javaはアプレットの集合体、コンポーネット化,流通をネットワーク化で実現させる目的を持っている。

Java言語
Java Visual Machine
Java API(6種類)
コマースAPI
マネージメントAPI
セキュリテイAPI
エンタープライズAPI
メデイアAPI
サブレットAPI
API群はサードパーテイと共同で開発していく方針で話されていた。 この部分が重要で共同作業になると難しい問題がでてくるのではないかUNIXの二の舞にならないことを期待したい。 注目としては、JavaBeansで、MSのOLEのような再利用できるコンポーネットAPI群を言っている。HotJavaはユーザインターフェイスのプラットホーム部分でライブラリ群を言っている。JavaOSは、スモールビジネス向けに開発している512KのROMと128KのRAMで実行するNC500ドル製品のOS向けに開発している。1996年7月31日よりデベロッパー向けのサポートが開始されるようである。

 

●Game関係の講演:Peter Malyneux(Game Desiner)

ゲームを手掛けている著名な方の講演を聴講した。
1988年BullfrogProduction会社を3名で設立し、現在9 0名の会社の社長である 以下に製品の内容を列記する。
1989年ポピュラス350万本
1993年テーマパーク200万本
1995年シンジケートウヲーズ
1996年ダンジュンキーパ
ゲームマーッケットが徐々にPC産業に浸透していく様子を解説していた。
第1期:Pong
第2期:Apple/Comodore64 Home Computer
第3期:任天堂、セガのゲーム機
第4期:PCゲーム
その中でPC開発の理由として,
・PCは自由である
マジックカーペットは初期は非常に遅かったがハードウェアのテクノロジーの進化により自然と高速化された。
低価格な開発マシンである
またWindows95を選んだ理由として
Plug and Play
共通なユーザフレンドリ環境
Direct3Dテクノロジー:200〜300のカードサポート
インターネットサポートを挙げている。
ゲームの基本は自分が楽しめる物を作成し、こよなくゲームが好きでなくてはよいゲームは生まれない。原点である。

●The Connected PC:フランク・C・ギル(インテル社)

  昨今家庭用パソコンからマルチメデイアパソコンへそしてConnectedPCへと変化する。1980年代のPCはもはやザウルス化しており1990年代のPCのマルチメデイアへと変わり,次世代はConnectedPCへと変わる。
 ConnectedPCとは、ペンテイアムMPU、ビデオ会議、インターネットアクセス、USBサポートが必須項目になる。インテルではそれらのテクノロジーを用意している。
ビデオ会議:Proshare
ITU標準
優れた操作性
音声/ビデオの品質向上
マルチポイント会議可能(最大24人まで可能)
ISDNのビデオ会議からアナログ回線可能なレベルに達する 1998年400千台のISDN利用であるが全世界6,500〜7,000万台のPCがある。
今後はアナログ回線で自由に利用できることが重要になる。
  Intel Video Phone、H.324標準、音声通信のスタート
インターネット・マルチメデイア
1995〜1996:Webブラウザ登場,PCの高性能化で活発になった。
音声・ビデオ・3D・アニュメーションをインターネットで介したものが登場する
標準欠如、コミュニケーションにおける一定品質の確保、ITU、IETFの協力
RSVPテクノロジー(リソース・リゾリューション・プロトコール)
ハイブリッド・アプリケーション
CD−ROM+ネットワーク(アップデート分)28.8BPSによるアプリケーションの変化などをデモを交えて紹介した講演であった。

●会場内は人の波

 会場の関係では、昨年に比べてブースの色彩がカラフルになりコンパニオンも活気が漲った。パソコン利用者の層が幅広くなり各社共、初心者でも理解しやすいブース構成に変貌した。したがって今年はタレントのキャンペーンも各所でみられ人の渦とかしたのも特徴である。最近、種類も豊富になったデジタル・カメラおよび周辺アクセサリーも目立ちパソコンと写真を使った新しいツールにも人気を博していた。限定でQV-10が格安で即売していたブースも見うけた。
 

 併設のInternet & Electronic Messaging Worldでは、これからのトレンドになる電子マネーの展示もたいへんな賑わいでした。エレクトロニクスコマースパビリオンと称して今後の電子マネーの可能性を展示していたのも今年の話題の一つではないでしょうか。
 エンターテイメント関連のデジタル・コンテンツの展示も数多く、DirectX、DirectMovie等のテクノロジーによるゲーム群を始め教育等のソフトウェアの充実を感じ専用機からPCの世界へとマーケテイングの拡大をひしひしと感じたコーナもあった。
 

