Microsoft(R) BackOffice(TM)1.5のご案内

マイクロソフト株式会社 ビジネスシステム事業部 市場開発統括部 

 Microsoft BackOffice 1.5が来る2月16日に新発売されますので、その新機能を紹介させていただきます。 Microsoft BackOffice 1.5は、Windows NT Serverを基盤とした統合サーバー スイート製品です。このリリースでは、最新バージョンの各BackOfficeコンポーネントが含まれ、また、Windows 95、Windows NT WorkstationとOffice for Windows 95との統合を強化しています。

● 最新のコンポーネントによる新しい機能
BackOffice 1.5は、アップグレードされる最新サーバー製品、Windows NT Server 3.51、SQL Server 6.0、SNA Server 2.11、Systems Management Server 1.1、Mail Server 3.5から構成されます。

● Windows 95とOffice 95との密接な統合
BackOffice 1.5には、Windows 95、Windows NT WorkstationとOffice 95をサポートするための新しい機能が含まれます。それらの機能により、企業情報へのアクセス、構成・展開、Windowsベースのデスクトップ管理を容易にします。Windows NT Serverは、Windows 95ユーザーに、デスクトップとサーバー間の統合されたリモートダイアル-イン、ロングファイル名、自動セットアップと構成などの機能を提供します。Windows NT Serverは、Windows 95のロングファイル名をサポートしますので、デスクトップからサーバーへ移動したファイルも、ユーザーフレンドリーな長い名前が維持され、目的のファイルを容易に見つけることができます。Windows 95とWindows NT Server間の統合ネットワーキングとリモートダイアル-イン機能は、情報がどこにあるかを意識させない透過的なアクセスを可能とします。 Systems Management Serverを使用することで、Windows 95とOffice 95のインストレーションを自動化できます。また、TCP/IPのアドレス管理もWindows NT ServerのDHCPを使用することで、自動的に割り当てられ、管理費用を節約可能です。

● スイート製品間の密接な統合
デスクトップとの統合に加えて、BackOfficeはWindows NT Serverの機能を100%引き出すように設計されており、BackOfficeを構成するサーバーアプリケーション間が協調して動作するように設計されています。
・Windows NT Server、SQL Server、SNA Server、Systems Management Serverへのシングル ネットワーク ログオンは、ネットワーク上のファイルとプリントへのアクセスとBackOfficeサーバーアプリケーションの情報へのアクセスを、同じユーザーアカウントの使用で可能にします。
・BackOfficeの管理ツールは、Windowsベースでデサインを共通化しており、1つのBackOfficeコンポーネントの管理をマスターすれば、他のコンポーネントの管理を容易に学習することができます。
・BackOfficeサーバーの統合セットアッププログラムが提供され、サーバー アプリケーションの導入を容易にします。
・Windows NT Serverのパフォーマンス モニタとインベント ロガーにBackOfficeアプリケーションが統合されており、シングルイメージでシステムの管理が可能です。
・SQL Serverから電子メールの送信および受信ができ、データベースとワークフローやワークグループシステムが統合できます。
・ライセンスマネージャは、BackOfficeのクライアント アクセス ラインセンスのトラッキングを行い、追加のクライアント アクセス ライセンスが必要な場合、ユーザーに警告を発します。

● 柔軟なライセンス体系
BackOffice 1.5は、他のサーバーアプリケーションと同様に、クライアント アクセス ライセンスとBackOffice サーバー ライセンスがあります。クライアント アクセス ライセンスは、1台のワークステーションが、BackOfficeサーバーを含むネットワーク上のすべてのBackOfficeサーバー製品(個々を含む)をアクセスできるライセンスです。全社規模でBackOffice製品を導入する際に、効率的にしかもライセンス管理を容易にします。BackOfficeサーバーライセンスは、規模の小さい企業、支社、およびマルチプロセッサマシンを使用したホストを主なターゲットに、1台のサーバー上ですべてのコンポーネントを動作させるためのライセンスです。
 BackOffice 1.5の標準価格(消費税別)は、1サーバー:380,000円、1クライアント アクセス ライセンス:45,000円(20ライセンス パックの場合1ライセンス当り36,000円)で、それぞれのサーバー製品を個別に購入した場合と比べて、30%以上割安となる価格設定になっています。また、Microsoft Open LicenseおよびMicrosoft Select契約(マイクロソフト大規模割引プログラム)により、例えば1,000台以上のクライアント アクセス ライセンスが2万円を切る戦略的な価格が設定されています。初年度販売目標は、5,000サーバーです。また、個別のBackOffice製品からBackOffice 1.5へのアップグレードが可能な特別パッケージが提供されます。
 なお、「About BackOffice」、「Windows NT WorkStation」、「Windows NT Server」、「SQL Server」、「NT SNA Server」、「Mail Server for Windows System」および「Management Server」についての情報が、【http://www.microsoft.co.jp】Microsoft Stationに掲載されておりますのでご活用をお願いします。


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