 

マイクロソフト社も含めてインターネットの普及の勢いは本当にゴールドラッシュな みである。来場者の方もインターネット/イントラネットの言葉でふと足を止める。言葉が先行しているので具体的な内容のセミナーではやはり人盛りである。特にイントラネットに関しては関心が非常に高い印象をブースを回って感じた。具体的な事例集を集める来場者が多く、熱心に担当者に質問をしていた。
面白いソフトウェアでは、イスラエル製FAX圧縮ソフトウェアで情報を3D圧縮して大量の情報をA41枚にしてデモを実施していた。さすが軍事国だけのことはあるセキュリテイも含めて推薦ソフトウェアではないでしょうか。
 全体的には、ホームユースからビジネスユースまでWindowsは浸透した感でTV、電話のように当たり前になった。その上で生活や仕事の環境をよりレベルをあげていくアプリケーションを望む声が今後の展示会に望まれると……
4日間のお祭りも終わり、来年のWINDOWS(R) WORLD Expo/Tokyo97はどんな内容になるか楽しみである。

 


   

WINDOWS(R) WORLD Expo/Tokyo96


IDGワールドエキスポ/ジャパンからの報告


● 190,861名が来場、史上最大規模で開催、目立ったユーザー層の拡大
 WINDOWS(R) WORLD Expo/Tokyo 96(6月26(水)〜29日(土)までの4日間、千葉の幕張メッセで開催)には、初日の26日40,562名、27日44,403名、28日53,366名、29日52,530名、つごう190,862名(入場登録者数)が殺到しました。今年で第5回目をい迎える当エキスポには、1,712小間に328社が参加、これにより今年も規模、来場者数とも史上最高の記録を更新しました。「企業システムからホームコンピューティングに至るまで、ユーザーの方が一様に増えてきたことが第一の印象です。」(マイクロソフト株式会社 江崎真理子広報宣伝部長 )というのが大方の出展者の感想。「当エキスポへの来場者の層とWindowsのユーザーの層がより多面的、多極的に厚く、かつ広くなってきた」(IDGワールドエキスポ/ジャパン 玉井節朗代表取締役)というのが主催者の反応。
 WINDOWS(R) WORLD Expo/Tokyo 96の主催はIDGワールドエキスポ/ジャパン、WINDOWS WORLD誌、朝日新聞社、テレビ朝日。後援はWindowsコンソーシアム。協力は日刊スポーツ新聞社。 なお、昨年のWINDOWS(R) WORLD Expo/Tokyo 95では、1,408小間に271社が参加、来場者は150,168人を数えました。

 

  ● 拡がったユーザー層、プレゼンテーションの手法に工夫をこらす出展企業
 今年、Windows95対応の新製品発表の国内最大の場となった会場には、190,861名におよぶ広範なユーザー層に約500点におよぶ自社製品や技術をアピール致しました。「企業ユーザーの方には初日に発表したExchangeを中心に実務に促したソリューションを、ビギナーの方にはできるかぎりインタラクティブな手法で製品の理解に努めました。」(マイクロソフト株式会社 江崎真理子広報宣伝部長)というのが、ほとんどの出展企業が採用したプレゼンの手法。「ユーザーの裾野が拡がった。50万人のユーザーをもつLotus Notesがパソコンが身近になったおかげで、個人ベースでの顧客が増えてきたのが実感された」(ロータス株式会社 久我信之マーケティング本部マーケティングコミュニケーション部部長)から、「AptivaやThinkPadを中心に個人ユーザーを対象にプレゼンを展開してみた。ユーザーの層や質そのものに大きな変化が現われてきていることを実感している」(日本アイ・ビー・エム株式会社 菊地善昭PCコミュニケーション&プロモーション担当部長)まで、出展企業からはユーザー層の拡大を指摘する声が多く聞かれました。

 

● 用途分野を拡大させるエンターテインメント関連コンテンツの展示
  例年にない傾向として、エンターテインメントや教育関連のデジタルコンテンツの展示が目立ったことも今回の特徴の1つ。今回、10数タイトルをプレンゼン、数万のオーダーの来場者を集めたエレクトロニック・アーツ・ビクター株式会社は、「今回の参加でWindowsがいろんな可能性を秘めたプラットフォームであることが分かった。DirectXなど、遊べるマシンとして定着してきた意味は私たちにとって大きい。マーケットが成長していることを率直に喜びたい」(同社鮫島保彦営業部部長)とコメントしております。また同社の招きで来日した「ポピュラスやテーマパーク」の製作者のピータ・モリニュー氏は「今回の来日で日本市場のイメージが一変した。こんなに多様なユーザーが存在しているとは思わなかった。今後とも日本のユーザーが満足するような製品を提供していきたい」とコメント。こうしたエンタテインメント系の製品発表が多かったせいか、今回からは初めての試みとして、展示会場に託児所も設置、4日間で36名の児童をあずかり、父兄の余裕ある見学をサポート致しました。「1歳から3歳までのお子様がもっとも多く、ことに父親と2人でみられるケースが多かったことが今回の特徴です」とは託児所を運営したキッズワールド株式会社の開発部の前畑誠さんの声。

● 来場者を集めたタレントによるキャンペーン
 タレントによるキャンペーンでアピールするブースも方々でみられ、連日来場者が殺到致しました。「情報化社会にあって、情報処理はポイントとなるもの。いまのパソコンはビギナーにもやさしくつくられており、情報の整理整頓には大助り。また、文字ではなく、ビジュアルで表現するデジタルカメラはもっとも現代的なツールといえます。とにかく、生活を豊かにし、幅を広げるツール群に皆さんも親しんでいただきたい」とはミノルタ事務器販売株式会社でプレゼンを行ったタレントの高田万由子さんの弁。

● 同時開催のI&E Messaging Wo rldでは「電子マネー」実体験に殺到
 当エキスポの最大の話題はやはり株式会社日本総合研究所/スマート・アイランド・コンソーシアムによる「エレクトロニック・コマース・パビリオン」。ここでは、17社の出展企業の協賛を得て、ICカードをもってスマートショップでショッピング、電子マネーを体験することができました。4日間で600名の定員に対し、連日大幅に上回る数の来場者が殺到、報道関係者も50社を超えるほどの盛況ぶり。また会場ではアンケートも実施、電子マネーを使うメリットや電子マネーが使いやすいかどうかの意見も集計されました。電子マネーに関しては国内では初の本格的な調査で、近々、報道関係者に公表される予定。「とかく、技術論に終始されがちな電子マネーだが、当社では安全から安心へのパラダイム転換を基軸に、電子マネーを使うメリットを明らかにし、今後の商品や技術開発を進めていきたい」(株式会社日本総合研究所 田坂広志取締役事業企画部長兼EC事業推進部長)としております。

 

● 世代を超えて人気を博した「インターネットカフェ」
  数ある特別イベントの中で連日混雑したコーナーが「インターネットカフェ」。カフェでは、世界中のホームページをサーフィンできるタッチ&トライコーナーやインターネットの概略や接続方法を伝授するスタートアップセミナーがその目玉。しかもメディアジョッキー付き。「パソコンユーザーがエンタテイメントの分野に目を向け始めてきた点、冷静に公平でクールな反応を示すユーザーが多くなった点、それにパソコン=ワープロと言うイメージがパソコン=インターネットに一変した点が新しい潮流だ。当カフェには世代を超えて寄せられる方が多いのは驚いた」とのコメントはテクニカルプランナーの隈夏樹さん。

 

● 満杯となったビル・ゲイツ氏の基調講演
 WINDOWS WORLD Expo/Tokyo 96の最大の見所となったマイクロソフト社のビル・ゲイツ会長の基調講演[ 26日(水)10:45〜12:00]には、プレス関係者を含め約2,300名「オーバーフロールーム含む」の来場者が聴講に駆けつけ会場は立ち見がでるほど満杯に。「ビジネスコミュニケーション&ザ・インターネット」と題した講演では、インターネットをめぐるコミュニケーションに関するマイクロソフトの戦略とデモンストレーションを披露しました。

 なお、WINDOWSョ WORLD Expo/Tokyo 97は、97年6月25日から28日(土)までの4日間の会期で、幕張メッセで開催されます。

※ 本コラムは、 WINDOWSョ WORLD Expo/Tokyo 96統括事務局(IDGワールドエキスポ/ジャパン内)発行のプレスリリース資料により作成しました。


WINDOWS(R) WORLD Expo/Tokyo 96
ビル・ゲイツ会長基調講演サマリー


「ビジネスコミュニケーション&ザ・インターネット」
(1996年6月26日 10:45〜12:00)


インターネット時代の近未来情報化社会を語る!

 

    PC は現在最も重要なコミュニケーションツールとしてインターネットを中心に世界を大きく変えようとしている。何千という企業がより速く安く信頼性の高いシステムを構築しようと、あらゆる面において急速に改善を進めている。サーバーだけでなくデスクトップシステムにおいてもプロセッサは高速化され、より豊かなソフトが実現する。
  コストダウンによって 16MB、32MB の PC を普及させ、様々な PC 展開を可能とした。PC のグラフィックサブシステムも変化して いる。3D サポートが標準となりビジネスアプリケーションでも 3D(のビジュアル化)が実現された。また、Simply Interactive PC(SIPC)、PC をすぐに Ready 状態にする「OnNOW」にも挑戦している。これらの革新と統合により PC を中心としたニューメディアが生まれようとしている。5 年後 PC はどれほど小さく強力になっているだろうか。

 通信世界にある臨界出量の現象がインターネットでおころうとしている。PC の普及はこのインターネット革命の中心であったが、現在はインターネットが PC をより使いやすく変えようとしている。つまりコンピュータ革命とインターネット革命は同一現象といえる。これにより「指先で情報を」という 1 つのビジョンが実現可能となる。
 情報とシステムの相互接続においてネットワークは新しいものではない。しかし現在のネットワークは様々に変化している。特に注目すべきはイントラネット、インターネットに展開される LAN と WWW の一体化である。両方の利点を持つ共通のネットワークの実現によりビジネスコミュニケーションは変わるだろう。例えばイントラネットでは予算作成は LAN よりも容易にできる。売上分析、在庫管理、クレーム処理、ある特定の顧客情報を収集なども可能になる。イントラネットの重要な利点は、LAN を構築してきた企業であればサーバー数台と情報の追加で過去の投資を有効利用できることである。ネットワークは SNA から LAN にそして将来は 1 つのグローバルネットワークになると考えられる。コミュニケーションではページとリンクを中心としてアクティブデスクトップが 1 年以内に実現するだろう。将来はクリックするだけで文書と文書を結べるようになり、WEB ドキュメントに必要なアプリケーションは必ずそろう。PC は接続された機能によりパーソナル化され、マシン上で必要な操作のみ行う。インターネットにはより多くの情報が提供され、アプリケーションの一部が必要ならばインターネットにアクセスすればよいのである。これらがインターネットの臨界出量による状況変化である。

 インターネットの影響は大きく、マイクロソフト社製品はすべてのツールがサーバーで使用できる。ユーザーはインターネットからアクセスツールを使い新しい物をインストールできる。OS はコミュニケーシ ョンをテーマに統合されつつある。BackOffice でも共通のディレクトリ、共通管理によって連動可能となった。個々のアプリケーション環境を考えたときに密なインテグレーションは大変有利である。イントラネットやサーバーはすべて Windows が基礎となっている。現在 2500 万のWindows ユーザーは今後もふえていくだろう。Windows NT も急速に伸びており様々な分野の人が利用している。それらのキーワードが統合化である。統合に必要な要素はPage and link と OS の共通性である。サーバー、クライアントどちらで使用してもアプリケーションの再開発の必要はなく、コミュニケーションプロトコルなどの利点がある。ツールではどの言語にも共通の開発環境を提供する。重要なのは統合化、簡略化、豊富化である。しかし、我々は相互運用性も重視し SNA サーバーなどにも投資を続けている。

  マイクロソフトのブラウザ Microsoft Internet Explorer 3.0(IE3.0)には、インターネットでスクリーンを共有できるネットミーティングやページをアクティブにする機能がある。IE3.0 は 6 カ月毎にアップデートしていくことになっており、我々はすべての Windows ユーザーに IE3.0 の使用を望んでいる。

 Microsoft Exchange Server 4.0 は企業の「指先での情報アクセス」に必要なコンポーネントとしてマイクロソフトのインターネット/イントラネット戦略の中でも中核として位置付けている。インターネットで重要なセキュリティ機能、トランザクションログを採用した信頼性の高いメールシステムと拡張性の高いグループウェアを統合的に実現する。日本では、本日 6 月 26 日より正式発表するとともに出荷を開始した。すでに全世界で幅広く導入されており、日本においても 50 を超える大手企業での採用が決定している。また、200 社以上の ISV が Exchange Server 対応アプリケーションを開発を表明している。
 ブラウザとメッセージングの統合では、アクティブデスクトップによりあらゆる情報にコンピュータが自動でアクセスするようになる。イントラネットは現在大きなビジネスチャンスである。インターネットによりサポートコストも下がりどんな企業でもビジネスをも っとより効率よく進めることができる。現在我々は情報革命の中心にいる。広い視野を持ち情報が必要なあらゆる業界に目を向け、この革命を現実のものにしていきたい。

※ 本コラムは、マイクロソフト株式会社ホームページ(http://www.microsoft.co.jp/) の「WINDOWS WORLD Expo/Tokyo 96ビルゲイツ基調講演サマリー公開」資料により作成しました。
※ 同資料から、プレゼンテーションスライドのダウンロード(PPT形式)ができます。


Windowsコンソーシアム 出展報告


Windowsコンソーシアムでは、6月26日〜29日に幕張メッセ(日本コンベンションセンター)でIDGワールドエキスポ/ジャパン主催により開催されたWINDOWS(R) WORLD Expo/Tokyo 96の後援と出展を行いました。

● Windowsコンソーシアムブース
 日頃のWindowsコンソーシアムの活動を知っていただくために、会報「Windows View Vol.24」を来場の皆さまに約2,300部をお配りしました。 また、オフイシャルガイドブック(有償)特別付録のCD-ROMには、Windowsコンソーシアムホームページのデータ(電子カタログWindows ShoppingVol.6を含む)がHTML形式で収録されており、PCによりご覧いただきました。また、Windowsコンソーシアムについての説明、入会のご案内もいたしました。
 ブースは、エレクトロニック・コマース・パビリオン(展示ホール4)の一角で連絡通路に面しており 、多数の方々に立ち寄っていただきました。

● 第45回テクニカルセミナースペシャル
 マイクロソフト株式会社 成毛社長による「フリートークWindows」を6月28日、13時10分〜14時15分 WORK SHOP A-13にて開催しました。
 会場には100人以上の会員が出席し、成毛社長の「Microsoft Windowsファミリー ロードマップ‘97」をお聞きいただきました。

● 他に、 会場のインフォメーションサービスへの協力とゲームエンターティメントソフトのタッチ&トライコーナーへの協力をいたしました。


出展の会員会社

 会員会社91社が出展しておりました。各ブースのプロフィールをご覧ください。
  (Internet & Electronic Messaging World 96を同時開催)

 
(株)アイ・オー・データ機器(株)IDGコミュニケーションズ(株)アイネス
(株)アスキー(株)アスキーサムシンググッドアドビシステムズ(株)
(株)インターコム インフィニシス(有)(株)インフォマティクス
(株)ウイッティシステム (株)ウイン・システム(株)エーティ
(株)エム・ピー・テクノロジー(株)オービック
ビジネスコンサルタント
(株)大塚商会
カテナ(株)金子建設(株)亀島産業(株)
(株)管理工学研究所京セラ(株)(株)クエスト
(株)クレオ(株)コーパス(株)コンピュータ・
ニュース社
システムクォリティ(株)(株)システムソフトシャープ(株)
(株)ジャストシステム(株)翔泳社ジョルダン(株)
(株)シンプレックススター精密(株)スタンソフトウェア(株)
住友金属工業(株)スリーエス(株)セイコーエプソン(株)
(株)誠和システムズソード(株)ソニー(株)
(株)ソフトヴィジョン(株)ソフトウェア・エージー(株)ソフトウェアジャパン
ソフトバンク(株) ダイナラブ・ジャパン(株) 大日本スクリーン製造(株)
蝶理情報システム(株)(株)ディアイエス(株)東芝
日商エレクトロニクス(株) 日本アイ・ビー・エム(株)日本オラクル(株)
日本情報科学(株)(株)日本総合研究所日本ディジタル
イクイップメント(株)
日本電気(株)日本ナショナル
インスツルメンツ(株)
日本ビジネスコンピューター(株)
日本マイコン販売(株)日本ユニシス(株) (株)ノックスデータ
インターナショナル
(株)野村総合研究所(株)バックス(株)ビー・エヌ・エヌ
ビーシーエー(株)(株)日立製作所ファモティック(株)
(株)ビックサイエンス(株)フォトロン富士ゼロックス(株)
富士ソフト(株)富士通(株)(株)富士通ソーシアルサイエンス
ラボラトリ
富士通ミドルウェア(株)ブラザー工業(株) ブルースター(株)
マイクログラフィックス(株)マイクロソフト(株)(株)マクニカ
< /TH>
三菱商事(株)三菱電機(株)(株)ミルキーウェイ
(株)メガソフトメディアドライブ(株)(株)メルコ
(株)ライオス・システムライノタイプ・ヘル(株)(株)ライフボート
(株)リコーロータス(株)(株)ワコム
和田特機(株)

    Contents         Windows Consortium ホームページ